戦争を知らない人たちの方が多くなっている昨今。戦争を取り巻く人々の思いを語り継ぐ本だと思います。
カエルを投げつける母親の気持ちが痛すぎる
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父と暮せば (新潮文庫) 文庫 – 2001/1/30
井上 ひさし
(著)
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おそらく私の一生は、ヒロシマとナガサキを書きおえたときに終わるだろう。
この作品はそのシリーズの第一作である――井上ひさし
昭和23年、原子爆弾を投下され三年後の広島。バラックのような簡易住宅。
「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実はもはやこの世の人ではない――。
「わしの分まで生きてちょんだいよォー」
父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。
著者の言葉
……ここまでなら、小説にも詩にもなりえますが、戯曲にするには、ここで劇場の機知に登場してもらわなくてはなりません。そこで、じつによく知られた「一人二役」という手法に助けてもらうことにしました。美津江を「(しあわせになってはいけないと、自分を)いましめる娘」と「(しあわせになりたいと)願う娘」にまず分ける。そして対立させてドラマをつくる。しかし一人の女優さんが演じ分けるのはたいへんですから、亡くなった者たちの代表として、彼女の父親に「願う娘」を演じてもらおうと思いつきました。べつに云えば、「娘のしあわせを願う父」は、美津江のこころの中の幻なのです。
(「劇場の機知――あとがきに代えて」)
本書「解説」より
かつて私たちは、死者の声に耳かたむけることにあまり疑いをもたない世界に住んでいた。死者の声が聞こえたり、死者が立ちあらわれたりすることに、少しのふしぎもないような世界に暮していた。死者との共生であり、「生きている死者」との対話がすぐそこにあったのである。
「父と暮せば」には、失われてしまった「死者との共生」の感覚が奇蹟のように表現されている。たとえば世阿弥のように、である。
――今村忠純(大妻女子大学教授)
井上ひさし(1934-2010)
山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後、「ひょっこりひょうたん島」の台本を共同執筆する。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍した。2004(平成16)年に文化功労者、2009年には日本藝術院賞恩賜賞を受賞した。1984(昭和59)年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行った。
この作品はそのシリーズの第一作である――井上ひさし
昭和23年、原子爆弾を投下され三年後の広島。バラックのような簡易住宅。
「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実はもはやこの世の人ではない――。
「わしの分まで生きてちょんだいよォー」
父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。
著者の言葉
……ここまでなら、小説にも詩にもなりえますが、戯曲にするには、ここで劇場の機知に登場してもらわなくてはなりません。そこで、じつによく知られた「一人二役」という手法に助けてもらうことにしました。美津江を「(しあわせになってはいけないと、自分を)いましめる娘」と「(しあわせになりたいと)願う娘」にまず分ける。そして対立させてドラマをつくる。しかし一人の女優さんが演じ分けるのはたいへんですから、亡くなった者たちの代表として、彼女の父親に「願う娘」を演じてもらおうと思いつきました。べつに云えば、「娘のしあわせを願う父」は、美津江のこころの中の幻なのです。
(「劇場の機知――あとがきに代えて」)
本書「解説」より
かつて私たちは、死者の声に耳かたむけることにあまり疑いをもたない世界に住んでいた。死者の声が聞こえたり、死者が立ちあらわれたりすることに、少しのふしぎもないような世界に暮していた。死者との共生であり、「生きている死者」との対話がすぐそこにあったのである。
「父と暮せば」には、失われてしまった「死者との共生」の感覚が奇蹟のように表現されている。たとえば世阿弥のように、である。
――今村忠純(大妻女子大学教授)
井上ひさし(1934-2010)
山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後、「ひょっこりひょうたん島」の台本を共同執筆する。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍した。2004(平成16)年に文化功労者、2009年には日本藝術院賞恩賜賞を受賞した。1984(昭和59)年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行った。
- ISBN-104101168288
- ISBN-13978-4101168289
- 出版社新潮社
- 発売日2001/1/30
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ128ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2001/1/30)
- 発売日 : 2001/1/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 128ページ
- ISBN-10 : 4101168288
- ISBN-13 : 978-4101168289
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
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- - 10位日本の戯曲・シナリオ
- - 648位日本文学
- - 648位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ボローニャ紀行 (文春文庫) (ISBN-13:978-4167111281 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2024年3月1日に日本でレビュー済み
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内容は良いと思うが、期待していたほどぐっとくるものではなかった。
よく確認しなかったのが悪いのだが、芝居の脚本形式になっていて、少し読みにくかった。
よく確認しなかったのが悪いのだが、芝居の脚本形式になっていて、少し読みにくかった。
2021年3月1日に日本でレビュー済み
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戦争三部作の傑作。娘を思いやる父の言葉に涙します。
2020年12月9日に日本でレビュー済み
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原爆劫火の中、家の下敷きになった父を熱波で救出できなかった娘。3年後に出会った若者に胸をときめかせつつも、「自分だけ幸せになるなんて」と悩む心情を父に仮託し、演じる二人一役が面白い。
2019年2月27日に日本でレビュー済み
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被爆したゆえに 結婚に消極的な娘とそんな娘の幸せを願う父。2人の掛け合いが面白く、微笑ましい。
けれど実は父は・・・そして娘がなぜ頑なに結婚を拒むのか・・・最後は涙が自然にこぼれます。彼女こそほんとに幸せに
なってほしい。
けれど実は父は・・・そして娘がなぜ頑なに結婚を拒むのか・・・最後は涙が自然にこぼれます。彼女こそほんとに幸せに
なってほしい。
2017年11月8日に日本でレビュー済み
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舞台を見て購入しました!
活字で読んでも素晴らしかったです!!
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