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ローマ人の物語 (14) パクス・ロマーナ(上) (新潮文庫) 文庫 – 2004/10/28
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/10/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101181640
- ISBN-13978-4101181646
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サイレント・マイノリティ | イタリア遺聞 | イタリアからの手紙 | サロメの乳母の話 | ルネサンスとは何であったのか | ルネサンスの女たち | |
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「声なき少数派」の代表として、皮相で浅薄な価値観に捉われることなく、「多数派」の安直な正義を排し、その真髄と美学を綴る。 | 生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。 | ここ、イタリアの風光は飽くまで美しく、その歴史はとりわけ奥深く、人間は複雑微妙だ。──人生の豊かな味わいに誘う 24 のエセー。 | オデュッセウス、サロメ、キリスト、ネロ、カリグラ、ダンテの裏の顔は?「ローマ人の物語」の作者が想像力豊かに描く傑作短編集。 | イタリア・ルネサンスは、美術のみならず、人間に関わる全ての変革を目指した。その本質を知り尽くした著者による最高の入門書。 | イタリア・ルネサンスは、美術のみならず、人間に関わる全ての変革を目指した。その本質を知り尽くした著者による最高の入門書。 |
神の代理人 | 想いの軌跡 | 塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック | 海の都の物語 1~6 | 小説 イタリア・ルネサンス 1~4 | |
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信仰と権力の頂点から見えたものは何だったのか──。個性的な四人のローマ法王をとりあげた、塩野ルネサンス文学初期の傑作。 | 地中海の陽光に導かれ、ヨーロッパに渡ってから半世紀──。愛すべき祖国に宛てた手紙ともいうべき珠玉のエッセイ、その集大成。 | ローマ帝国の栄光と衰亡を描いた大ヒット歴史巨編のビジュアル・ダイジェストが登場。『ローマ人の物語』をここから始めよう! | 外交と貿易、軍事力を武器に、自由と独立を守り続けた「地中海の女王」ヴェネツィア共和国。その一千年の興亡史を描いた歴史大作。〈サントリー学芸賞〉 | ヴェネツィアの外交官マルコとローマから来た高級遊女オリンピアの恋の行方は──。塩野七生、唯一の歴史小説。豪華口絵を附す。 |
わが友マキアヴェッリ 1~3 | ローマ亡き後の地中海世界 1~4 | 十字軍物語 1~4 | 皇帝フリードリッヒ二世の生涯〔上・下〕 | |
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権力を間近で見つめ、自由な精神で政治と統治の本質を考え続けた政治思想家の実像に迫る。塩野ルネサンス文学の最高峰、全三巻。 | ローマ帝国滅亡後の地中海は、北アフリカの海賊に支配される「パクス」なき世界だった!大作『ロ ーマ人の物語』の衝撃的続編。 | 中世ヨーロッパ史最大の事件「十字軍」。それは侵略だったのか、進出だったのか。信仰の「大義」を正面から問う傑作歴史長編。 | 法王の権威を恐れず、聖地を手中にし、学芸を愛した──時代を二百年先取りした「はやすぎた男」の生涯を描いた傑作歴史巨編。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/10/28)
- 発売日 : 2004/10/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4101181640
- ISBN-13 : 978-4101181646
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1937年7月7日、東京生れ。
学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。
1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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誰も知らぬひ弱な青年であった彼が、いよいよアウグストゥスとして共和制から帝政への階段を登り始める。
この巻では『帝政』という頂上を『寛容』で目指したユリウス・カエサルとは異なる方法で
彼が登る様を史料を元に検証しています。
【山積する諸問題】
・尊称の選び方や議会への提案方法
・属州統治や徴税の再整備
・肥大化したローマ軍の縮小
・過去に幾度も頓挫している東方やパルティア。
これらにまだ一議員であるアウグストゥスはどのような手腕で解決に至ったかに迫る本作、是非お読み頂きたい。
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・『過激』に押さえつけた保守的なスッラ
・『寛容』で革新的に進めたカエサル
・『???』のアウグストゥス
まるで戦国時代のホトトギスで例えられる三人のように、
時代は違えど、この元老議会第一人者である三者が、全く違った方向から解決を図る点が非常に興味深い。
戦役が少なく迫力に欠ける彼の時代。
しかし、この???の中に何が入るのかを考える程に
『帝政』という言葉が、今まで想像していたモノとは全く異なった印象を我々に与えるでしょう。
歴史創造における「個人」の役割の大きさと共に、個人であるが故に避けられない脆さも私は強く感じる。多くの有能な人々が不運にも掃いて捨てるようにこの世を去るかと思えば、時の幸運に恵まれたために歴史の中心をひた走る人々もいる。歴史創造が、一見幸運や偶然で台頭した「個人」の力に負いながら、この個人によってなされるのも不思議だ。この「個人」は、単に幸運や偶然でなれる個人ではなく、事後的に歴史で判明するのではあるが、歴史創造の魂を避け難く宿した個人である。
著者はこの巻の冒頭、「読者に」で興味深いことを述べているので、ここに引用しよう。
「ユリウス・カエサルの言葉の中で、私が最も好きなのは次の一句である。「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」(中略)アウグストゥス(養子オクタヴィアヌス)は、見たいと欲する現実しか見ない人々に、それをそのままで見せるやり方を選んだのである。ただし、彼だけは、見たくない現実までも直視することを心しながら、目標の達成を期す。これが、アウグストゥスが生涯を通じて闘った、「戦争」ではなかったかと思う。天才の後を継いだ天才でない人物が、どうやって、天才が到達できなかった目標に達せたのか。それを、これから物語ってみたい。」
ローマ市民や元老院議員らからの人気を失うことなく、「偽善」を駆使しながら誰もが望んでいなかったで
あろう帝国統治を、既成事実を積み上げて成立させてし
まった彼の政治手腕は天才とすらいえる。
独創性では遠く及ばないかもしれないが、政治家としての資質ならカエサルをも超越していたのではないか
とすら思える。
彼の「改革」のやり方は非常に慎重で漸進的であった。
本来の改革とはこのようなものであるべきだろう。
アウグストゥスはローマ帝国を「維持」するために「改革」したのである。
もちろん、民族の伝統や歴史は全く無視していない。
活用すらしている。
そして、彼は安全保障の総合戦略を確立することで「パクスロマーナ」の基盤をつくりあげる。
アウグストゥスがいなければ、カエサルの考えは継承されなかったであろう。
天才的だったカエサルと全く違うスタイルのアウグストゥスは自分が凡才である事を良く自覚していたのだろう。おまけに健康面にも不安があり、苦手な戦闘は盟友アグリッパに一任。帝国の領土の防衛が基本で、班図拡大など考えない慎重派。自分の出来ない事を認めて他人に任せる事が出来るのは彼の長所で、人の上に立つ人間に必要な資質だが、初めから躊躇いなくそれが実践出来たのは凡に見えて非凡だったのだと思う。
アントニウスを退けて実質的な絶対権力者となりながら、あえて共和制を復活させる「偽装」を実施したのが、彼の慎重さを物語る深謀遠慮。こうして反対勢力を巧みに懐柔しながら、実は帝政へと繋がる施策をそれと気付かれぬよう少しずつ小出しにして、地盤を固めていったのだ。凡才を自覚していたアウグストゥスだったからこそこんな地道な努力が出来たのであり、ローマ帝国初代皇帝の座に昇り詰める事が出来たのだろう。日本で言えば徳川家康のような人物だろうか。
筆者のカエサルへの思い入れが強く、気を取り直して、描いた感がしないでもない。
身体が弱く、戦いが弱く、だが、責任感は非常に強い、そんなイメージで描いている。
しかもカエサル編は戦争の描写が多い。何回も同じような情報がでてくる(1個軍団が何人だったとかどうのこうの・・)。
アウグストゥス編では戦争の描写はほとんどない。
アウグストゥスが表向きは共和制を維持しながらいかに帝政へともっていったかが描かれている。
カエサルよりもアウグストゥスのほうが天才っぽい気がする。
ローマに平和を齎す迄を描いた上巻。
紀元前29年〜紀元前19年までの出来事。
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初代ローマ帝国皇帝、アウグストゥスの物語。
はじめに作者が述べている通り。
『スッラのように痛快でもなく、
カエサルのように愉快でもない。』
そんな彼が、どのようにして目標
(パクス・ロマーナ = ローマによる平和)を
成し遂げたかを描いたお話。
--
これまで、6巻もの間、ルキウス・カエサルという
破格の英雄譚を読んでいた後なので。
流石に正直なところ、地味、という印象が
拭えないアウグストゥス。
戦役は腹心のアグリッパに任せ。
自らは政治に精を出すアウグストゥス。
戦後を治めるためには治世に励む時期が
やってくるというのは理解ができるのだけれど。
どうしたってカエサルと比較してしまう。
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そんなアウグストゥスだけれど。
元老院議員に。
『何のことなのか、さっぱりわからん!』
と罵られても。
黙って辛抱。
連れ子のティベリウス(二代皇帝)に。
『私のことを悪く言う人がいても
憤慨してはいけない。
満足しようではないか、
彼らがわれわれに剣を
向けないというだけで。』と云う。
イジマシイ。
パクス・ロマーナへの道は険しい。