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ローマ人の物語 (19) 悪名高き皇帝たち(3) (新潮文庫) 文庫 – 2005/8/28
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- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/8/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101181691
- ISBN-13978-4101181691
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【新潮文庫】『ローマ人の物語』全43巻 | アウグストゥスの後に続いた四皇帝は、同時代の人々から「悪帝」と断罪される。その一人はネロ。後に暴君の代名詞となったが……。 |
愛の年代記 | チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 | コンスタンティノープルの陥落 | ロードス島攻防記 | レパントの海戦 | マキアヴェッリ語録 | |
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【新潮文庫】 塩野七生 作品 | 欲望、権謀のうず巻くイタリアの中世末期からルネサンスにかけて、激しく美しく恋に身をこがした女たちの華麗なる愛の物語 9 編。 | ルネサンス期、初めてイタリア統一の野望をいだいた一人の若者──〈毒を盛る男〉としてその名を歴史に残した男の栄光と悲劇。〈毎日出版文化賞受賞〉 | 一千年余りもの間独自の文化を誇った古都も、トルコ軍の攻撃の前についに最期の時を迎えた──。甘美でスリリングな歴史絵巻。 | 一五二二年、トルコ帝国は遂に「喉元のトゲ」ロードス島の攻略を開始した。島を守る騎士団との壮烈な攻防戦を描く歴史絵巻第二弾。 | 一五七一年、無敵トルコは西欧連合艦隊の前に、ついに破れた。文明の交代期に生きた男たちを壮大に描いた三部作、ここに完結! | 浅薄な倫理や道徳を排し、現実の社会のみを直視した中世イタリアの思想家・マキアヴェッリ。その真髄を一冊にまとめた箴言集。 |
サイレント・マイノリティ | イタリア遺聞 | イタリアからの手紙 | サロメの乳母の話 | ルネサンスとは何であったのか | ルネサンスの女たち | |
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「声なき少数派」の代表として、皮相で浅薄な価値観に捉われることなく、「多数派」の安直な正義を排し、その真髄と美学を綴る。 | 生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。 | ここ、イタリアの風光は飽くまで美しく、その歴史はとりわけ奥深く、人間は複雑微妙だ。──人生の豊かな味わいに誘う 24 のエセー。 | オデュッセウス、サロメ、キリスト、ネロ、カリグラ、ダンテの裏の顔は?「ローマ人の物語」の作者が想像力豊かに描く傑作短編集。 | イタリア・ルネサンスは、美術のみならず、人間に関わる全ての変革を目指した。その本質を知り尽くした著者による最高の入門書。 | イタリア・ルネサンスは、美術のみならず、人間に関わる全ての変革を目指した。その本質を知り尽くした著者による最高の入門書。 |
神の代理人 | 想いの軌跡 | 塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック | 海の都の物語 1~6 | 小説 イタリア・ルネサンス 1~4 | |
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信仰と権力の頂点から見えたものは何だったのか──。個性的な四人のローマ法王をとりあげた、塩野ルネサンス文学初期の傑作。 | 地中海の陽光に導かれ、ヨーロッパに渡ってから半世紀──。愛すべき祖国に宛てた手紙ともいうべき珠玉のエッセイ、その集大成。 | ローマ帝国の栄光と衰亡を描いた大ヒット歴史巨編のビジュアル・ダイジェストが登場。『ローマ人の物語』をここから始めよう! | 外交と貿易、軍事力を武器に、自由と独立を守り続けた「地中海の女王」ヴェネツィア共和国。その一千年の興亡史を描いた歴史大作。〈サントリー学芸賞〉 | ヴェネツィアの外交官マルコとローマから来た高級遊女オリンピアの恋の行方は──。塩野七生、唯一の歴史小説。豪華口絵を附す。 |
わが友マキアヴェッリ 1~3 | ローマ亡き後の地中海世界 1~4 | 十字軍物語 1~4 | 皇帝フリードリッヒ二世の生涯〔上・下〕 | |
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/8/28)
- 発売日 : 2005/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4101181691
- ISBN-13 : 978-4101181691
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 76,328位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27位古代ローマ史
- - 155位ヨーロッパ史一般の本
- - 1,785位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
1937年7月7日、東京生れ。
学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。
1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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前半生は歴史の研究と著述に専念したため、皇帝登位後はその経験と知識によって傾いた帝国財政を再建した。
良い妻に恵まれなかったことと身体的な欠陥から威厳を持ち合わせなかったことで後世から辛口の評価となっているというが、
業績を考えるともっと再評価されるべき人物と思う。
結局彼は皇帝たる器ではなかったと言う事だろう。確かに自分なりに一生懸命でローマ帝国の運営に関する地道な作業においては十分実績を残した彼に弁護の余地はある。しかし妻に好き放題させてしまう弱みは致命的で、人間的にはとても共感してしまったのだが‥‥‥「ああ、面倒くさい! どうでもいいから好きにしろ!」なんて、世の多くの男性が妻に吐いてる言葉だと思うが、さすがに皇帝だとそれではすまされないと言う事か。
皇帝になんかなるもんじゃない、と痛感した。
さて、クラウディウス帝の場合は、どうであったろうか。
「皇帝クラウディウスは、妻のアグリッピーナの野望の犠牲になって、63歳で死んだ。しかし、彼の死には、事業半ばで倒れたという印象はない。歴史家タキトゥスは晩年のクラウディウスに老化現象が見られたと書いているが、誰にでも見られる老化現象というよりも、13年間の皇帝の職務遂行で燃えつきたがゆえの疲労ではないかと思う。ティベリウスの統治はこの二倍近く23年間に及んだが、カブリ隠遁という自分に好都合な環境を整えたから可能になったことだ。カブリでの生活は、十年におよんでいる。アウグストゥスの皇帝人生は40年余もつづいたではないかといっても、あの人は常人ではない。つまり、単純なる誠心誠意の人ではなかった。反対にクラウディウスは、元老院にも律義に出席しては討議を存分にしてくれるよう頼み、法廷にも、皇帝には他に重要任務があるではないかという人々の悪評もよそに、陪審員たちから嫌われるくらいによく顔を出しては、法律の公正な施行に心をくだいたのである。このような生活を10年以上もつづければ、最後には燃えつきたとしても当然だ。殺されたのは気の毒だが、彼の死は、ときを得た死ではなかったか。死んで神々の裁きの場に引き出されたとしても、ローマの神ならば同情してくれたろうし、アウグストゥスならばこのクラウディウスを、断罪はしなかったであろうと確信する。」(191〜192頁)
決して自分一人ですべてをやろうとしなかった彼は、個人的な使用人たちを秘書官グループとして活用する。当然、元老院としては面白くない。その上、やりたい放題な皇妃が加わる。ついには自分の奥さんに殺されるハメになる。
帝位の正当性を血に求めるならば、皇帝の重要な仕事の一つは子作りという事になる。中国では後宮を作り、そのいわば皇帝の家庭内の使用人が宦官で、官僚グループたる豪族や外戚との権力争いに終始した事を思い出す。ここまでローマにはそれがほとんど見られなかったのが興味深い。もっとも皇帝が子作りに精を出せばメッサリーナのような女性が多く出る訳で……この先はちょっと控えておこうか。
それにしても、「人間とは心底では欺されたいと望んでいる」という行には、多くの「ヤラレタ」と思わされたい男たちは手を打って喜んだのではないか。これぞ真骨頂とご多分に漏れず喜んだのだが、うれしいのだから仕方がない。素直に大喜びしておくとしよう。
クラウディウスは身体が悪く、軍団でのキャリアもなければかといって政治のキャリアもほとんどなく、
歴史の研究と著述に人生を費やしていた。アウグストゥスの妻の連れ子で二代皇帝ティベリウスの弟、ドゥルーススの息子で、
兄は死後も伝説的人気のゲルマニクス、家柄は名門クラウディウス一門しかも家長というわけで、クラウディウスの社会的地位は高いが、
公的キャリアがなかった。それでも、今までに学んだローマ史を参考にしてか、なかなか律儀な政治を行っていく。
カリグラがたった4年でかき乱してしまった大帝国の秩序のほころびをつくろいながら、クラウディウスは頑張る。
問題は彼の失政ではなく、やりたい放題の妻を暴走させるなど、重きを置かれなかった点にあるらしい。
机上で得た知識とはいっても存分に実務に生かし、突然の帝位を必死にこなしていながらどうも低く見られてしまう、
なんとも哀れなクラウディウスの姿が印象深い。応援したくなる皇帝である。そして後を継ぐことになるのは、誰もが知る「暴君ネロ」なのであった。次巻に続く。
こういうのが読みたかった。一人についてあまりに長いと飽きるから。
この巻の主人公は4代皇帝クラウディウス。見た目もパットしない50歳のおじさんがカリグラ暗殺でいきなり皇帝に担ぎ出されてしまった。
歴史の勉強をよくしていたクラウディウスはなかなかうまく治世を行っていくのだが・・・