理系を志望する高校生ならたぶん内容は理解できるだろう。
非常に簡単に、しかも本質を理解できるないようだと思う。
著者は、「物理」ではなくそこに流れるもっと奥深いものが
伝えたかったのではないかと感じた。
理系ではない人、これから理系を志望する人には、
この本からロマンを感じることができるだろう。
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こわくない物理学: 物質・宇宙・生命 (新潮文庫 し 54-1) 文庫 – 2005/6/1
志村 史夫
(著)
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104101189412
- ISBN-13978-4101189413
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 4101189412
- ISBN-13 : 978-4101189413
- Amazon 売れ筋ランキング: - 921,374位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2006年1月28日に日本でレビュー済み
物理学の本というと難解な印象を受けるが、この本はそうではない。
物理学が扱ってきたものを、その思想的、時代的な背景を説明しつつ、
わかりやすく解説してくれる。文系人間でも理解可能な内容である。
この本の結論は、最先端の分野の研究者としての、非常に正直な見解なのだろう。この結論に至るまでの、著者の辛苦、葛藤を想像することはできないが、
物理学、物理現象をありのままに捉えようとする著者の心意気には敬意を表したくなる。
いい読後感の味わえる本だと思う。
物理学が扱ってきたものを、その思想的、時代的な背景を説明しつつ、
わかりやすく解説してくれる。文系人間でも理解可能な内容である。
この本の結論は、最先端の分野の研究者としての、非常に正直な見解なのだろう。この結論に至るまでの、著者の辛苦、葛藤を想像することはできないが、
物理学、物理現象をありのままに捉えようとする著者の心意気には敬意を表したくなる。
いい読後感の味わえる本だと思う。
2005年7月10日に日本でレビュー済み
個人的には物質について、宇宙について、生命(というか生物の構造と機能をともなった生命について)コンパクトによくまとめられて書かれていると思います。英語題は「「哲学」としての物理学」と読めばいいのでしょうか?
帯の「文系でも最先端がわかる!」は「「認知されている物理学」については最先端がわかる!」、というのがほんとの感じ。研究現場の「最先端」はまさにフロンティアにいる人にしか分からず、それもまた日々更新されているのですから。
この本のいいところは、たくさんの哲学者を紹介して、「諸学問は哲学のしもべ」という一貫したテーマで語られている事です。だから、文系でもやっぱり眠い人はいるでしょうし、むしろ理系の人に「科学哲学」を認識するためにお薦めしたいです。
ギリシャ哲学や仏教は、すごい。「この世に在るもの」について直感的に悟っている。やはり「哲学は諸学問の女王」だなあ、と哲学好きの私は読んでいて少しうっとりしました。
それから、引いている文献が多数ということ、文中で、「私でも難解である」と述べている事、がこの本のいいところとして挙げられます。
文章は、「中高生でも理解できる」かもしれないし、「それでも大人でも無理」かもしれない。興味の問題です。う~ん、難しい。この点で星4つ。
なお、量子力学について、「不確定定数」と呼ぶものUはやっぱり「Δ(デルタ)」を使って数学的に書かれていたので、「これがわからん」「ほら~、数式~」という方がおられると思います。ここで意味が分からなくとも全体としての話は読んでいけば分かるので頑張ってください。
ちなみにわたしは、この本で直感的な「Δ(デルタ)」の使い方がやっと分かりました。
帯の「文系でも最先端がわかる!」は「「認知されている物理学」については最先端がわかる!」、というのがほんとの感じ。研究現場の「最先端」はまさにフロンティアにいる人にしか分からず、それもまた日々更新されているのですから。
この本のいいところは、たくさんの哲学者を紹介して、「諸学問は哲学のしもべ」という一貫したテーマで語られている事です。だから、文系でもやっぱり眠い人はいるでしょうし、むしろ理系の人に「科学哲学」を認識するためにお薦めしたいです。
ギリシャ哲学や仏教は、すごい。「この世に在るもの」について直感的に悟っている。やはり「哲学は諸学問の女王」だなあ、と哲学好きの私は読んでいて少しうっとりしました。
それから、引いている文献が多数ということ、文中で、「私でも難解である」と述べている事、がこの本のいいところとして挙げられます。
文章は、「中高生でも理解できる」かもしれないし、「それでも大人でも無理」かもしれない。興味の問題です。う~ん、難しい。この点で星4つ。
なお、量子力学について、「不確定定数」と呼ぶものUはやっぱり「Δ(デルタ)」を使って数学的に書かれていたので、「これがわからん」「ほら~、数式~」という方がおられると思います。ここで意味が分からなくとも全体としての話は読んでいけば分かるので頑張ってください。
ちなみにわたしは、この本で直感的な「Δ(デルタ)」の使い方がやっと分かりました。