深川の猫があつまるにゃんにゃん横丁。
大家の徳兵衛はじめ長屋の住人らが巻き起こす事件やら人情を織り交ぜた作品。
主人個の徳兵衛のわき役であるおふよの存在が光る作品だった。
一般文学通算2749作品目の感想。通算3528冊目の作品。2023/06/29 20:15
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深川にゃんにゃん横丁 (新潮文庫) 文庫 – 2011/2/26
宇江佐 真理
(著)
お江戸深川にゃんにゃん横丁。長屋が並ぶこの場所は、その名のとおり近所の猫の通り道。白に黒いの、よもぎにまだら。愛らしい猫たちがあくびをしているその横で、雇われ大家の徳兵衛は、今日もかわらず大忙し。悲しい別れや戸惑いの出会い。報われない想いや子を見守る親の眼差し──。どんなことが起ころうと、猫がニャンと鳴けば大丈夫。下町長屋の人情溢れる連作時代小説集。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/2/26
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101199256
- ISBN-13978-4101199252
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出版社より
春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る― | 無事、これ名馬 | 深川にゃんにゃん横丁 | 古手屋喜十 為事覚え | 雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え― | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
26
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5つ星のうち4.6
28
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5つ星のうち3.9
21
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5つ星のうち4.1
109
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5つ星のうち4.2
159
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価格 | ¥649¥649 | ¥1¥1 | ¥24¥24 | ¥649¥649 | ¥605¥605 |
【新潮文庫】宇江佐真理 作品 | 25歳、無役。目標・学問吟味突破、御番入り──。いまいち野心に欠けるが、いい奴な五郎太の恋と学問の行方。情味溢れ、爽やかな連作集。 | 「頭、拙者を男にして下さい」臆病が悩みの武家の息子が、火消しの頭に弟子入り志願するが……。少年の成長を描く傑作時代小説。 | 長屋が並ぶ、お江戸深川にゃんにゃん横丁で繰り広げられる出会いと別れ。下町の人情と愛らしい猫が魅力の心温まる時代小説。 | 浅草のはずれで古着屋を営む喜十。嫌々ながら北町奉行所同心の手助けをする破目に──人情捕物帳の新シリーズ、ついにスタート! | 店先に捨てられていた赤子を拾って養子にした古着屋の喜十。ある日突然、赤子のきょうだいが現れて……。ホロリ涙の人情捕物帳。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2011/2/26)
- 発売日 : 2011/2/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4101199256
- ISBN-13 : 978-4101199252
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,950位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
3 星
気のせいかしゃべる猫
深川の猫があつまるにゃんにゃん横丁。大家の徳兵衛はじめ長屋の住人らが巻き起こす事件やら人情を織り交ぜた作品。主人個の徳兵衛のわき役であるおふよの存在が光る作品だった。一般文学通算2749作品目の感想。通算3528冊目の作品。2023/06/29 20:15
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代劇小説をよく読みますが、宇江佐真理さんのは雷桜に続き二冊目でした。この本はタイトルにひかれて購入。古本だけど一読するなら状態は十分でした。
我が家も老猫がいるので…おつがさんと猫のまだらとのラストシーンには涙ぐんでしまいました。全編に出てくる猫がある意味大活躍するのは最終話かな…?とも思いました。江戸の裏店の風景がまるでドラマを見ているように浮かんできて、一話一話それぞれがしみじみとしたよい話だと思いました。
我が家も老猫がいるので…おつがさんと猫のまだらとのラストシーンには涙ぐんでしまいました。全編に出てくる猫がある意味大活躍するのは最終話かな…?とも思いました。江戸の裏店の風景がまるでドラマを見ているように浮かんできて、一話一話それぞれがしみじみとしたよい話だと思いました。
2012年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、タイトル。猫好き、時代小説好きの私には、たまらないタイトルです。内容も時代小説と思えない、現代に通じる語り口で、登場人物の会話も現代的で理解しやすかったです。毎回ホロリとさせられるところがあり、時代劇のホームドラマみたいな感じでとっても、面白かったです。うちにも猫が二匹いるのですが、うちの仔も「ご飯〜。」と言うので、白猫のるりちゃんの「ちゃん!」はあるのじゃないかな?と・・・(笑)宇江佐真理さんの作品は、今回初めて読んだのですが、「おぅねぇすてぃ」とか髪結い伊佐次の「黒くぬれ」とか洋楽的なタイトルを好む人だな、と気にはなっていました。他の作品も読んでみようかな、と思いました。
2016年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近はあまり見ない日本の猫が浮かびました。
江戸の人間模様と猫を合わせて、少し目先を変えて面白くしている
江戸の人間模様と猫を合わせて、少し目先を変えて面白くしている
2014年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいし、内容もドラマチックなものはないのですがほのぼのしんみりちょっと辛口、まあまあ退屈しのぎにはよいかと思います。読んだ後さわやかとはいいがたいですが後味が悪いとまではいきません。
2015年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇江佐真理さんの『雷桜』が驚くほど面白かったので、凄いハードルをあげて読みましたが、こちらはごくごく平凡な江戸時代の下町人情話でした。長屋の大家が主人公でそこの長屋に住む人々の色んな事情が描かれています。
肩の力を抜いてリラックスして読むには丁度いいかもしれませんが、あとに残るような感動は特にはありませんでした。
この本と同時に、同著者の『夜鳴きめし屋』も購入済みなので、少し時間を置いて読もうと思っています。
肩の力を抜いてリラックスして読むには丁度いいかもしれませんが、あとに残るような感動は特にはありませんでした。
この本と同時に、同著者の『夜鳴きめし屋』も購入済みなので、少し時間を置いて読もうと思っています。
2008年12月17日に日本でレビュー済み
必ず一匹や二匹の猫を見かける小路、「にゃんにゃん横丁」が舞台。
ここで暮らす人たちの人間模様は今を生きる私達にはちょっとうざいかもしれないけど、
これこそが「ご近所」のあるべき姿なのではないでしょうか。
誰でも一人では生きていくことはできない。
誰かに支えられて、そして支えながら生きていることをしみじみ感じます。
あくまで猫は主役じゃなく、ここに暮らす人たちのそばに寄り添っているだけ。
でも、その微妙な距離感がいいんだよなぁ
猫ちゃん達、立派に作品の重要なスパイスになってますよ(^_^)
人の温かさと猫ちゃん達ののんびりとマイペースな姿に読んでてほのぼのしました。
自分じゃない誰か(何か)の存在の大きさを改めて実感する作品です。
ここで暮らす人たちの人間模様は今を生きる私達にはちょっとうざいかもしれないけど、
これこそが「ご近所」のあるべき姿なのではないでしょうか。
誰でも一人では生きていくことはできない。
誰かに支えられて、そして支えながら生きていることをしみじみ感じます。
あくまで猫は主役じゃなく、ここに暮らす人たちのそばに寄り添っているだけ。
でも、その微妙な距離感がいいんだよなぁ
猫ちゃん達、立派に作品の重要なスパイスになってますよ(^_^)
人の温かさと猫ちゃん達ののんびりとマイペースな姿に読んでてほのぼのしました。
自分じゃない誰か(何か)の存在の大きさを改めて実感する作品です。
2012年6月29日に日本でレビュー済み
自分もにゃんにゃん横丁の住人になったようにワールドに飲み込まれてしまった。
とても面白いです。何度も読み返すものではないですが、時々取り出して読み返したくなる本。
とても面白いです。何度も読み返すものではないですが、時々取り出して読み返したくなる本。