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乱鴉の島 (新潮文庫) 文庫 – 2010/1/28
購入オプションとあわせ買い
三重県沖に浮かぶ小さな島━━
火村とアリスを「魔」が襲う。
「なんて巧緻に造られた本格ミステリなのだろう」(ミステリ評論家・村上貴史)
シリーズ初の“孤島もの"!
【目次より】
前口上
第一章 鴉舞う島
第二章 ミダス降臨
第三章 死の翼
第四章 孤絶と失踪
第五章 海辺の儀式
第六章 扉の奥
第七章 ケシテモウナイ
終 章 遠い島影
犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる傑作長編。解説・村上貴史
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2010/1/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101204365
- ISBN-13978-4101204369
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2010/1/28)
- 発売日 : 2010/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4101204365
- ISBN-13 : 978-4101204369
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 101,223位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 闇の喇叭 (ISBN-13: 978-4652086353 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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どちらかといえば『なぜ彼らはこの島に集まったのか』という謎がメインで、
いくつかの推測がなされじわじわと真相に近づいていくのは面白いのだが、
最終的に明らかになる真相がそれまでの想像と大して差がないのがややガッカリ
また『なぜ犯人は被害者の発見をわずかに遅らせようとしたのか』という謎の答えが
現代的かつ孤島物というネタを利用したものだったのが、新世代的ミステリな感じがした
名作とまではいかないが、まあそれなりに楽しめる作品
孤島もの クローズドサークル 2人のこども カリスマ経営者の登場 クローン 火村と有栖の掛け合い
事件や動機は正直結構しょぼいのだが、この作品の重要な要素はそれではなく、島に集まった人たちが抱える秘密であるから全然構わない。というより、この作品はもはや海老原のラブストーリーといってもいいのではなかろうか。アリスたちはおまけ。
登場人物も個性的でおもしろいし、作品中にちらばったアイロニーも作品の雰囲気を良くしている。
絶海の孤島、ザ・クローズドサークル!を期待するとがっかりするかもしれない。けれど、だからこその密会があったり、クローズドサークルを保とうとする人がいたりといったことが設定とうまく噛み合っていると思う。
このシリーズを知らない、ミステリはあまり読まない、そういう人でも楽しめるのではないかなと思った。
テロリストが登場したり、パズルが単なるパズルで終わってしまっていたり
うまくいえないけれど、盛り込んでいるわりには物足りないと感じることがあった。
今回の作品ではクローン技術に手を出すと知って
読む前に及び腰になってしまったのだけれど、杞憂だった。
まちに待った、読みたかったミステリーだった。
孤島というガジェットにひかれて、本を手に取った人は拍子抜けかもしれない。
奇怪な登場人物も、謎の子守歌も、酸鼻を極める連続殺人も無いのだから。
でも、これが有栖川アリスなのだ。端正な論理に身をゆだねればいい。
こけおどしなんて必要ないのだ。
ねちっこい人物描写も邪魔だ。
謎ときの果てに人物像と人生が浮かび上がってこその探偵小説なのだから。
今回も読後の余韻が素晴らしい。
島に残った火村と海老原はどんな会話を交えたのだろう。
有栖川有栖はロジックで詩をつぐむのだ。こうでなければいけないのだ。
少ししかない情報を一つ一つ積み上げて犯人を見つける展開には脱帽します。