山本一力の取り上げる題材がことのほか素晴らしい。料理、菓子、捕り物などの長編作品にはない素晴らしいものがある。庶民生活もさることながら一つの業種である飛脚。多くの作品中でも言葉としては登場するものの詳しくは全くわからない。そんな題材を見事に描き、さらには公儀との対決まで組み合わせた作品に感服。
一般文学通算2803作品目の感想。通算3689冊目の作品。2024/02/07 13:15
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かんじき飛脚 (新潮文庫) 文庫 – 2008/9/30
山本 一力
(著)
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江戸老中松平定信から、内室同伴という前例のない宴に招かれた加賀藩主前田治脩。それは治脩の内室が病床にあることを知った定信が、藩を意のままにしようと企てた陰謀だった。窮地に陥ったお国の命運を救うため、選ばれたのは16人の飛脚。彼らの任務は、病の特効薬「密丸」を運ぶこと。行く手には、大雪、荒海、刺客が立ち塞がる――戦う男たちの心意気に圧倒される、骨太の傑作時代長編!
- 本の長さ571ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/9/30
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101213437
- ISBN-13978-4101213439
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いっぽん桜 | かんじき飛脚 | 研ぎ師大吉 | 八つ花ごよみ | べんけい飛脚 | |
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価格 | ¥605¥605 | ¥869¥869 | ¥649¥649 | ¥8¥8 | ¥110¥110 |
【新潮文庫】山本一力 作品 | 四十二年間のご奉公だった。突然の、早すぎる「定年」。番頭の職を去る男が、一本の桜に込めた思いは……。人情時代小説の決定版。 | この脚だけがお国を救う!加賀藩の命運を託された 16 人の飛脚。男たちの心意気と生き様に圧倒される、ノンストップ時代長編! | 研ぎを生業とする太吉に、錆びた庖丁を携えた一人の娘が訪れる。殺された父親の形見だというが……切れ味抜群の深川人情推理帖! | 季節の終わりを迎えた夫婦が愛でる桜。苦楽をともにした旧友と眺める景色。八つの花に円熟した絆を重ねた、心に響く傑作短編集。 | 関所に迫る参勤交代の隊列に文書を届けなければ、加賀前田家は廃絶される。飛脚たちの命懸けのリレーが感動を呼ぶ傑作時代長編。 |
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カズサビーチ | 【単行本】ひむろ飛脚 | |
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価格 | ¥152¥152 | ¥2,200¥2,200 |
幕末期、太平洋上で 22 名の日本人を救助した米国捕鯨船。鎖国の日本に近づくと被弾の恐れも。海の男たちの交流を描く感動の長編。 | 暖冬で氷が作れず、今夏の将軍への献上は絶望的……加賀藩最大の難局を知恵と情熱で救う男たちがいた。痛快時代小説誕生! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2008/9/30)
- 発売日 : 2008/9/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 571ページ
- ISBN-10 : 4101213437
- ISBN-13 : 978-4101213439
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 412,493位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年高知県生まれ。小説家。会社員を経て、97年に「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 江戸は心意気 (ISBN-13: 978-4022645456)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー

5 星
題材の素晴らしさに感銘
山本一力の取り上げる題材がことのほか素晴らしい。料理、菓子、捕り物などの長編作品にはない素晴らしいものがある。庶民生活もさることながら一つの業種である飛脚。多くの作品中でも言葉としては登場するものの詳しくは全くわからない。そんな題材を見事に描き、さらには公儀との対決まで組み合わせた作品に感服。一般文学通算2803作品目の感想。通算3689冊目の作品。2024/02/07 13:15
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月7日に日本でレビュー済み

山本一力の取り上げる題材がことのほか素晴らしい。料理、菓子、捕り物などの長編作品にはない素晴らしいものがある。庶民生活もさることながら一つの業種である飛脚。多くの作品中でも言葉としては登場するものの詳しくは全くわからない。そんな題材を見事に描き、さらには公儀との対決まで組み合わせた作品に感服。
一般文学通算2803作品目の感想。通算3689冊目の作品。2024/02/07 13:15
一般文学通算2803作品目の感想。通算3689冊目の作品。2024/02/07 13:15
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2013年11月11日に日本でレビュー済み
緻密なストーリーではないけど、翻訳物で大好きなジャック・ヒギンズの諸作品に通じるようなスリルと
飛脚ながらに 騎士道精神に一脈通じているいるような主人公たちの活躍で 面白かった。 そのまま舞台を ジャックヒギンズやイネス、バグリーなどのの描く小説世界でも アメリカの西部劇にでも転換できそうな話の展開でした。決して大作ではありません。 肩の凝らないエンターテイメントです。
飛脚ながらに 騎士道精神に一脈通じているいるような主人公たちの活躍で 面白かった。 そのまま舞台を ジャックヒギンズやイネス、バグリーなどのの描く小説世界でも アメリカの西部劇にでも転換できそうな話の展開でした。決して大作ではありません。 肩の凝らないエンターテイメントです。
2011年9月21日に日本でレビュー済み
実はこの本を手にしたのは、知人から勧められての事でした。
時代小説というジャンルはほとんど手を出した事がなかったので、勧められなければ読む事もなかったかと思います。
……で、読んでみた結果ですが、これが予想外に面白い!
序盤は徳川家の老中と加賀藩、そして当時の江戸の経済状況等、物語取り巻く時代背景が淡々と語られます。
そして三度飛脚達の登場。降りしきる雪や「親知らず子知らず」のような難所を潜りぬけ、義理と人情に溢れた飛脚達は道中禁を破って人助けもします。
そうした人と人との繋がりが、やがて迫りくるお庭番の魔の手から結果的に彼らを救います。
これでもかというぐらいに骨太の舞台設定の中で、男気溢れる飛脚や武家が躍動し、女性達が周囲をがっちりとサポートする。
読み終わってみると、物語の展開自体はある意味では「凡庸な」「勧善懲悪」であるとも言えます。
ただし、とにかく舞台設定と登場人物達が優れているので、グイグイ読み進む事が出来ます。
これは面白い。そしておそらく、1回読み切りではなく、間を置いて2度読み、3度読みをすべき作品なのだと思います。
時代小説というジャンルはほとんど手を出した事がなかったので、勧められなければ読む事もなかったかと思います。
……で、読んでみた結果ですが、これが予想外に面白い!
序盤は徳川家の老中と加賀藩、そして当時の江戸の経済状況等、物語取り巻く時代背景が淡々と語られます。
そして三度飛脚達の登場。降りしきる雪や「親知らず子知らず」のような難所を潜りぬけ、義理と人情に溢れた飛脚達は道中禁を破って人助けもします。
そうした人と人との繋がりが、やがて迫りくるお庭番の魔の手から結果的に彼らを救います。
これでもかというぐらいに骨太の舞台設定の中で、男気溢れる飛脚や武家が躍動し、女性達が周囲をがっちりとサポートする。
読み終わってみると、物語の展開自体はある意味では「凡庸な」「勧善懲悪」であるとも言えます。
ただし、とにかく舞台設定と登場人物達が優れているので、グイグイ読み進む事が出来ます。
これは面白い。そしておそらく、1回読み切りではなく、間を置いて2度読み、3度読みをすべき作品なのだと思います。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
山本一力さんの小説は久々です。
最初に読んだものは男性目線が強すぎたので
それ以来敬遠していましたが、これは良かったです。
緊縮財政・不景気・国から地方政治への無理難題など、
いつの時代も変わらない。
どんな時でも精一杯、自分の仕事をプロ意識でもって
全うする仕事人のお話です。
今の政治と重なって、なんとも元気の出るお話でした。
当時の世情も大変わかりやすく説明が入っています。
最初に読んだものは男性目線が強すぎたので
それ以来敬遠していましたが、これは良かったです。
緊縮財政・不景気・国から地方政治への無理難題など、
いつの時代も変わらない。
どんな時でも精一杯、自分の仕事をプロ意識でもって
全うする仕事人のお話です。
今の政治と重なって、なんとも元気の出るお話でした。
当時の世情も大変わかりやすく説明が入っています。
2017年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飛脚の生業の説明が多く、肝心の山場が少ない。読んでいてもあまりに平坦で飽きが来てしまう。山本一力氏にしては残念です。
2011年5月10日に日本でレビュー済み
暖冬の今の世ではない。当時、冬の北陸は豪雪、又豪雪であったろう。いま訪れてもなお波濤渦巻く日本海である。
金沢から江戸へ。届けるのは秘薬にして、実は高い使命感と仲間たちの誇りに満ちた「絆」である。
金沢浅田屋の飛脚たちの心意気、スリルに満ち満ちた道中描写、一力ファンならずともグイグイ引き込まれていく
展開に、かんじき履きで越えたであろう山峰の厳しさすら眼にうかぶようである。
金沢から江戸へ。届けるのは秘薬にして、実は高い使命感と仲間たちの誇りに満ちた「絆」である。
金沢浅田屋の飛脚たちの心意気、スリルに満ち満ちた道中描写、一力ファンならずともグイグイ引き込まれていく
展開に、かんじき履きで越えたであろう山峰の厳しさすら眼にうかぶようである。
2019年12月22日に日本でレビュー済み
残念、初期の頃と違い説明が多すぎ読んでる人の想像力を邪魔する描きたいのはわかるけど読み手の想いも考えて欲しい。