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白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫) 文庫 – 2019/10/12
小野 不由美
(著)
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シリーズ累計1000万部突破!
王だからこそ戴国(ここ)を守りたい。
民が幸福に暮らす国となるように。
民には、早く希望を見せてやりたい。
国の安寧を誰よりも願った驍宗(ぎょうそう)の行方を追う泰麒(たいき)は、つい に白圭宮(はっけいきゅう)へと至る。それは王の座を奪い取った阿選(あせん)に 会うためだった。しかし権力を恣(ほしいまま)にしたはずの仮王には政(まつりご と)を治める気配がない。一方、李斎(りさい)は、驍宗が襲われたはずの山を目指 すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王を捜し、 国を救わなければ。──だが。
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- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2019/10/12
- 寸法10.6 x 1.7 x 15.1 cm
- ISBN-104101240639
- ISBN-13978-4101240633
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2019/10/12)
- 発売日 : 2019/10/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4101240639
- ISBN-13 : 978-4101240633
- 寸法 : 10.6 x 1.7 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 16,186位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2024年5月6日に日本でレビュー済み
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本屋に行けなかったのでAmazonさんで購入しました。ありがとうございます。
2023年8月8日に日本でレビュー済み
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片腕を失った李斎を待ち受ける苦難の日々。目の前には荒れ果てた大地と、明日の食料を確保するすべもない人々。果たして驍宗は何処に!?
2022年10月5日に日本でレビュー済み
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白銀のおかとても良かったです。物語に引き込まれ、一気に読んでしまいました。
2021年7月18日に日本でレビュー済み
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4冊一気に販売されたのですが、
読み始めたらグイグイ引き込まれて
あっという間に読み進めて行けそうです
読み始めたらグイグイ引き込まれて
あっという間に読み進めて行けそうです
2019年10月14日に日本でレビュー済み
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読み始める前のわたしは、驍宗様大好き泰麒は、きっと一生懸命驍宗様を探すものだと思っていました。
でも驍宗様を探す為の旅で、やがて冬を迎える戴の民たちの余りの悲惨さ。。。
そして、泰麒暴走(?!)李斉に黙って、1巻で旅の仲間に加わったかつての驍宗の配下だった武人で
暗器が得意で名を馳せた項梁を連れて白圭宮へ!
たぶん戴の民の惨状に堪えられたかったんですね。阿選を、新王と認めれば殺されないだろうとふんで
(だと思いたい)、州候としての権限で民を助けるために。。。
しかし白圭宮の中はまるで幽鬼のような官が大勢いて、朝廷としてまともに機能していなかった。
阿選は、幽鬼のような官たちで周りを固め、何故か王宮の奥に引き籠って政をしようとしない。
この辺はわたしのかってな考察ですが、『黄昏の岸 暁の天』の最後で明かされた、
「丈阿選は (中略) 兵を能くして幻術に通ず。」の文言の幻術によって朝廷の官を幽鬼、傀儡のようにし、
更には驍宗派の州候たちも同様に傀儡のようにしてしまったのではないかということ。
これは、李斉たち(1巻の最初で仲間に加わった去思、ほうと<漢字変換できませんでした。。。orz>)の
会話でも、州候は病んでいると表現されてました。
驍宗と阿選は、かつて禁軍の将軍で双璧と呼ばれるようなライバルだった。でも、驍宗が王になったことで、
阿選は驍宗の臣下になってしまった。
泰麒が阿選に角を切られた時に「驍宗を選んだあなたが悪い」(うろ覚えです)と言っていたと思います。
阿選にとっては、驍宗の臣下になったことは、やはり堪え難い事だったんだろうな~。
だから、驍宗を弑そうとした。でも、白雉は落ちていない。驍宗は生きている。
阿選は天意を知ろうとしているのだろうか?驍宗が復活し、彼に倒される時を待っているのだろうか?
もしかしたら俺を王に選ばなかった天に逆らって、国ごと滅亡したいとか?わたしには、そんなふうにも
感じられました。(あくまで、わたしの感想です)
きっと、どこかで阿選の真意も書かれると思うので楽しみです。
それにしても李斉は、泰麒が勝手に暴走(?)して凄く落胆しただろうな~と思います。わたしだったら、
「もう、やってらんないわ!」と思っちゃいますね(汗)
だけど李斉はくじけない!李斉達は李斉達で、驍宗様を探すしかない。少しずつ驍宗に通ずる情報を集め、
奇縁や伝手に助力されながらひたすら驍宗を探します。空振りだらけですが。。。
1巻で出てきた「これはもしかしたら驍宗様?!」と言う人物は、2巻でも出てくるのですが、
思わせぶりな、かなりぼやけた表現の仕方です。
また、「主公」と呼ばれる謎の人物も気になります。大体謎にされてる人って重要なんですよね。
そして、要所要所で出てくる「鳩」も何か意味があるようです。
かつて、驍宗の配下(きかの漢字変換が出来ませんでした)だった者たちの行動もかなり謎です。
宮廷で上手く立ち回って、驍宗の帰還を待っているのでしょうか?(わたしの希望)
所々で出てくる兵士たちに流行っていうる歌も気になります。
貧しい親子が、一月に一度淵に流す供物の行方は?
『十二国記』は起承転結の結までが、とにかく長い!1、2巻はほとんど「起」ですね。
それにしても『十二国記』の漢字は難し過ぎる。。。orz 最初にこそ読み仮名を振ってくれてますが。。。
物の名前さえ独特の漢字が使われ、次に出てきても読めない。いっそ全部仮名をふってほしいです。
本当に人物名、地名、官職名、官の組織図、軍の組織図とか冒頭に一覧表が欲しいですね。
誰が誰の配下だったとか、人物相関図も欲しいです。
戴の中で最も冬が厳しいこの北方では、やがてやってくる冬で人々が凍てついてしまう。
一刻も早く驍宗を探しだし、国を救わなければ!
白圭宮の中で、民を救おうと奮戦する泰麒たち。驍宗を見つけることで国を救おうとする李斉たち。
だけど、2巻のラストでは衝撃の展開が!
3、4巻が出るのが待ち遠し過ぎる!なんとか戴の民たちが救われるハッピーエンドを願うばかりです。
でも驍宗様を探す為の旅で、やがて冬を迎える戴の民たちの余りの悲惨さ。。。
そして、泰麒暴走(?!)李斉に黙って、1巻で旅の仲間に加わったかつての驍宗の配下だった武人で
暗器が得意で名を馳せた項梁を連れて白圭宮へ!
たぶん戴の民の惨状に堪えられたかったんですね。阿選を、新王と認めれば殺されないだろうとふんで
(だと思いたい)、州候としての権限で民を助けるために。。。
しかし白圭宮の中はまるで幽鬼のような官が大勢いて、朝廷としてまともに機能していなかった。
阿選は、幽鬼のような官たちで周りを固め、何故か王宮の奥に引き籠って政をしようとしない。
この辺はわたしのかってな考察ですが、『黄昏の岸 暁の天』の最後で明かされた、
「丈阿選は (中略) 兵を能くして幻術に通ず。」の文言の幻術によって朝廷の官を幽鬼、傀儡のようにし、
更には驍宗派の州候たちも同様に傀儡のようにしてしまったのではないかということ。
これは、李斉たち(1巻の最初で仲間に加わった去思、ほうと<漢字変換できませんでした。。。orz>)の
会話でも、州候は病んでいると表現されてました。
驍宗と阿選は、かつて禁軍の将軍で双璧と呼ばれるようなライバルだった。でも、驍宗が王になったことで、
阿選は驍宗の臣下になってしまった。
泰麒が阿選に角を切られた時に「驍宗を選んだあなたが悪い」(うろ覚えです)と言っていたと思います。
阿選にとっては、驍宗の臣下になったことは、やはり堪え難い事だったんだろうな~。
だから、驍宗を弑そうとした。でも、白雉は落ちていない。驍宗は生きている。
阿選は天意を知ろうとしているのだろうか?驍宗が復活し、彼に倒される時を待っているのだろうか?
もしかしたら俺を王に選ばなかった天に逆らって、国ごと滅亡したいとか?わたしには、そんなふうにも
感じられました。(あくまで、わたしの感想です)
きっと、どこかで阿選の真意も書かれると思うので楽しみです。
それにしても李斉は、泰麒が勝手に暴走(?)して凄く落胆しただろうな~と思います。わたしだったら、
「もう、やってらんないわ!」と思っちゃいますね(汗)
だけど李斉はくじけない!李斉達は李斉達で、驍宗様を探すしかない。少しずつ驍宗に通ずる情報を集め、
奇縁や伝手に助力されながらひたすら驍宗を探します。空振りだらけですが。。。
1巻で出てきた「これはもしかしたら驍宗様?!」と言う人物は、2巻でも出てくるのですが、
思わせぶりな、かなりぼやけた表現の仕方です。
また、「主公」と呼ばれる謎の人物も気になります。大体謎にされてる人って重要なんですよね。
そして、要所要所で出てくる「鳩」も何か意味があるようです。
かつて、驍宗の配下(きかの漢字変換が出来ませんでした)だった者たちの行動もかなり謎です。
宮廷で上手く立ち回って、驍宗の帰還を待っているのでしょうか?(わたしの希望)
所々で出てくる兵士たちに流行っていうる歌も気になります。
貧しい親子が、一月に一度淵に流す供物の行方は?
『十二国記』は起承転結の結までが、とにかく長い!1、2巻はほとんど「起」ですね。
それにしても『十二国記』の漢字は難し過ぎる。。。orz 最初にこそ読み仮名を振ってくれてますが。。。
物の名前さえ独特の漢字が使われ、次に出てきても読めない。いっそ全部仮名をふってほしいです。
本当に人物名、地名、官職名、官の組織図、軍の組織図とか冒頭に一覧表が欲しいですね。
誰が誰の配下だったとか、人物相関図も欲しいです。
戴の中で最も冬が厳しいこの北方では、やがてやってくる冬で人々が凍てついてしまう。
一刻も早く驍宗を探しだし、国を救わなければ!
白圭宮の中で、民を救おうと奮戦する泰麒たち。驍宗を見つけることで国を救おうとする李斉たち。
だけど、2巻のラストでは衝撃の展開が!
3、4巻が出るのが待ち遠し過ぎる!なんとか戴の民たちが救われるハッピーエンドを願うばかりです。
2019年10月15日に日本でレビュー済み
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十二国記の主役は「十二国」そのものなのではないでしょうか。
陽子でも延王でも泰麒でもなく。
あの世界に生きる、全ての人々にスポットライトをあてながら物語が進むため、泰麒や驍宗のその後が知りたい我々は
早く続き~っっ きーーっ!
ってなる。
贔屓目すぎる意見なのは承知してます。
自分も早く続きが知りたい。
3,4巻早くでないかな。
驍宗の驍とか台輔の輔とか漢字変換で出すのちょっと苦労するよね…
陽子でも延王でも泰麒でもなく。
あの世界に生きる、全ての人々にスポットライトをあてながら物語が進むため、泰麒や驍宗のその後が知りたい我々は
早く続き~っっ きーーっ!
ってなる。
贔屓目すぎる意見なのは承知してます。
自分も早く続きが知りたい。
3,4巻早くでないかな。
驍宗の驍とか台輔の輔とか漢字変換で出すのちょっと苦労するよね…
2019年10月18日に日本でレビュー済み
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長年新刊を待っていました。一巻、二巻とも、一晩で読了しました。
これまでのシリーズでは断片的にしか語られてこなかった戴極国の人びとの暮らしぶりや産業等が細やかに描写され、今までふわっととしか捉えられなかったあちらの様子が目に浮かぶようになりました。
二巻まで読んでも、物語は大きくは動きません。
手がかりを掴んだと思えば無駄に終わり、次こそはと意気込んでも肩透かし、非常にもどかしい思いを抱きます。
このもどかしさや絶望感…これってきっと、李斎が六年もの間ずっと苛まれ続けてきた感情なんだろうなぁと思うのです。
二巻のラストには衝撃的な展開が待ち構えていますが、一方で、ここまでの物語で無数にちりばめられた伏線のおかげでか、私はかえって悲壮感を覚えずに続きを待つことが出来そうです。
このまま終わったりはしない、絶対に。そう信じることが出来ます。
あと一か月、戴極国がこれから迎えるであろう運命を自分なりに想像しつつ、楽しみにこの続きを待ちたいと思います。
これまでのシリーズでは断片的にしか語られてこなかった戴極国の人びとの暮らしぶりや産業等が細やかに描写され、今までふわっととしか捉えられなかったあちらの様子が目に浮かぶようになりました。
二巻まで読んでも、物語は大きくは動きません。
手がかりを掴んだと思えば無駄に終わり、次こそはと意気込んでも肩透かし、非常にもどかしい思いを抱きます。
このもどかしさや絶望感…これってきっと、李斎が六年もの間ずっと苛まれ続けてきた感情なんだろうなぁと思うのです。
二巻のラストには衝撃的な展開が待ち構えていますが、一方で、ここまでの物語で無数にちりばめられた伏線のおかげでか、私はかえって悲壮感を覚えずに続きを待つことが出来そうです。
このまま終わったりはしない、絶対に。そう信じることが出来ます。
あと一か月、戴極国がこれから迎えるであろう運命を自分なりに想像しつつ、楽しみにこの続きを待ちたいと思います。
2019年10月23日に日本でレビュー済み
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これまでの十二国記の長編は、王と麒麟たちでした。
であれば、どんなに苦難が降りかかり陰鬱な展開になろうとも彼らは天から見捨てられることはないのだから、物語は鮮やかに反転し、最後には日が射すのだろうと私たちは半ば確信しながら読むことができました。
けれど、1巻2巻と読み進めていく中に出てくる人々は、徹底して救われません。
救いの手はどこからも伸びてきません。
国からも、天からも。
彼らは棄てられた民です。
これまでの十二国記の物語では、行間の中で、あるいは文字に出てくることすらなく荒れ果てた国の中で死んでいった民のことを、小野不由美は本気で書きにきています。
それを救おうと立ち上がる泰麒。
この戴の民を救う麒麟として、彼ほどふさわしい麒麟があるでしょうか?
彼自身もまた棄民です。
生まれ落ちた世界から拒絶され、親と信じていた存在からも救われることのなかった、寄る辺ない子供……
まさに戴の棄民たちの象徴ではないでしょうか?
であるならば、棄民が棄民を救おうとしているのです。
自分を救おうとしているのです。
天によってではなく。
泰麒は民に王を返すことができるのか、
王はどこにあるのか、
戴では何が起こっているのか、
数々の伏線がどう鮮やかに回収されていくのか、続刊が本当に楽しみです!
そしてその結末は、これまでの『王と麒麟』の物語とは違う何かなのではないか、という不安にも似た期待を持っています。
であれば、どんなに苦難が降りかかり陰鬱な展開になろうとも彼らは天から見捨てられることはないのだから、物語は鮮やかに反転し、最後には日が射すのだろうと私たちは半ば確信しながら読むことができました。
けれど、1巻2巻と読み進めていく中に出てくる人々は、徹底して救われません。
救いの手はどこからも伸びてきません。
国からも、天からも。
彼らは棄てられた民です。
これまでの十二国記の物語では、行間の中で、あるいは文字に出てくることすらなく荒れ果てた国の中で死んでいった民のことを、小野不由美は本気で書きにきています。
それを救おうと立ち上がる泰麒。
この戴の民を救う麒麟として、彼ほどふさわしい麒麟があるでしょうか?
彼自身もまた棄民です。
生まれ落ちた世界から拒絶され、親と信じていた存在からも救われることのなかった、寄る辺ない子供……
まさに戴の棄民たちの象徴ではないでしょうか?
であるならば、棄民が棄民を救おうとしているのです。
自分を救おうとしているのです。
天によってではなく。
泰麒は民に王を返すことができるのか、
王はどこにあるのか、
戴では何が起こっているのか、
数々の伏線がどう鮮やかに回収されていくのか、続刊が本当に楽しみです!
そしてその結末は、これまでの『王と麒麟』の物語とは違う何かなのではないか、という不安にも似た期待を持っています。