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最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫) 文庫 – 2012/5/28
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満足度☆☆☆☆☆☆☆(7ツ星)!究極の恋愛アンソロジー。
男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから──
男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。
目次
僕の舟 伊坂幸太郎
3コデ5ドル 越谷オサム
水曜日の南階段はきれい 朝井リョウ
イルカの恋 石田衣良
桜に小禽 橋本紡
エンドロールは最後まで 荻原浩
七月の真っ青な空に 白石一文
- 本の長さ363ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2012/5/28
- 寸法15.1 x 10.6 x 1.5 cm
- ISBN-104101250553
- ISBN-13978-4101250557
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2012/5/28)
- 発売日 : 2012/5/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 363ページ
- ISBN-10 : 4101250553
- ISBN-13 : 978-4101250557
- 寸法 : 15.1 x 10.6 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 130,966位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
岐阜県生まれ。小説家。
2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。
2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。
2021年『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。
1971(昭和46)年千葉県生れ。
1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。
2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ちなみにこの「水曜日の南階段はきれい」は,同じ作家の「何様」にも収録されています。表現はちょっと違います(何様バージョンは「御山大」,こっちバージョンは「M大」とか)。
他のはこれから読みます。
この本が配架中だったので借りました。
越谷オサムさんの「3コデ5ドル」もよかったですが、何より朝井さんの「水曜日の南階段はきれい」は
かなり心に残っています。電車で読んでるとき最後の場面では、わー!と言いそうになりそうなくらい
感動、、、というのかとってもほっこりするような気持ちになりました。
自分もこんな風に迷いもありながら、でもたしかな希望と目標をもって大学受験というものに迎えば
自分の受験結果も変わったのかなーなんて思ってみたり(笑)
高校生のストーリーなのでみずみずしさがたまりません。
ですが切なくて寂しさも感じられます。大人の方は、こんな気持ち自分にもあったなーって思えるんじゃないかなって感じました!
究極ともいえる恋愛物語。
伊坂幸太郎、越谷オサム、朝井リョウ、石田衣良、橋本紡、荻原浩、白石一文、この
7人の作家が、恋愛を描いた。
伊坂幸太郎の「僕の舟」は、人と人との不思議なつながりを見事に描いていた。運命の
赤い糸の存在を感じずにはいられなかった。伊坂らしい作品だと思う。「3コデ5ドル」は
越谷オサムの作品だが、なかなかユニークで面白かった。言葉が通じなくても人は心で
通じ合えるのものなのだと、改めて感じた。ほのぼのとしたぬくもりが残る話だった
。荻原浩の「エンドロールは最後まで」もなかなか面白かった。吉と出るか凶と出るか?
この話に登場するふたりの行く末がとても気になる。余韻が残る話だった。
7つの話に登場する恋愛が本当に最後の恋と言えるかどうかは別として、バラエティに
富んだいろいろな恋の話が読めるので、楽しめる1冊だと思う。
1、若林江美の夫は末期癌で余命いくばくもなく、意識も殆どありません。若林は黒澤に50年前に会った初恋の男性を探し出して欲しいと依頼します・・・少し偶然が過ぎるかなと思いますが、思いがけないエンディングが待っています。 2、日本からやってきたケイコは、今日も3個で5ドルのプリメリアの花を2本だけ買っていきます。不思議に思っていたジョンは、そんなある日、車がエンストし困っているケイコを見かけ声をかけますが・・・ 3、高3のの神谷光太郎は、M大に入学しMUMCに入り、ライヴ活動をするのが夢です。そんな彼がひょんなことからいつも水曜日に南階段を掃除している荻島夕子と友達になり、英作文を教えてもらう事になります。そして、卒業を間近にひかえたある日、夕子から卒業文集の表紙を交換しようと提案されます・・・ 読後一陣の涼風が心の中を吹き抜けて生きます。 4、激務の会社勤めで身体を壊したあゆみは、社会復帰へのリハビリを兼ねて、近所のカフェDOLPHINに働き始めます。そこは、昼間はカフェで小山田裕介が担当し、夜はバーで凄い美人の千尋が担当しています。しかし、この裕介、千尋にはなにか因縁がありそうで・・・ 5、デザイナーの藤臣と同じ事務所に勤めていた塔子は、彼と3年間生活を共にしましたが・・・ 6、38歳に成った千帆は、結婚しないで生きていこうと決心しましたが、ふとしたことで渡辺裕二と出会い心引かれていきます。彼は医者のようで、アフリカに病院をつくるプロジェクトに参加すると言い出し・・・ 7、連は犬猫の里親探しの団体で働いていますが、ふとしたことで、猫を紹介した徳永と知り合いになります。しかし、彼には7年前自分の過失で妻を死亡させた過去があり・・
男性作家ですが、女性の視点から描いた小説が多いようです。私はこの中では、3、5、7に共感を覚えましたが、皆さんはどうですか?
うーん、1度きりの恋、初恋、みたいなタイトルの方が作品群と合っているのでは?と思いました。もしくはサブタイトルの自分至上〜の方。
MEN'Sと銘打つ割に女性視点の話が多かったのもちょっと思っていたのと違ったかな。
(私のはやとちりではありますが…男性作家編ではなくMEN'Sってタイトルなので)
コンセプトありきで発注した作品ではなくて、人気作家の短編からコンセプトに合いそうなものを選んでまとめたという
印象を受ける1冊になっていたのが残念です。
ドラマティックなタイトルは手に取りやすいですが、中身が映えるタイトルではないですね。
冒頭の伊坂さんの編がまたよかったな。
いつも良く読む石田さんや橋本さん、荻原さんなどは、いい意味でこんな文章も書くんだ、という内容だったし、それ以外の方もとてもよかった。
男性から見る最後の恋・・・を連想しがちだけど、決してそこにこだわってはいない書き手の皆さんのストーリー。
楽しく読ませていただきました。
たまにはやっぱりいろんな著者の方のストーリーを読むのもいいな、と思えました。
男性作家がそれぞれのパターンで恋愛を描いています。
恋の見方がやっぱり男性からの方向だなあって思います。
逆にそれが女性読者にとってはおもしろいです。
私のお気に入りは朝井リョウさんの「水曜日のみなみ階段はきれい」
青春の恋の話。自分の青春なんて、ずーっと昔のことなのに忘れてしまってるはずなのに、
なぜか泣いちゃいました。
とても感情移入してしまいました。
逆に「これはないよ」「こんな恋はちょっとなあ」というストーリーもあります。
きっと、それは人それぞれでお気に入りは違うんだろうなあ。
それに、読むときによって、お気に入りも変わるかもしれないなあ。
手に取って、後悔はしない本でした。
あっというまに読めちゃいます。