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水曜の朝、午前三時 (新潮文庫) 文庫 – 2005/11/27

4.0 5つ星のうち4.0 224個の評価

45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官としての将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら……」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/11/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 313ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410125141X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101251417
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 224個の評価

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蓮見 圭一
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な梱包で早く到着しました。
作品は読み始めてまだ中盤ですが、非常に楽しんでおります。
これから終盤に向けてどう物語が展開されていくのか期待しながらページをめくっています
2024年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不思議なのですが定期的に思い出して読みたくなるのです
文庫本を買って読んで手放して買い直してまた手放してで今回はKindle版にしました

泣けるという事もないのですが何か心に残る感じで話の舞台が馴染みのある場所と言うのもあります
2024年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北朝鮮の工作員がそんなに自由に行動できるのか?
2014年3月11日に日本でレビュー済み
一読、私の中を嵐が吹き抜けました。
あまりに強烈な読書体験で、日々の迷いとか、明日の予定とか、そうした一切が
消し飛びました。明日の予定は予定としてこなしますが。

内容に踏み込んではいけないですが、以下に私が心を動かされた場面の一つを。

主人公には五反田に住む、いいなずけがいます。博士号を取得した立派な人です。
しかし、別に好きな人ができ、婚約を解消したいという手紙を書きます。
慌てて説得しにきた父親に、主人公はこういいます。
「お父さんが言うように、亨さんは立派な人だと思います。でも、私は立派な人が
好きなわけではないんです。昔の人のように、好きでもない人と結婚して、生涯、
火の消えたような生活をするなんて私には我慢できない。それでも、お父さんは
私にそういう生活をしろというのですか」
「お父さんが謝りに行ってくれて、五反田の家の人たちは私を許してくれたという
けれど、あの人たちは私の何を許してくれたのですか。私が亨さんを好きではない
ことを、その上で結婚することを許してくれたのですか。そんなの、嘘です」
この台詞に反論できる親はいないでしょう。正に魂の叫びです。
その後、母親と話をして父親の本心を知り、主人公は号泣します。ここは、たまら
ないシーンです。

主人公と最愛の人との下鴨神社でのラブシーンはこよなく美しい。
二人は神社の木の陰で最初のキスをするのですが、そのあと、「私はもう別の木を
探していた」という表現は、恋愛に没入する人の心理を見事に表現している。
出会いが美しい分だけ、彼との別れと再会は一層哀切です。その別れの理由も深く
考えさせられます。

しかし、これはラブストーリではありません。泣いたとか何とか、関係ありません。
これは人生の最後に娘に当てた遺書、人生の書です。
多くのレビュアーが引用する「人生は宝探し」「楽しめばいい」
これは主人公の経験から生まれた魂の叫びです。

もっと若い頃に読みたかった。痛切にそう思いました。読んでいれば、まったく違っ
た人生になっていたと思います。そう思う一方で、これでよかったのだと思える。
そんな感慨を抱かせる稀有な本です。

何だか、はまってしまいそうです。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に薦められ 初めて読みました。
…熱さがわからなかった、感じられなかった。
また 何年かして読めばこの本の素晴らしさがわかるのだろうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何気なく読んでるうちにみるみる引きこまれてしまい、こんなときあったなと、ほろ苦く懐かしく読みました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初から引き込まれ,一気に読まずにいられない作品でした。
日本の経済成長時代を駆け抜けた女性の生きた証,戸惑いながらもまっすぐに,自由に生きた証を残したかったのだろうか。一生懸命に,惑い,悩み,すべてがうまくいくわけではなく,でもきっとうまくいくはずと思って生きている。バチが当たったのは自分の生き方のせいなのか。つねに何かに悩みながら,でも自由に生きる直美を通して生き抜いた情景を思い浮かべることができた作品でした。
ただ,恋人との別れは,あっけなかった。なぜ,そんな理由で別れてしまうのか。それも,自分から。これは現代に未だに残っている問題の重さでもあると思いました。とても深くて悲しい。
美しい情景と,瑞々しい青春時代と,苦悩と・・・なんだか,読了後に,とてもモヤモヤが残る作品でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人と在日との付き合いを否定するのが当然の時代の話。先進的な主人公でもそちらを選んでしまう、その事を後悔しながらも仕方なかったと考える。未だに高齢者はそのように考える人が多くいる問題。だからこそ日韓問題はデリケートな間柄。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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