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アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー (新潮文庫) 文庫 – 2009/4/25

4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

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1848年、地の果てカリフォルニアで黄金が発見された。報が伝わるや一攫千金を狙って金採掘者が殺到したが、彼らは結局落ちぶれた。成功したのは、駅馬車業者、衣料品屋、銀行家、そして鉄道家だった。150年前のゴールドラッシュと、IT産業の起業家が輩出するシリコンバレーとの共通点を示しつつ、途方もない金持ちが誕生する仕組みを明らかにする。『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』改題。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 文庫版 (2009/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 412ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101256284
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101256283
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

著者について

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野口 悠紀雄
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野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。

一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。

〈主要著書〉

『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社、2008年)、『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社、2009年)、『経済危機のルーツ』(東洋経済新報社、2010年)、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(ダイヤモンド社、2010年)等多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年12月13日に日本でレビュー済み
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大変参考になりました。起業家、投資家皆にヒントとなる材料が多いとともに、気づかされる点も多い参考書ですね。
2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネスモデルの勉強のために買いましたが
内容が面白くて娯楽としても楽しめます。
2015年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バブル時代に土地の価格がバブル化していることを的確に分析してた数少ない人
今までほとんどの本を読みましたが、数年経って読み返すとことごとく的を得ています!
素晴らしい!
2011年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ西海岸で桁違いの成功者を生んだゴールドラッシュ、
そしてシリコンバレーで成功した起業家たちのストーリーと、その成功のカギ
について書かれた本です。

その中でもポイントとなっているのは、スタンフォードというゴールドラッシュ
での成功者と、彼が作ったスタンフォード大学から巣立っていった起業家の話です。

アメリカ型の成功者という意味では、金融業界でも数多くいまずが、そちらの話は
カバーしていないので、タイトルはどちらかというと「アメリカ型起業家の成功物語」
というほうがぴったりかと思います。

彼自身がスタンフォードで教鞭をとった経験から、単に歴史をなぞるだけでなく、
どういった街なのか、どういった生活をしているのかなどに触れることができ、
シリコンバレーで挑戦したい、あるいはいつかは起業したいと思っている日本人に
とって面白く読めるでしょう。

そうでなくても、未開の地で生活を築き、財産を築き、そして大学まで作ったチャレンジ
精神が、今尚世界に誇る企業家の地として世代を超えて受け継がれていることは、
感動を覚えるでしょう。

IT業界に関しての記述は、少し前に出版された本なので、少々古い感じもしますが、
変化の速い業界ですから、これは仕方ない。
それでも、野口センセが得意な、非常にマクロな視点からとらえて新しい見方を
提示するという点においてはとても学びのある本だと思います。
2014年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても興味深い書物であった。とりわけカリフォルニアに縁のない私がカリフォルニアの創成期について知識を持とうと思ったときこの書物以外に類書がないのである。それだけでも貴重な書物である。スタンフォード大学のいきさつやゴールドラッシュ当時にもたらされた悲劇についても興味深いエピソードがあるのだが、とりわけこの本の読みどころと私が感じたのはなぜ鉄道会社が大金持ちを生んだかということである。
鉄道事業会社というのは莫大な初期投資が必要である。そして当時まだ入植間もない時代のカリフォルニアにファイナンスされる資金もない。株式会社を作ろうといってもその鉄道会社が成功するかましてや事業自体が中途でリタイヤしてしまう可能性もある中、株式会社に投資しようという一般投資家も存在しないし、まだアメリカ自体に大衆的な投資環境が整っているわけでもない。そのようなないないづくしの中で鉄道が敷設されたことはまさに奇跡的といってもよい。そうしてシステムとしてどうして事業主が金持ちになれたのか、この本は解き明かしてくれた。
鉄道会社のような株式会社の経営者はそもそも投資事業では金持ちにはなれない。そもそも料金収入の蓄積自体長期間を有するものであるし、また政府の大きな補助金や独占事業であるという理由だけでもそうである。ではなぜ彼らは金持ちになれたのか。
要は迂回融資を行うペーパーカンパニーを作ったのである。鉄道事業会社は休眠状態にあった金融会社を買い取りペーパーカンパニーを作った。そして鉄道会社の役員は皆その金融会社の株主になった。そして金融会社は鉄道事業会社の株式を額面で引き受け、市場で額面以下で売り出す。これで株主を確保した。そしてペーパーカンパニーが鉄道会社の事業を建設会社などに丸投げして一手に引き受けたのである。そして鉄道会社はペーパーカンパニーに連邦政府から実際の建設費より高い金額のファイナンスを請求するのである。それによって株主確保のために額面以下で市場に放出した分の株式の損失を穴埋めし、ペーパーカンパニーはそれどころか高い利益を得ることになるのである。そしてそれによって不可能と思われた鉄道の敷設の促進につながったわけである。またその利益によって鉄道事業主はこのペーパーカンパニーの株主であったわけであるから皆濡れ手で粟の大金を手にしたわけである。しかもシステムは外部者からうかがい知れないほど巧妙に作られていたため当時の連邦政府では検索不可能なものであった。そこにまた賄賂なども政界にいきわたりより精巧な仕組みが作られたのである。このシステムはトラストなどのようにのちのアメリカのロックフェラー等の超資産家を生み出す原型ともなったのである。しかしこの問題は内部者の揉め事から明るみになって政界スキャンダルになったが、結局は刑事訴追はされなかった。
しかし真のゴールドラッシュというものは存外こういったものかもしれない。鉄道事業者はリスクをとらずに大金を手にしたのであるのだから。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月27日に日本でレビュー済み
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今のWeb業界・IT業界を見るとアメリカの企業発信のサービス、システム、イノベーションが大きな価値を提供してる。びっくりするようなイノベーションはいつもあの国からだ。なぜそうなのかを学ぶことが出来ればと思い購入通読
読んでみると、19世紀のゴールドラッシュというものがどういうものか、ゴールドラッシュで利益を得たものの中の一人スタンフォードがどのように次の世代に対して思いを伝えたのか、その土壌を受け取った次の世代のものが、現在のITの革新をどのように構築してきたのかを記載してくれている。面白かったのはシリコンバレーという環境があるから、革新的な技術、ビジネスモデルが生まれてきているということ。本当に必要なことは、リスクを受け止めた上で挑戦することに寛容な土壌でその気持ちをゴールドラッシュから脈々と育て続けた文化、環境だということ。日本との比較で、うわっつらだけの産官学共同などとの動きでは、本当にリスクを許容して挑戦することで発現するイノベーションを導くことことが難しいのではないかと提言してくれている。確かに実力よりも協調でいままでの日本はよかったのかもしれないが、筆者が述べているリスクを許容出来る社会、共存よりも競争を行うことで生まれるイノベーションこそが、これからの世界では競争力のあるビジネスモデルの根源になるのではないかと感じる。
今の日本で企業間をフリーで渡り歩くよう技術者が大半をしめるような日本の社会は想像できないが、そのような形で技術者と協業しないと、今の流れの早い技術や最適が変化し続けるビジネスモデルを求め続けることは難しいのかも知れない。
アメリカの大きなIT企業がどのように生まれたのかをひと通り説明してくれていて、また、過去にどのような企業の栄枯盛衰があったのか、そこから何を学べるのかも記載してくれている。IT業界の未来、今後の世界のニーズを考える上でのいい情報源になり、日本の企業がなぜアメリカの企業のように新しい大きな企業が生まれにくいかの原因を考えるの最適な書籍になっていると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月9日に日本でレビュー済み
カリフォルニアにおけるゴールドラッシュとIT産業の発展をパラレルさせて、そこに何が共通していて、そこから日本は何を学べるかという趣の本。私自身がITに関わっているので、この話題については目新しさを感じなかったが、その他の点については大いに学び、考えさせられた。ゴールドラッシュの各種逸話とスタンフォード大学の設立、歴史は特に興味深く読んだ。

「過去にしがみついてはいけない」そして「未来を切り開くのは個人の力」というのが、ゴールドラッシュとシリコンバレーから共通して得られる教訓ということになるだろうか。日本において、経済が低迷したのも新産業が誕生しないのも政府の責任で、何かをすべきは政府だと考える他者依存の姿勢が蔓延していて、そういう姿勢を修正せずに(「自らで切り開く」という精神なしに)、あちこちにインキュベーションセンターを作ったり、日本版シリコンバレーを作ろうという掛け声を上げたりしても無意味だとする著者の意見には大いに納得した。

アメリカで大型コンピュータの時代も電話の時代も終焉し、著者がはっきり言ったように自動車産業も09年に終焉が始まった。繊維、家電、鉄鋼、造船などの製造業が既にアメリカから消滅したが、それはアメリカの没落ではなく産業構造が柔軟に変化しただけのこと、とする著者の意見には賛成するものの、それで本当にいいのかという疑問も持った。自動車産業が消滅し、航空宇宙産業もいずれ消滅し、それで国の基盤を維持できるのだろうか、例えば造船と航空宇宙産業が消滅して、NASAや軍は必要とされる技術レベルを維持できるのだろうか? アメリカ軍に世界の警察を続けて欲しいと思っている訳ではないが、ほとんどの産業が消滅済で、数少ない産業が世界のトップを走っている産業構造がアメリカ国民をハッピーにしているのかどうか日々疑問に思うこともあるので、このあたりは著者の次回作にぜひ期待したいところ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月9日に日本でレビュー済み
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アメリカ史やゴールドラッシュについて筆者より詳しい人は沢山いるのでしょうが、それを一般読者にこれだけ「読ま」せる書き手は滅多にいないと思います。文章は平易でアメリカ文学にも通暁しておられて教養を感じます。1つ1つのエピソードが面白いし、"mine the miners"など、実用的な教訓もあってためになります。

筆者は、構造改革派、アンチ・アベノミクス派の経済学者ですが、カリフォルニアの風土やスタンフォードの自由で失敗を恐れない気風を心から愛し、素晴らしいと感じている様子が伝わってきます。その意味では、読後感はスタンフォード大学MBAである石黒不二代さんのスタンフォード礼賛本
言われた仕事はやるな! (朝日新書) に通じるものがあります。

最後に、日本も1940年体制から抜け出して、「カリフォルニア的な起業の風土」の醸成が必要だと結んでいますが、本書のエピソードを通じて、いかにカリフォルニアが日本と異質を力説しているだけに、そうした通り一遍なまとめ方には少し無理があると感じました。

また、アメリカ的な起業の風土を良いものとし、個人や個別企業の自立精神を啓蒙する役割を担っているのが「オカミ」の象徴である元大蔵省の官僚であるという事実こそが、皮肉にも日本という国の特長を最も如実に表わしているように感じました。