興味のないことでもやってみると思いのほか楽しかったりして。
それで自分がマジになると相手との温度差とかできちゃって。
そんな経験をした方も多いんじゃないでしょうか。自分は高校の文化祭を思い出して懐かしい気持ちにまりました(笑)
ストラボ・ダッシュとそれまでの日常で揺れるところもリアルで良かった。
最後はあっけない感じもするけど、さらっと日常に戻るとこも好印象!
夢とか追いかけはじめたら、もっと違った評価になってたと思う。
短くまとまっているのでプチ現実逃避にどうぞ!
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ロックンロールミシン (新潮文庫 す 18-1) 文庫 – 2002/5/1
鈴木 清剛
(著)
『GO』の行定勲監督最新作『ロックンロールミシン』。三島賞受賞作!
賢司は入社二年目の“リーマン”。仕事は順調、彼女もいるのに、なんだか冴えない毎日。そんな時、高校の同級生・凌一がインディーズブランドを旗揚げした。気の合う仲間と作りたいものを作る——そんないい加減なことでいいのかよ!? そのくせ、足は彼らの仕事場に向かい、曖昧な会社生活をリセット、本格的に手伝うようになるのだが……。ミシンのリズムで刻む8ビートの三島賞受賞作!
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104101264317
- ISBN-13978-4101264318
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 164ページ
- ISBN-10 : 4101264317
- ISBN-13 : 978-4101264318
- Amazon 売れ筋ランキング: - 745,563位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年10月1日に日本でレビュー済み
素晴らしいできです。
個人的に、直木賞より信仰している三島賞。
これはも、やっぱりすばらしい。
ポップなんだけど、それでいて退廃的な空気が漂う、なんとなく社会へ出てしまった男。ラストほうのシーンでは胸がしめつけられました。
個人的に、直木賞より信仰している三島賞。
これはも、やっぱりすばらしい。
ポップなんだけど、それでいて退廃的な空気が漂う、なんとなく社会へ出てしまった男。ラストほうのシーンでは胸がしめつけられました。
2009年4月11日に日本でレビュー済み
「俺は自分の道を歩いてるんだ、普通じゃないんだぜ」と言いながら結局皆と同じが良い若者の話。ポップで読み易かったけど、お前らカッコつけだけじゃなく、他人の顔色窺ってクールにきめるのやめてもう少し頑張れよ、と思った。
2003年4月11日に日本でレビュー済み
主人公はリーマン。運良く旧友に取り込まれて入った、非平凡な道。スーツにネクタイとは対照的な世界。しかしそこにも現実がある。
なんとも読みやすい、さらりとした文章。街中で聞いた事がありそうな、登場人物たちの自然なセリフ。あっと言う間に最後のページが来てしまう。まるで青春のような本。
著者はコムデギャルソンの元企画担当者。「ラジオデイズ」で描かれた「大胆で豪快な友達と、さえないほどにフツーな自分」の関係と、著者自身が明るい、服飾の世界をミックスして書かれた、現時点での著者の最高傑作。
個人的には、映画のキャスティングが絶妙。微妙にストーリーにアレンジが入っているが、こーゆーのは全く同じでもつまらないから。
なんとも読みやすい、さらりとした文章。街中で聞いた事がありそうな、登場人物たちの自然なセリフ。あっと言う間に最後のページが来てしまう。まるで青春のような本。
著者はコムデギャルソンの元企画担当者。「ラジオデイズ」で描かれた「大胆で豪快な友達と、さえないほどにフツーな自分」の関係と、著者自身が明るい、服飾の世界をミックスして書かれた、現時点での著者の最高傑作。
個人的には、映画のキャスティングが絶妙。微妙にストーリーにアレンジが入っているが、こーゆーのは全く同じでもつまらないから。
2002年8月28日に日本でレビュー済み
普通のサラリーマンだった主人公が高校時代の友達から誘われてインディーズブランドを立ち上げた!けれど、なかなか簡単に上手くいかない。
私は表紙のカッコよさに思わず買ってしまいました。ジャケ買いだったけど、すごくポップで親近感が沸きました。
友達とつるんでいる時、自分だけ浮いているような、どこかで一線を引いて周りを見ているときはありませんか?この主人公はいつも皆から一歩引いて物事を見ています。皆と一緒にバカやって楽しめればいいのになかなか出来ない。そこが好きです。
自分の居場所はどこか、自分はどうしたいのか、ダラダラした今の生活ぁら抜け出せない、そして自分がもどかしくなる。
そんな青春の一冊です。
私は表紙のカッコよさに思わず買ってしまいました。ジャケ買いだったけど、すごくポップで親近感が沸きました。
友達とつるんでいる時、自分だけ浮いているような、どこかで一線を引いて周りを見ているときはありませんか?この主人公はいつも皆から一歩引いて物事を見ています。皆と一緒にバカやって楽しめればいいのになかなか出来ない。そこが好きです。
自分の居場所はどこか、自分はどうしたいのか、ダラダラした今の生活ぁら抜け出せない、そして自分がもどかしくなる。
そんな青春の一冊です。
2001年10月10日に日本でレビュー済み
インディーズ・ブランドを立ち上げた昔の友人に惹き込まれ、展示会出品まで手伝うことになる主人公。物語の結末はハッピーエンドというより、徒労感にまみれるけれど、読後感は抜群にすがすがしい。それに、ぼくたちが感じている抽象的なことを、徹底的に口語体で書いてみせてくれる。「自分の体に...知らずのうちに情報が溜まっていくから、人間は表現できるようになるのよ。本当にオリジナルなものなんて、世の中にはないのかもしれないじゃない」なんて、寺山修司あたりが書いたコトバより、ずっと身近に聞こえる。そういえば作者は処女作からすでになかなかの書き手だったのだった。読むのは文庫になったらでいいのかもしれないけれど、今から読んどけば青田買いのお値打ち感が味わえそう。