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サイカクがやって来た (新潮文庫 ふ 13-1) 文庫 – 1982/4/1

4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1982/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 314ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101269017
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101269016
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤本義一さんには様々な顔があります。
脚本家であり、TVタレントであり、直木賞作家というのは割合すっきりしていますが、それらを背景にいろんなことをされてました。
心斎橋大学という作家養成所を運営したり、上方漫才を率いて東京に乗りこんだり、タイガースファンであったり、阪神大震災で被災した子供たちのために浜風の家を建てたり・・・・。
藤本さんの眼はいつも時代を捉えていたと思います。
あの印象的な眼で、しっかりと現代社会を写し取って、そして自らその中に押し掛けていったような方だと思うのです。
今思い返せば、藤本義一さんは常に面白いものを探して何でも見て回ろうとしていた、天下の野次馬と呼べる人ではなかったかと。
この本は、井原西鶴先生ならば現代(といっても昭和53年頃)をどんな風にご覧になるだろうか、ということを想像してみた愉快なエッセイです。
最初の数編は、大阪人論のようで少し引いてしまうのですが、途中から艶っぽい話題になって面白くなります。
そういえば藤本さんは、大阪に拘った方でした。
東京への叛骨心がいつも窺えました。何故あんなに・・・、と今でも思い出してしまいます。
藤本さんの言葉に諦観のようなものをいつも感じていました。
大阪大空襲を生き延び、焼跡の中で生き抜いた日本人でした。
ご冥福をお祈りいたします。
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