様々な嫌がらせをされたり危険にあってもオーナーの断固として立ち向かう姿勢、
またそういう危険が伴うことを承知で働く従業員もすごい
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ヤクザが店にやってきた―暴力団と闘う飲食店オーナーの奮闘記 (新潮文庫) 文庫 – 2009/8/28
宮本 照夫
(著)
額に汗して稼いだ金で飲む――。客のそんな一夜のささやかな楽しみを守るため、一人の男が立ち上がった! ヤクザを撃退し、その営業方針を貫いて長年飲食店を経営してきた著者。「ぶっ殺してやる」と脅されながらも、熱い信念を曲げずに闘い続けるのはなぜか。ヤクザに絡まれそうになったとき、どうすればいいのか。深い洞察と手に汗握るエピソードに彩られたノンフィクションの傑作。
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/8/28
- ISBN-104101284717
- ISBN-13978-4101284712
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/8/28)
- 発売日 : 2009/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 307ページ
- ISBN-10 : 4101284717
- ISBN-13 : 978-4101284712
- Amazon 売れ筋ランキング: - 155,849位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2013年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヤクザ、警察、自分。
その3者との距離の取り方を身をもって検証してきた筆者。
説得力がハンパではない。
読み物としても最高に面白い!!
その3者との距離の取り方を身をもって検証してきた筆者。
説得力がハンパではない。
読み物としても最高に面白い!!
2011年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の非暴力・不服従の信念を強く感じました。
さすが「それでもやくざはやってくる」の映画化された本。
もっともっと社会に影響を与えてほしい本だと思います。
毅然とすることはもちろん、いざというときのためにスタッフとの間で合図を決めておくなど、連携の大切さも感じました。
裁判の証言への妨害などの手口もよくわかりました。
日本も証人保護プログラムを取り入れたらいいのに。
とにかく、読んでおけばいつか役立つ(日が来ないほうがいいけど)内容だと思います。
さすが「それでもやくざはやってくる」の映画化された本。
もっともっと社会に影響を与えてほしい本だと思います。
毅然とすることはもちろん、いざというときのためにスタッフとの間で合図を決めておくなど、連携の大切さも感じました。
裁判の証言への妨害などの手口もよくわかりました。
日本も証人保護プログラムを取り入れたらいいのに。
とにかく、読んでおけばいつか役立つ(日が来ないほうがいいけど)内容だと思います。
2018年2月18日に日本でレビュー済み
読み物としては面白いです。
特に後半のヤクザとの交友の章が非常に良い。
が、暴力団対策の参考書にはなりませんね。
多少の脚色はあるのでしょうが、著者の店の「暴力団お断り」は
著者自身の並はずれた度胸と機転やバランス感覚でギリギリ維持しているものであって
凡人には到底真似できるものではありません。
命の危険にさらされた従業員達が逃げ出さないのも著者の人徳ゆえなのでしょう。
もし知人に相談されたら
「みかじめ料払って適当に付き合ったらいいんじゃないかな」
とこの本を読んだ私は答えます。
特に後半のヤクザとの交友の章が非常に良い。
が、暴力団対策の参考書にはなりませんね。
多少の脚色はあるのでしょうが、著者の店の「暴力団お断り」は
著者自身の並はずれた度胸と機転やバランス感覚でギリギリ維持しているものであって
凡人には到底真似できるものではありません。
命の危険にさらされた従業員達が逃げ出さないのも著者の人徳ゆえなのでしょう。
もし知人に相談されたら
「みかじめ料払って適当に付き合ったらいいんじゃないかな」
とこの本を読んだ私は答えます。
2012年6月2日に日本でレビュー済み
本書は、神奈川県川崎市を中心に飲食店のオーナーとして、「暴力団関係
者お断り」の方針を40年以上も貫き通している著者の奮闘記をまとめたノ
ンフィクション作品である。もともとは、1995年に『恐怖な面々』の書名
で文星出版から刊行され、2000年に朝日新聞社から『ヤクザが店にやって
きた』として刊行されたものを、改めて新潮文庫から刊行されたものである。
額に汗して稼いだお金で、ささやかな楽しみとして飲んでいるお客さんを
不快な気持ちにさせる権利は誰にもない、という強い信念を持ち、粗暴な
暴力団関係者が店に入ってくることを断固として許さない、というポリシー
を持つ著者。
しかし、いくら店先に「暴力団お断り」の看板を掲げようとも、それでも
「ヤクザは店にやってくる」のである。難癖をつけて、恫喝し、何として
でも金を巻き上げようとする。しかし一度払ったら、「用心棒代」や「み
かじめ料」として骨の髄までしゃぶられ続ける。夜の繁華街の飲食店では、
昔からある構図である。中には、裏で時に暴力団、時に警察をうまく使い
分けながら渡世していく飲食店オーナーも多いことだろう。しかし、著者
は違うのである。
店にヤクザが来て暴れようとも、難癖をつけようとも、時に暴力をふるわ
れることがあろうとも、また相手が幹部だろうがチンピラだろうが、「暴
力団は店に入れない」「暴力団にお金は渡さない」という方針を頑なに守
っていく奮闘記が綴られている。ただ一人、本書で語られている九州太郎
を除いて…。
それにしても、著者の立ち振る舞いは見事である。実際にヤクザを目の前
にして、これほどまでに腹を据えて対峙できる人は多くないだろう。著者
のそういった姿勢が店を支えるスタッフにも波及している様子も伝わって
きて、チームとして暴力団追放をかなえてきたことがわかる。
また、本職は作家ではないのだが、著者の筆致も見事である。読みやすく、
状況描写も分かりやすい。あまりふれることのない夜の社会や裏の社会の
一部を垣間見れるのも楽しい一冊である。
者お断り」の方針を40年以上も貫き通している著者の奮闘記をまとめたノ
ンフィクション作品である。もともとは、1995年に『恐怖な面々』の書名
で文星出版から刊行され、2000年に朝日新聞社から『ヤクザが店にやって
きた』として刊行されたものを、改めて新潮文庫から刊行されたものである。
額に汗して稼いだお金で、ささやかな楽しみとして飲んでいるお客さんを
不快な気持ちにさせる権利は誰にもない、という強い信念を持ち、粗暴な
暴力団関係者が店に入ってくることを断固として許さない、というポリシー
を持つ著者。
しかし、いくら店先に「暴力団お断り」の看板を掲げようとも、それでも
「ヤクザは店にやってくる」のである。難癖をつけて、恫喝し、何として
でも金を巻き上げようとする。しかし一度払ったら、「用心棒代」や「み
かじめ料」として骨の髄までしゃぶられ続ける。夜の繁華街の飲食店では、
昔からある構図である。中には、裏で時に暴力団、時に警察をうまく使い
分けながら渡世していく飲食店オーナーも多いことだろう。しかし、著者
は違うのである。
店にヤクザが来て暴れようとも、難癖をつけようとも、時に暴力をふるわ
れることがあろうとも、また相手が幹部だろうがチンピラだろうが、「暴
力団は店に入れない」「暴力団にお金は渡さない」という方針を頑なに守
っていく奮闘記が綴られている。ただ一人、本書で語られている九州太郎
を除いて…。
それにしても、著者の立ち振る舞いは見事である。実際にヤクザを目の前
にして、これほどまでに腹を据えて対峙できる人は多くないだろう。著者
のそういった姿勢が店を支えるスタッフにも波及している様子も伝わって
きて、チームとして暴力団追放をかなえてきたことがわかる。
また、本職は作家ではないのだが、著者の筆致も見事である。読みやすく、
状況描写も分かりやすい。あまりふれることのない夜の社会や裏の社会の
一部を垣間見れるのも楽しい一冊である。
2010年8月31日に日本でレビュー済み
久しぶりに面白い小説に出会いました。
文章が凄く読みやすいのでどんどんのめりこんで
あっという間に読み終わってしまいました。
社長がとにかくカッコいい。ヤクザなんかより一枚も二枚もうわてです。
30年くらい前の話が多いので、
今はこれほどストレートに嫌がらせをするヤクザは減ったと思われますが
ヤクザというものは改めて恐ろしいものと思い知らされました。
九州太郎との複雑で微妙な関係はちょっと悲しく切なかったです。
脅されようが殴られようが自分の信念を貫き通す社長は本当にかっこいい!
かっこいい男の話を読みたいなら是非ともおすすめです。
文章が凄く読みやすいのでどんどんのめりこんで
あっという間に読み終わってしまいました。
社長がとにかくカッコいい。ヤクザなんかより一枚も二枚もうわてです。
30年くらい前の話が多いので、
今はこれほどストレートに嫌がらせをするヤクザは減ったと思われますが
ヤクザというものは改めて恐ろしいものと思い知らされました。
九州太郎との複雑で微妙な関係はちょっと悲しく切なかったです。
脅されようが殴られようが自分の信念を貫き通す社長は本当にかっこいい!
かっこいい男の話を読みたいなら是非ともおすすめです。
2011年12月10日に日本でレビュー済み
お客、従業員、店を大切に守る為の勇気の持ち方勉強になりました。
別に私は経営者ではありませんが。
信念を突き通す姿勢に脱帽です。
書いてくれてありがとう!
別に私は経営者ではありませんが。
信念を突き通す姿勢に脱帽です。
書いてくれてありがとう!
2010年4月22日に日本でレビュー済み
本当に勇気をもらいました。ヤクザとは関わってしまったら、一生台なしになり、しかも入れ墨みたく奥深くつっこんできて、関わりあおうとするのは恐ろしさを感じました。
対応マニュアルを知っていれば、もしものときに、対応できる。普段は、ヤクザと接する機会があまりありませんがヤクザも市民なので公共なところで、身近なところで、もしかしたら接するを得ないときがあるかもしれません。
この本は必須ですね。
対応マニュアルを知っていれば、もしものときに、対応できる。普段は、ヤクザと接する機会があまりありませんがヤクザも市民なので公共なところで、身近なところで、もしかしたら接するを得ないときがあるかもしれません。
この本は必須ですね。