①なるほど、悪人正機とはよく言ったものだ。生きるためなら盗人稼業も可なりという。哲学者の木田元さんも、戦後食えない頃は闇屋で儲けたと話していた。生きる本能に勝るものはない。これがあるから手足(身体)を動かす。
②人口呼吸器を付けて寝たきり生活を送る女性が芥川賞を受賞した。キーボードを動かすことが彼女の生きる本能から生じた出来事である。作品ではその状態で介護職員と肉体関係を持つ。このパワーはどこから生まれるのか?やはり生きる本能だ。
吉本隆明の発言は説得力がある。これもまた生きる本能から生まれた言葉である。
お勧めの一冊だ。
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悪人正機 (新潮文庫) 文庫 – 2004/11/28
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「ほとんどの人が本当は友達ゼロ」
「役に立たない旅でいいじゃないか」
こんな先生が欲しかった! ──絶妙の掛け合いから生まれた逆説的人生論。
例えば、「生きる」ってなんだ? という問いにいわく「泥棒して食ったっていいんだぜ」――。ほかにも「働くのがいいなんてウソだよ」「円満な家庭なんてねえんだよ」「有名になるっておっかないことだ」……。
糸井重里が、吉本隆明から引き出すコトバの数々。驚きに充ちた逆説的人生論だ。「今、中学と大学が危ない」と考える吉本さんが、若者から大人まで元気づけてくれる一冊である。
【目次】
ほんとのことを言う人との時間――まえがき 糸井重里
「生きる」ってなんだ?
「友だち」ってなんだ?
「挫折」ってなんだ?
「殺意」ってなんだ?
「仕事」ってなんだ?
「物書き」ってなんだ?
「理想の上司」ってなんだ?
「正義」ってなんだ?
「国際化」ってなんだ?
「宗教」ってなんだ?
「戦争」ってなんだ?
「日本国憲法」ってなんだ?
「教育」ってなんだ?
「家族」ってなんだ?
「素質」ってなんだ?
「名前」ってなんだ?
「性」ってなんだ?
「スポーツ」ってなんだ?
「旅」ってなんだ?
「ユーモア」ってなんだ?
「テレビ」ってなんだ?
「ネット社会」ってなんだ?
「情報」ってなんだ?
「言葉」ってなんだ?
「声」ってなんだ?
「文化」ってなんだ?
「株」ってなんだ?
「お金」ってなんだ?
病院からもどってきて
あとがき 吉本隆明
吉本隆明(1924-2012)
東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」。主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。
糸井重里
1948(昭和23)年、群馬県生れ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。著書に『ぼくの好きなコロッケ。』『ボールのようなことば。』『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)ほか多数。
「役に立たない旅でいいじゃないか」
こんな先生が欲しかった! ──絶妙の掛け合いから生まれた逆説的人生論。
例えば、「生きる」ってなんだ? という問いにいわく「泥棒して食ったっていいんだぜ」――。ほかにも「働くのがいいなんてウソだよ」「円満な家庭なんてねえんだよ」「有名になるっておっかないことだ」……。
糸井重里が、吉本隆明から引き出すコトバの数々。驚きに充ちた逆説的人生論だ。「今、中学と大学が危ない」と考える吉本さんが、若者から大人まで元気づけてくれる一冊である。
【目次】
ほんとのことを言う人との時間――まえがき 糸井重里
「生きる」ってなんだ?
「友だち」ってなんだ?
「挫折」ってなんだ?
「殺意」ってなんだ?
「仕事」ってなんだ?
「物書き」ってなんだ?
「理想の上司」ってなんだ?
「正義」ってなんだ?
「国際化」ってなんだ?
「宗教」ってなんだ?
「戦争」ってなんだ?
「日本国憲法」ってなんだ?
「教育」ってなんだ?
「家族」ってなんだ?
「素質」ってなんだ?
「名前」ってなんだ?
「性」ってなんだ?
「スポーツ」ってなんだ?
「旅」ってなんだ?
「ユーモア」ってなんだ?
「テレビ」ってなんだ?
「ネット社会」ってなんだ?
「情報」ってなんだ?
「言葉」ってなんだ?
「声」ってなんだ?
「文化」ってなんだ?
「株」ってなんだ?
「お金」ってなんだ?
病院からもどってきて
あとがき 吉本隆明
吉本隆明(1924-2012)
東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」。主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。
糸井重里
1948(昭和23)年、群馬県生れ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。著書に『ぼくの好きなコロッケ。』『ボールのようなことば。』『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)ほか多数。
- 本の長さ340ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/11/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101289220
- ISBN-13978-4101289229
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/11/28)
- 発売日 : 2004/11/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 340ページ
- ISBN-10 : 4101289220
- ISBN-13 : 978-4101289229
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 195,544位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 187位死生観
- - 3,586位近現代日本のエッセー・随筆
- - 3,881位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1948年、群馬県出身。
コピーライター。ほぼ日刊イトイ新聞、主宰。
作詞、ゲーム制作など、多岐にわたり活動。
1998年6月に毎日更新のウェブサイト
「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは
同サイトでの活動に全力を傾けている。
最新刊に、早野龍五氏との共著『知ろうとすること。』(新潮文庫)
『ぼくの好きなコロッケ。』(東京糸井重里事務所)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月20日に日本でレビュー済み
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2023年3月22日に日本でレビュー済み
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吉本さんのことは、よく知りませんが、目次の内容はすごく面白い。なのに、せっかくの内容なのに、なぜか心に響いてこない。インタビューという形式のせいなのか、どこかで投げやりな吉本さんの熱量のなさ、枯れた感じなのか。もったいない本だなあという読後感でした。
2018年10月8日に日本でレビュー済み
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本書の構成は、「生きる」「友だち」「ユーモア」「理想の上司」など幅広いテーマについて、吉本隆明氏が思うこと・感じることをストレートに語ってくれる。
2006年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほぼ日で糸井さんが事ある毎に吉本隆明さんの「悪人正機」がいいなんて言うもんだから買っちゃいました。
そうしたら・・・
吉本さんに話を聞き、糸井さんがそれを書くという「聞き書き」という手法の本です。
きっと吉本さんの言葉が糸井さんにとっては血となり肉となったのでしょうね。
吉本さんの言葉がまるで話しかけてきているかのように聞こえてきます。
吉本さんの視点でいつも斬新で、「ほぉ」と唸ることが多いです。
「そうきたかぁ・・・なるほどなぁ・・・」
「生きる」「宗教」「教育」「素質」「お金」など28個の「なんだ?」が吉本さんの口から語られます。
糸井さんの質問力と吉本さんの考察力の融合が見事に合わさってグイグイと引き込まれるしまいました。
こりゃ凝り固まった頭に風穴が開くような爽快感があります。
行き詰って、新しい視点が欲しい方にお薦めな1冊です。
そうしたら・・・
吉本さんに話を聞き、糸井さんがそれを書くという「聞き書き」という手法の本です。
きっと吉本さんの言葉が糸井さんにとっては血となり肉となったのでしょうね。
吉本さんの言葉がまるで話しかけてきているかのように聞こえてきます。
吉本さんの視点でいつも斬新で、「ほぉ」と唸ることが多いです。
「そうきたかぁ・・・なるほどなぁ・・・」
「生きる」「宗教」「教育」「素質」「お金」など28個の「なんだ?」が吉本さんの口から語られます。
糸井さんの質問力と吉本さんの考察力の融合が見事に合わさってグイグイと引き込まれるしまいました。
こりゃ凝り固まった頭に風穴が開くような爽快感があります。
行き詰って、新しい視点が欲しい方にお薦めな1冊です。
2012年11月6日に日本でレビュー済み
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お名前は聞いておりましたが、これまで吉本隆明の著作に触れる機会がありませんでした。 亡くなったことをきっかけに興味を持ち、こちらを購入してみました。
糸井重里さんとの対談から、吉本さんの語った部分だけを抜き出し、“独白”のような内容になっているのですが、とにかく話にまとまりと中身がない。 なんら得るものがないのです。 (後出しじゃんけんになりますが、原発に対する見識も甘かったようです。) 世間で言われるところの吉本さんの「凄さ」は、少なくとも本作からはまったく伝わってきません。
2001年の時点で既に吉本さんは日本は「第二の終戦」の状態にあったとおっしゃっています。 それから10年。 2011年3月11日に凄まじい「第二の終戦」を迎えることになりましたが、2012年の今日においてすら立ち直ることができずにいる。 日本の現状はあまりにも悲しいですね。
糸井重里さんとの対談から、吉本さんの語った部分だけを抜き出し、“独白”のような内容になっているのですが、とにかく話にまとまりと中身がない。 なんら得るものがないのです。 (後出しじゃんけんになりますが、原発に対する見識も甘かったようです。) 世間で言われるところの吉本さんの「凄さ」は、少なくとも本作からはまったく伝わってきません。
2001年の時点で既に吉本さんは日本は「第二の終戦」の状態にあったとおっしゃっています。 それから10年。 2011年3月11日に凄まじい「第二の終戦」を迎えることになりましたが、2012年の今日においてすら立ち直ることができずにいる。 日本の現状はあまりにも悲しいですね。
2013年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは、おもしろい。気が向くと、何度も読んでいます。出かける時も、バッグに入れて。かさばらなくていい。
2009年2月20日に日本でレビュー済み
8年前の著作なので、やや古さを感じるところがないではない。吉本の物の感じ方、考え方が聞き手の糸井によってうまく引き出されているなと、思う(聞き手であっても糸井の発言は本書に一切収録されていない。ただテーマ毎に糸井は吉本の語りの印象を短文にしている)。他のインタビュアーだったらこう言う受け答えは期待できなかったかもしれない。糸井の勝ちだなと、思う。それはそれとして、最後の『「お金」ってなんだ?』について、こう吉本は言っている。「そもそも、返すとか借りているとかってことが気になっているようじゃ、お金についての才能がないと思ったほうがいいでしょうね。本当にお金の才能のある人は、赤字でもちゃんと生活しているし、会社が赤字でも、そんなことはどうでもいいんだっていうか、会社なんて赤字でもやるもんだって思ってる。やっぱり赤字っていうのはできるだけ減らさなきゃと思って、ムダな電気は消せとか、水道は出しっぱなしにするなとか、そういうこと言っているような経営者は落第ですよ(笑)」たしかに。そのあと、「だから、借金の返済を脅かされているみたいに催促されて、それでほとほと困って、で、まあ、いちばん極端なのは、にっちもさっちもいかないって自殺しちゃうとかね。そういうのはやっぱり、お金についてはよくわからなかった人でね。」というわけである。なんとなく脱力するが、でもこういう、金の縛りに自分もあって、ああツボにはまっているなと。読むとどれかひとつ、ふたつツボにはまる吉本を見つけるのもいいかも。
2010年4月16日に日本でレビュー済み
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読むたびに、いつも違う場所から“刺さりワード”がひょっこり現れてくる。そして、読んだしばらく後に、「あれ? あの言葉がいま、歩み方のよりどころになってる?」と思えるくらい自分自身に浸透していたことに気づかされる(しかも読んだ直後には思ってもみなかった言葉が)。「100万のことを知っている人が吐き出した30くらいのこと」、だからそんなことになるのだろう。