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天国はまだ遠く (新潮文庫) 文庫 – 2006/10/30
瀬尾 まいこ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。
- 本の長さ183ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/10/30
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101297711
- ISBN-13978-4101297712
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価格 | ¥572¥572 | ¥572¥572 | ¥781¥781 | ¥781¥781 |
【新潮文庫】瀬尾まいこ 作品 | 死ぬつもりで旅立った 23 歳のOL千鶴は、山奥の民宿で心身ともに癒されていく……。いま注目の新鋭が贈る、心洗われる清爽な物語。 | 僕は捨て子だ。それでも母さんは誰より僕を愛してくれる──。親子の確かな絆を描く表題作など二篇。著者の瑞々しいデビュー作!〈坊っちゃん文学賞〉 | 頼りない顧問のもと、寄せ集めのメンバーがぶつかり合いながら挑む中学最後の駅伝大会。襷が繋いだ想いに、感涙必至の傑作青春小説。 | 金髪少年・大田は、先輩の頼みで鈴香(一歳)の子守をする羽目になり、退屈な夏休みが急転!温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/10/30)
- 発売日 : 2006/10/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 183ページ
- ISBN-10 : 4101297711
- ISBN-13 : 978-4101297712
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 60,654位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな民宿に行きたい!こんな人に出会いたい!あっという間に一瞬で読んでしまった。
2023年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく瀬尾さんの本は文章が優しい。
今回も、読み終わったあと、心がほっこりします。
今回も、読み終わったあと、心がほっこりします。
2024年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美味しいものを、一緒に食べて、一緒に充電していくような気持ちになりました。同じ病状、同じ趣味、死ぬ以外の選択肢たくさんあるなと思うことができました。ありがとう。
2024年3月2日に日本でレビュー済み
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映画を先に観ていたが、原作を読んで更に良かった。独特の世界観が、自分を救ってくれた様な気がする。
2023年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本という本をしっかり最後まで読んだのは
初めてでしたが、とても良かったです。
最後まで読んでとにかく心がホッとしました。
初めてでしたが、とても良かったです。
最後まで読んでとにかく心がホッとしました。
2022年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自殺しそこなった主人公の女性が、二十一日間過ごした木屋谷(きやだに)の自然と、そこで暮らす民宿の主人、田村さんの素朴な人柄とか生活ぶりとか、とても魅力的に描かれていて良かったです。
とりわけ、主人公・山田千鶴(ちづる)と田村さんのやり取りのとぼけたおかしさには、あちこちでくすりとさせられ、心がなごみました。
この主人公の女性の、素直で、適当にわがままで、遠慮のないところって、ちょっと、上原先生に似てるなあ、てなこと、思ったりもしました。上原先生て、誰て? 著者の『あと少し、もう少し』(新潮文庫)に出てくる陸上部顧問の先生です。
ラスト一頁を読みながら、思わず、目頭が熱くなりましたわ。「民宿たむら」のマッチ箱が、あたたかな光を心に灯してくれました。
とりわけ、主人公・山田千鶴(ちづる)と田村さんのやり取りのとぼけたおかしさには、あちこちでくすりとさせられ、心がなごみました。
この主人公の女性の、素直で、適当にわがままで、遠慮のないところって、ちょっと、上原先生に似てるなあ、てなこと、思ったりもしました。上原先生て、誰て? 著者の『あと少し、もう少し』(新潮文庫)に出てくる陸上部顧問の先生です。
ラスト一頁を読みながら、思わず、目頭が熱くなりましたわ。「民宿たむら」のマッチ箱が、あたたかな光を心に灯してくれました。
2023年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い本ですね。自殺するのミスったりしてヤバイヤバイとケラケラしながら読み進んでいましたが、読み終わってみると、心の奥深いところがほっこり温かくなってました。
2022年7月10日に日本でレビュー済み
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主人公は21歳の女の子と若いので、共感できるか不安でしたが、問題ありませんでした。「辛い時には年齢関係なくこういう風に考えるよな」と想いを重ねることができました。
主人公は仕事で上手くいかず、辛い毎日と自分の人生に別れを告げるべく、死ぬ場所を求め、縁もゆかりもない田舎へ向かうところから物語は始まります。
行く先も考えず、とりあえずタクシーに乗り、運転手に車を出してもらい、到着した民宿。そこで失敗に終わってしまった自殺。その日を境に、民宿の主(田村という30歳の男性)が死から生へと主人公を導くベクトルとなり物語は進みます。
田村は不器用な主人公に対して徐々に愛着が生まれていく変化が垣間見え、この2人がどういう結末を迎えるのかも楽しみの一つだと思います。
そして主人公は田村と自然に囲まれた民宿で居心地の良い毎日を送りますが、このままここに居てはいけない、自分の人生をもう一度生きなおさないとと立ち直り・・・
主人公以外の登場人物の描写も書いてほしかったのですが、それが無かったので、星1つ減らしました。
主人公は仕事で上手くいかず、辛い毎日と自分の人生に別れを告げるべく、死ぬ場所を求め、縁もゆかりもない田舎へ向かうところから物語は始まります。
行く先も考えず、とりあえずタクシーに乗り、運転手に車を出してもらい、到着した民宿。そこで失敗に終わってしまった自殺。その日を境に、民宿の主(田村という30歳の男性)が死から生へと主人公を導くベクトルとなり物語は進みます。
田村は不器用な主人公に対して徐々に愛着が生まれていく変化が垣間見え、この2人がどういう結末を迎えるのかも楽しみの一つだと思います。
そして主人公は田村と自然に囲まれた民宿で居心地の良い毎日を送りますが、このままここに居てはいけない、自分の人生をもう一度生きなおさないとと立ち直り・・・
主人公以外の登場人物の描写も書いてほしかったのですが、それが無かったので、星1つ減らしました。