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闇の守り人 (新潮文庫) 文庫 – 2007/6/28
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- 本の長さ387ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/6/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101302731
- ISBN-13978-4101302737
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【1】精霊の守り人 | 【2】闇の守り人 | 【3】夢の守り人 | 【4】虚空の守り人 | 【5】神の守り人〈上巻〉来訪編 | 【5】神の守り人〈下巻〉帰還編 | |
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「精霊の守り人」シリーズ | 精霊に卵を産み付けられた皇子チャグム。女用心棒バルサは、体を張って皇子を守る。数多くの受賞歴を誇る、痛快で新しい冒険物語。 | 5 年ぶりに生まれ故郷に戻った女用心棒バルサを、闇の底で迎えたものとは。壮大なスケールで語られる魂の物語。シリーズ第2弾。 | 女用心棒バルサは、人鬼と化したタンダの魂を取り戻そうと命を懸ける。そして今明かされる、大呪術師トロガイの秘められた過去。 | 新王即位の儀に招かれ、隣国を訪れたチャグムたちを待つ陰謀。漂海民や国政を操る女たちが織り成す壮大なドラマ。シリーズ第4弾。 | バルサが市場で救った美少女は、〈畏ろしき神〉を招く力を持っていた。彼女は〈神の子〉かそれとも〈災いの子〉なのか? | ロタ王国を揺るがす力を秘めた少女を巡り、〈猟犬〉と呼ばれる呪術師たちが動き出す。陰謀と裏切りの闇の中をバルサが駆け抜ける! |
【6】蒼路の旅人 | 【7】天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 | 【7】天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 | 【7】天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 | 【8】流れ行く者: 守り人短編集 | 【9】炎路を行く者: 守り人作品集 | |
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【10】風と行く者:守り人外伝 | バルサの食卓 | |
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/6/28)
- 発売日 : 2007/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 387ページ
- ISBN-10 : 4101302731
- ISBN-13 : 978-4101302737
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64,778位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
上橋菜穂子
1962年、東京都生まれ。作家。
川村学園女子大学教授。専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。
著書に、『精霊の木』、『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、全米図書館協会バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞、バチェルダー賞オナー)、『夢の守り人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』と3作合わせて路傍の石文学賞)、『虚空の旅人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』『虚空の旅人』と4作合わせて巌谷小波文芸賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞、児童福祉文化賞、JBBYオナーリスト)、『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』などがある。
『精霊の守り人』『獣の奏者』はアニメ化され、テレビ放送された。また、世界中で翻訳出版が進んでおり、『精霊の守り人』は、2008年にアメリカで出版された翻訳児童文学の中で最も優れた作品に与えられるバチェルダー賞を受賞。『獣の奏者』も、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国、タイ、台湾など多くの国々で読まれている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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毎日の休み時間に少しずつ読み進めた記憶が蘇ります。
両者の心の葛藤、叫びがぶつかり合い、激しく戦うシーンで、正直泣けます。
運命を嘆きながらも、運命を受け入れ、強く生きるバルサに惹かれますね!
これは、もはや、大人に充分通じる人間の生き様の物語だと思います。
早々、「夢の守り人」を手にしました。
完全にこのシリーズの虜になりました。
読み始めると、予想は見事にうらぎられました。
前作をはるかにしのぐおもしろさ。ストーリーも骨太で、ドライブ感あふれ、読み始めたら、本を閉じられませんでした。
職場帰りに、ついスタバで最後まで読んでしまいました。
前作で気になった説明過多な表現も整理され、物語に入りこめました。
そして、美しい風景。目の前に雪をいただいた険しい峰が浮かんできました。
さらに、幻想的な地下世界との対比もすばらしい。
登場人物も自然で、無理なく物語りに織り込まれている。
欲を言えば、著者のお人柄か、悪役が、やや奥行きがないのが残念といえば残念。
私の上司の方が、よっぽど腹黒くて邪悪な気がする。
もうひとつ言うと、闇の守り人の正体が途中でわかってしまうんですよ。
これは微妙なところでしょうけど、これだけヒントがあると、
そうだろうな」と思いつつ、クライマックスで「やっぱり」と思ってしまう。
趣味の問題ですが、私はやはり驚きたかった。
いずれにせよ、前作を凌駕する作品であることはまちがいない。
遅ればせながら、このシリーズにはまりました。
ストーリーを知ってしまっているのが本を読む醍醐味を減じてしまっておりますが、
やはり本にはドラマとは違う、自身の想像力をかきたてるものがあり、いいですね。
文章もとても入り込みやすいです。