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黒い報告書 (新潮文庫) 文庫 – 2008/10/28

3.8 5つ星のうち3.8 32個の評価

一流作家がエロティックに切り取る男女の“愛欲と殺人"。
「週刊新潮」の人気連載傑作選、全18編。


「黒い報告書」の第1号は、1960年11月21日号に掲載された松本孝の「高利貸謀殺事件」である。
その後40年間、『週刊新潮』を特徴付けると言われた名物連載はここから始まった。
第1号は、強欲で有名な金融業の男性が、妻やその愛人ら5人の男女に殺された事件を下敷きにして描かれている。
痴情の縺れによる殺人事件で、その後の「黒い報告書」の原型となった…。
(本書より)

【本書の執筆陣】
重松清/新田次郎/福田ますみ/梟森南溟/松村喜彦/岩井志麻子
髙山文彦/祝康成/内田春菊/城山三郎/島村洋子/森功/杉山隆男
中村うさぎ/粉川宏/ビートたけし/水上勉/志水辰夫
巻末対談・岩井志麻子×粉川宏
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出版社より

書影 書影 書影 書影 書影 書影
黒い報告書 黒い報告書 エロチカ 黒い報告書 エクスタシー 黒い報告書 インフェルノ 黒い報告書 クライマックス 黒い報告書 肉体の悪魔
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.8
32
5つ星のうち3.3
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5つ星のうち3.4
24
5つ星のうち3.5
23
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5つ星のうち3.3
43
価格 ¥9 ¥572 ¥2 ¥450 ¥1,573
【新潮文庫】『黒い報告書』シリーズ いつの世も男女を惑わすのは色と欲。城山三郎、水上勉、重松清、岩井志麻子ら著名作家が描いてきた「週刊新潮」の名物連載傑作選。 愛と欲に堕ちていく男と女の末路──。実在の事件を読み物化した「週刊新潮」の名物連載から、特に官能的な作品を収録した傑作選。 「週刊新潮」の人気連載が一冊に。男と女の欲望が引き起こした実際の事件を元に、官能シーンたっぷりに描かれるレポート全 16 編。 色と金に溺れる男と女を待つのは、ただ地獄のみ──。 「週刊新潮」人気連載からセレクトした愛欲と官能の事件簿、全 17 編。 不倫、乱交、寝取られ趣味、近親相姦……愛欲の絶頂を極めた男女の、重すぎる代償とは。 「週刊新潮」の人気連載アンソロジー。 男と女を狂わせるのは、肉の欲望か、心に潜む悪魔か。実在の事件を読み物化した「週刊新潮」連載からセレクトした 14 編を収録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2008/10/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/10/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 335ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101310033
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101310039
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 32個の評価

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「週刊新潮」編集部
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これを読んで松本清張の「黒い福音」を読みました。考えさせられました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実録殺人ものが好きです。この本はそれが18編も、しかも名だたる作家さんが書いてくれてる。わあ楽しみ。面白くないはずがない。と思って買って読んだらつまんねえのなんの。何故だ? 平山夢明の「異常快楽殺人」とか 中村うさぎの「女という病」みたいな本だと思ってたのに?そして上記二つは何度も読み返してるのに?

…つまり、平山の「異常〜」はもう笑っちゃうしかない位桁の違う海外の殺人鬼が揃ってる。(被害者を食うのが基本だからな…)
中村の「女〜」では、 かなり有名な国内の事件が取り扱われており、
あらかじめ客観的な事件のアウトラインも挿入されていて、それを中村がフィクションと断って描きなおしている。
が、この本に出てくる事件は。
被害者は大体一人二人、動機は大体金や女と地味、
しかも仮名表記で事件についても説明は無く、元の事件がなんだったかすら解らない…。
残るのは「18人の作家がエロ入りで殺人ものを書きました」って事実だけ…。
かといって全くのフィクションに徹する訳にもいけないから展開にもオチにも工夫は出来ないときた。
フィクションにもノンフィクションにもなれなかった作品群、といった印象だけが残りました。
中村うさぎも精彩を欠いてましたね。好きな作家の分だけ、いかにもやっつけ仕事って感じ。内田春菊なんか、なんだありゃ。島村洋子が1番綺麗に終わらせてたかな…
←既にフィクションアンソロジーを読んでる視点。

この本、主テーマはエロなんでしょうね…。
←今気付くか。
間違えて買った私が悪いなこりゃ。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安全、安心、優しいこの国がいつの間にか見違えるほどな空恐ろしい国になってしまった。寒い!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
週刊新潮の名物連載の中でも、有名作家や異色の著者の作品を纏めたもの。週刊誌を
そう読むことのない私が偉そうなことは言えないし、時々医者の待合室などでこの
シリーズを読んだことがあるが、このような有名どころが書いてるとは知らなかった。
城山三郎、新田次郎、水上勉、に加えてビ-トたけし、中村うさぎの作品も入っている。
このシリーズは男と女の痴情話が中心になる。この本の中でも結構際どい描写がされてる
作品もいくつかあるが、流石有名作家となるとそこらへんの描写も自分の個性を出し
ながら、短いながらも味のある作品に仕上げている。いくつかの作品は、日本の風土の
閉鎖性に気づかさせられるし、時代独特の日本的風俗も感じる。週刊誌ゆえ、性描写で
部数を上げようという意図が見えることは隠しようがないが、一方、そういった日本の
時代の流れを目の当たりにさせられる作品群でもある。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月24日に日本でレビュー済み
これは…個人的には微妙でした。
週刊新潮に連載されてる「実際の犯罪を下敷きにしたフィクション小説」なんですよね。40年続いてる人気シリーズなんだそうですが…。
完全フィクションか、ノンフィクションか…のほうが好みですねえ…。
実際の事件に着想を得て…は、どうにもすわりが悪いというか、ある部分「面白おかしくエロチックに」脚色しているわけで、なんとなく…その元々の事件に関係した人達に失礼な気がしてしまうんですよ。
ページ数も読み応えのある枚数ではないし…。うーん私的には、これは「悪趣味」って感じかなあ。
巻末の対談が…なんだか一番インパクトがありました(笑)
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月16日に日本でレビュー済み
新潮45が出している事件録は犯人が有罪の場合すべて実名なのに、
この本はすべて仮名である。
新潮45に比べ尻切れトンボに終わっているルポが多いため
ネットなどで事件の概要を調べようとしても
犯罪者の名前がわからないので調べられない。
同じ出版社が出しているにもかかわらず、雲泥の差である。
有名作家が書いていることを売りにしているが、
新潮45編集部版のライターより優れているとはとても思えない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった
2008年11月11日に日本でレビュー済み
 国道沿いのモーテルには様々な男女間の人間模様が蠢いています。そのことを如実に、かつ簡潔明瞭に論破する21世紀・日本文壇史にその名を止め置く(?)必殺の一大ルポルタージュ巨編です。

 あのいわゆる明日発売されます!でお馴染みの「週刊新潮」の看板ルポ・「黒い報告書」の創成期から最近までのよりスグリ短編集です。

 いまや有名女流作家と成りあそばれている方々の執筆作品が、男性の書いたものよりかなり面白いのは、そこにはやはり男と女の間には、いわく因縁付の幻の「叢」があるからでしょうか。
 「叢」については、巻末の岩井女史の薀蓄を含め、今後21世紀日本の行く末を占う重要論点になること請け合いです(?!)。
 
 梟森南溟・岩井志麻子・内田春菊・島村洋子・中村うさぎ、このような錚々たる女傑の描く「エロ」場面、なかなかのものです。

 男性陣では、ビートたけしが書いたベルギー人"性職者"の顛末記、これがめちゃ面白い。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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