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明治天皇(四) (新潮文庫) 文庫 – 2007/4/25
日露戦争で、明治天皇が旅順陥落の勝利に示した反応は、敗北したステッセル将軍の名誉を保てるよう指示することだった。「大帝」と呼ばれた開明的君主の心にあったのは「平和への願い」だったのである。日本が韓国を併合、極東支配を強化しつつある1912(明治45)年7月30日、明治天皇は崩御する。卓越した指導者の生涯を克明に追い、明治という激動の時代を描き切った伝記文学の金字塔。
- 本の長さ501ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/4/25
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101313547
- ISBN-13978-4101313542
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/4/25)
- 発売日 : 2007/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 501ページ
- ISBN-10 : 4101313547
- ISBN-13 : 978-4101313542
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 493,285位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月15日に日本でレビュー済み
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なんだかこの本を離れるのが惜しくなって、最終巻はゆっくり読んだ。終段、伊藤博文の苦悩、安重根、そして幸徳秋水の登場、さらに袁世凱が登場し中華民国が樹立され遂に天皇崩御、乃木希典の殉死によって明治に幕が下ろされた。「嗚呼、明治!」である。今日の日中韓をみていると、なんだか明治がずっと続いている感覚になる。朝鮮半島の惨状は悪化し、中国は「革命未だ成らず」の状態である。明治天皇の陵墓は京都に、そして東京には明治神宮が作られた。折しも東京オリンピックの主会場に予定されている。世界が明治天皇、そして明治という時代を見つめる良い機会となるだろう。本書の通読を薦めてくれた友人に感謝。 そしてキーンさんと角地さんに感謝。
2017年2月23日に日本でレビュー済み
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天皇記というか主に日露戦争に重きをおいた巻でしたが、一~三に引き続きドナルド・キーン氏の綿密な資料調査に基づいた細かな人物・時代考証は素晴らしかったです
2013年12月6日に日本でレビュー済み
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とても詳しい話が続く。日本人ではなかった著者が無数の文献を精査してこの物語を紡いだことに敬服する。日本の近代史の裏話として興味深く読める。
2008年11月19日に日本でレビュー済み
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幕末から明治にかけての作品をよむとつくづく思うのが、「この時代こそ現代の日本人が一番学ばなければいけない時代」ということだ。それはなぜかと言えば、この時代は近代史のなかでも最も重要だと思うからだ。
近代史のどこを最重要というかと聞かれたら、「昭和史」と答える人も多くいるだろう。確かに昭和史は大事である。特に太平洋戦争からポツダム宣言、GHQの日本占領など、日本人が戦争を忘れないためには重要な時代だ。しかし、そこからさらに突き詰めて「なぜ日本は戦争を起したのか」を知るためには明治史を知ることが必要になってくると思う。そして、最大の理由は「日本人の忘れ物」である。明治時代の人物には「日本人が忘れてしまった何か」があると思う。それを思い出すために「明治の時代を学ぶべき」と言っているのだ。
本書は、激動の時代・明治を知る上で最適な一冊だと思う。しかし、この時代の小説などを読んだことがない人は少しきついかもしれないので、そういう人には司馬遼太郎や池波正太郎から入ることをお勧めする。
本書を読んで、明治史を好きになり、今の時代を思ってもらいたい。
近代史のどこを最重要というかと聞かれたら、「昭和史」と答える人も多くいるだろう。確かに昭和史は大事である。特に太平洋戦争からポツダム宣言、GHQの日本占領など、日本人が戦争を忘れないためには重要な時代だ。しかし、そこからさらに突き詰めて「なぜ日本は戦争を起したのか」を知るためには明治史を知ることが必要になってくると思う。そして、最大の理由は「日本人の忘れ物」である。明治時代の人物には「日本人が忘れてしまった何か」があると思う。それを思い出すために「明治の時代を学ぶべき」と言っているのだ。
本書は、激動の時代・明治を知る上で最適な一冊だと思う。しかし、この時代の小説などを読んだことがない人は少しきついかもしれないので、そういう人には司馬遼太郎や池波正太郎から入ることをお勧めする。
本書を読んで、明治史を好きになり、今の時代を思ってもらいたい。
2009年6月17日に日本でレビュー済み
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通り一遍の歴史物と違い、史実というか資料に基づいた記載が気に入っています。明治天皇の苦労と、今の日本と比べて、国際的地位の低さと貧乏さを描いていて大変感動しています。
2020年9月7日に日本でレビュー済み
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日本人が幕末をどのように捉え、また外来の文明にいかに対応してきたか?令和という時代に改めて問い直す名著
だと思っています。
だと思っています。