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だれが「本」を殺すのか 下巻 (新潮文庫 さ 46-6) 文庫 – 2004/5/1

4.2 5つ星のうち4.2 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2004/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 467ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101316368
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101316369
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 6個の評価

著者について

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佐野 眞一
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1947(昭和22)年東京生れ。

出版社勤務を経てノンフィクション作家に。主著に、民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)、エリートOLの夜の顔と外国人労働者の生活、裁判制度を追究した『東電OL殺人事件』、大杉栄虐殺の真相に迫り、その通説を大きく覆した『甘粕正彦 乱心の曠野』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』など多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻は書評、電子出版と出版後しばらくたった後の追撃取材、補遺という構成。書評の章と協力出版の章は非常に喜劇的な構成がされていて笑えた。上巻の編集の章における「彼はコント作家」という編集者の評がある意味で的を射た物だと納得させられる文章だと思った。本題について釈然としないものが残るが、文章が面白いし、読ませるのでそれだけでも有意義だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アナログ媒体からデジタル媒体に情報が変化していくのを記録した本。しかし、それを警告している『本コロ』でさえすでにあふれる本の洪水で殺されているというのが皮肉だなと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年8月22日に日本でレビュー済み
 この本は,上巻と同様,出版不況の問題についての最たる本だと思う。下巻も出版不況について様々な視点から検証しているが(捜査編2章,検死編4章),検死編では,捜査編をもとに更に取材をしてあるため,単行本時点での内容よりも密度が濃く,また範囲も広いものになっている。
 下巻の内容で驚かされたのは,本が消費財へと変化していることと,自費出版ビジネスの台頭などにより,今までの出版のあり方が激変してしまったことである。この本も上巻と同様,出版不況の問題について考えさせられてしまう。

 私は2002年12月のデビュー以来,このサイトで多くの本にレビューを書いてきたが,本の生死を分けるのは,最終的に著者,読者,そして私を含む多くのレビュアーだと思う。この本は,本の過去,現在,そして未来について考えさせてくれるので,ぜひ上巻,下巻と併せて多くの人に読んで欲しい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年10月22日に日本でレビュー済み
今年になっての最新情報も載せた「本コロ」の完全版である。最終章には「本の復活を感じさせる小さな予兆」という題も付けられている。しかし私の感じたのは、前巻とはうって変わって、本の将来に対する「暗い予兆」である。なぜそう感じたのか。この巻には、書評や電子出版、自費出版、コミック、雑誌、最新の書店や出版会の動向など一通りの「状況」については述べられてはいる。しかし、そこで必死に頑張っている「人々」の動向はほとんど無かったからだろうと思う。私は流通業界の端に身を置くものとして、どうしようもない消費不況は確かにあるが、結局それを打ち破る最大のカギは「マンパワー」である事を日々実感している。私には、まだまだ取材すべき事が残っているように思えた。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年9月18日に日本でレビュー済み
この本を読んでの感想ですが、これだけ雑多な情報が溢れる今日、本というものの存在意義が薄れているのでは、と思わざるを得ないものがあります。これは検死編で明らかにされているように、読者や著者、書店といったすべてのもののレベルの低下は間違いのないものであるからです。極論ですが、要は本にするほどの物もなければ、本を読めるほどの人間もいなくなってきつつあるということだろうということです。この下巻の最後に『「本」の復活を感じさせる小さな予兆』といった章がありますが、この小さな予兆は下降していく途中の小さな踊り場にすぎないと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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