レビューの良い評価通りで、とても面白かった。
ただ、「仕返し」という短編は、後味も悪く、一度ドラマで見たような記憶もあるのですが
この作品だけは引き込まれなかったので、☆マイナスです。
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深追い (新潮文庫) 文庫 – 2007/4/25
横山 秀夫
(著)
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購入オプションとあわせ買い
不慮の死を遂げた夫のポケットベルへ、ひたすらメッセージを送信し続ける女。交通課事故係の秋葉は妖しい匂いに惑い、職務を逸脱してゆく(表題作)。鑑識係、泥棒刑事、少年係、会計課長……。三ツ鐘署に勤務する七人の男たちが遭遇した、人生でたった一度の事件。その日、彼らの眼に映る風景は確かに色を変えた。骨太な人間ドラマと美しい謎が胸を揺さぶる、不朽の警察小説集――。
- 本の長さ377ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/4/25
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101316716
- ISBN-13978-4101316710
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出版社より
深追い | 看守眼 | 【2021年11月27日 発売】ノースライト | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.9
566
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5つ星のうち3.9
297
|
5つ星のうち4.2
1,259
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価格 | ¥737¥737 | ¥693¥693 | ¥935¥935 |
【新潮文庫】横山秀夫 作品 | 地方の所轄に勤務する七人の男たち。彼らの人生を変えた七つの事件。骨太な人間ドラマと魅惑的な謎が織りなす警察小説の最高峰! | 刑事になる夢に破れ、まもなく退職をむかえる留置管理係が、証拠不十分で釈放された男を追う理由とは。著者渾身のミステリ短篇集。 | 誰にも住まれることなく放棄されたY邸。設計を担った建築士の青瀬は憑かれたようにその謎を追う。横山作品史上、最も美しいミステリ。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/4/25)
- 発売日 : 2007/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 377ページ
- ISBN-10 : 4101316716
- ISBN-13 : 978-4101316710
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 214,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1957(昭和32)年、東京生れ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒。上毛新聞社での12年間の記者生活を経て、作家として独立。’91(平成3) 年、『ルパンの消息』がサントリーミステリー大賞佳作に選出される。’98年「陰の季節」で松本清張賞を受賞する。2000年、「動機」で日本推理作家協会賞を受賞。現在、最も注目されるミステリ作家のひとりである。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 看守眼 (新潮文庫) (ISBN-13: 978-4101316727)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月24日に日本でレビュー済み
7つの短編集で出来ています。場所は全て地方都市の三ツ鐘警察署が舞台となっています。七つともバリエーションがあり飽きさせません。横山さんの作品には,「64」や「クライマーズハイ」などの長編が有名ですが,短編も楽しめます。長編読んだら次は短編そしてまた長編と読んでいます。スナック菓子をぽりぽり口に入れながらゆったりと読書できるのは最高の幸せです。
2023年4月20日に日本でレビュー済み
横山秀夫らしいひねりの効いた短編集。どの短編も架空の「三ッ鐘署」という
地方警察所を舞台としている。登場する警察官は、実務に長けた現場警察官であ
り、いわゆるエリート(国家公務員試験合格者)の物語ではなく、物語も「泥く
さい」もの。
7編が収載されているが、かなり錬られている物語が多い。読みやすい文体な
ので、すっとストーリーの中に入っていくことができ、スピーディーに展開し、
最後には意外な形で終わる。
職人の熟練の手捌きを見ているようで、気持ちよく小説の中に入ることができ
た。あまり複雑ではないように作品が構成されていて、どこの短編からでも読む
ことができる。
1編は30ページから長いもので50ページほど。気の張る本を読んでいると
きに読んでもいいだろうし、暇な時間にパラパラめくって読むのも楽しい。実に
「手軽」に読むことができる。
最近は横山秀夫のような、各短編の水準が高い作品を書ける作家が少なくなっ
たように思える。その意味では「貴重」な作家であろうか。
「深追い」。文字通り自分で勝手に深追いしてしまう警官のいささか「哀しい」
物語。はっとするストーリーだった。ストリーテラーとしての横山の筆が冴え
る。
「引き継ぎ」。細かな点で、ストーリーに無理があるカ所もある。少々奇をてら
いすぎか。
「又聞き」。ストーリーが尻切れになっていて、すっきりした結末ではないが、
哀しみの漂う情緒がある。
「訳あり」。この短い作品で、様々な警官としての人生の断面を見せてくれる。
「締め出し」。物語のリアリティがいま一つ。
「仕返し」。一番長い作品。本書の作品でどうにも高く評価できない作品。展開
の面白さもなく、途中で「だれる」、最後もとってつけたよう。
「人ごと」。これも何を描きたかったかがはっきりしない。後味も薄い。
さほど出来のよい作品集はないが、「暇つぶし」には十分。だが、二度読むこ
とがないであろう短編集。
2002年に単行本として刊行されていて、すでに20年を超えている。
署内で酒を飲むシーンなどは、今では絶対にありえない。ポケベル(と書いて
も分からない人も多いのでは)など小道具も古びている。ただ小説としてはさほ
ど古びた感じはなく、現在に読みかえてもいいような内容だ。
前述したが、「暇つぶし」には格好だろう。
地方警察所を舞台としている。登場する警察官は、実務に長けた現場警察官であ
り、いわゆるエリート(国家公務員試験合格者)の物語ではなく、物語も「泥く
さい」もの。
7編が収載されているが、かなり錬られている物語が多い。読みやすい文体な
ので、すっとストーリーの中に入っていくことができ、スピーディーに展開し、
最後には意外な形で終わる。
職人の熟練の手捌きを見ているようで、気持ちよく小説の中に入ることができ
た。あまり複雑ではないように作品が構成されていて、どこの短編からでも読む
ことができる。
1編は30ページから長いもので50ページほど。気の張る本を読んでいると
きに読んでもいいだろうし、暇な時間にパラパラめくって読むのも楽しい。実に
「手軽」に読むことができる。
最近は横山秀夫のような、各短編の水準が高い作品を書ける作家が少なくなっ
たように思える。その意味では「貴重」な作家であろうか。
「深追い」。文字通り自分で勝手に深追いしてしまう警官のいささか「哀しい」
物語。はっとするストーリーだった。ストリーテラーとしての横山の筆が冴え
る。
「引き継ぎ」。細かな点で、ストーリーに無理があるカ所もある。少々奇をてら
いすぎか。
「又聞き」。ストーリーが尻切れになっていて、すっきりした結末ではないが、
哀しみの漂う情緒がある。
「訳あり」。この短い作品で、様々な警官としての人生の断面を見せてくれる。
「締め出し」。物語のリアリティがいま一つ。
「仕返し」。一番長い作品。本書の作品でどうにも高く評価できない作品。展開
の面白さもなく、途中で「だれる」、最後もとってつけたよう。
「人ごと」。これも何を描きたかったかがはっきりしない。後味も薄い。
さほど出来のよい作品集はないが、「暇つぶし」には十分。だが、二度読むこ
とがないであろう短編集。
2002年に単行本として刊行されていて、すでに20年を超えている。
署内で酒を飲むシーンなどは、今では絶対にありえない。ポケベル(と書いて
も分からない人も多いのでは)など小道具も古びている。ただ小説としてはさほ
ど古びた感じはなく、現在に読みかえてもいいような内容だ。
前述したが、「暇つぶし」には格好だろう。
2017年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2000年代前半に発行された7作品の短編集。各作品とも展開が早く、読者を飽きさせない文章はさすがと感心しながら読み進めた。作品一つ一つにテーマ性があり楽しめるが、読み終えた後に残存するものがなかった。これが☆一つ落とした理由である。単品としての味は、十分楽しめるがまとめてテーブルに乗せるとそれぞれの主張が際立たなくなる。電車通勤にはお勧め、但し乗り越すリスクをはらんでいる。
2022年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正攻法の清張さんとは異なり、小さな事象を特異な感覚で展開している点が、面白い。
2013年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横山秀夫作品は好きですが短編ということもあって、ちっと物足りない感じでした。今度は長編を読みます・・・
2014年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
警察と言う組織の中で、立ち振る舞う男達。
ギスギスとした人間関係は、くつろげる場所などない。
ドラマではないそんな世界が、想像されます。
物語はそうした中にいる登場人物が、事実を悟り人間らしい決断をしていきます。
結末に安堵しました。
ギスギスとした人間関係は、くつろげる場所などない。
ドラマではないそんな世界が、想像されます。
物語はそうした中にいる登場人物が、事実を悟り人間らしい決断をしていきます。
結末に安堵しました。
2011年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横山作品は、ハズレが無い。
硬質な文章なのに、以外と読みやすい印象を持つのは
さすがだと思います。
男臭さにかけては、ピカ一の作家さんです。
ハードボールドではなく、組織の中で蠢く男達の物語。
派手な殺人事件を解決するという訳ではなく、焦点は
鑑識課、泥棒刑事、少年係、会計…などの
警察組織の内部での、せめぎあいが手に取るように伝わってきます。
●深追い
●又聞き
●引き継ぎ
●訳あり
●締め出し
●仕返し
●人事
以上の7編からなる短編集ですが、全て「三ツ鐘警察署」内部での
出来事で、主人公が変わって行きます。
5階建ての庁舎のすぐ裏側に、署長と次長の官舎があり
そのまた裏手に職員用の家族官舎及び、独身寮とが併設された
いわば、一種の「警察村」で起こる日々の出来事。
左遷や移動で訪れては、又移動していく管理官達や
刑事、刑事になりたいと野心を燃やす者。
親の地位が子供達の関係にも影響するという現実。
個人的には”仕返し”の終わり方が、とても良かった。
格人の心の葛藤が、とても上手く組み込まれていて感情移入がしやすく
ストーリー的にも、面白い。
どんでん返し系も多く、満足の出来る1冊です。
硬質な文章なのに、以外と読みやすい印象を持つのは
さすがだと思います。
男臭さにかけては、ピカ一の作家さんです。
ハードボールドではなく、組織の中で蠢く男達の物語。
派手な殺人事件を解決するという訳ではなく、焦点は
鑑識課、泥棒刑事、少年係、会計…などの
警察組織の内部での、せめぎあいが手に取るように伝わってきます。
●深追い
●又聞き
●引き継ぎ
●訳あり
●締め出し
●仕返し
●人事
以上の7編からなる短編集ですが、全て「三ツ鐘警察署」内部での
出来事で、主人公が変わって行きます。
5階建ての庁舎のすぐ裏側に、署長と次長の官舎があり
そのまた裏手に職員用の家族官舎及び、独身寮とが併設された
いわば、一種の「警察村」で起こる日々の出来事。
左遷や移動で訪れては、又移動していく管理官達や
刑事、刑事になりたいと野心を燃やす者。
親の地位が子供達の関係にも影響するという現実。
個人的には”仕返し”の終わり方が、とても良かった。
格人の心の葛藤が、とても上手く組み込まれていて感情移入がしやすく
ストーリー的にも、面白い。
どんでん返し系も多く、満足の出来る1冊です。