この書籍は、伊東氏の「新選組決定録」の文庫化である。
そして「序章」に書かれているが、『2245日』という日数は、文久3年に会津藩預かりになった日から、土方(歳三)戦死までである。
新選組が好き?で、そのての本などを読まれている方には「知ってる〜」という内容が盛り込まれているが、文庫として、多摩で近藤、土方らが、仲間意識を深めてから(幾つかの章…例えば「新選組黎明偏」などに時系列で分かれています)京にのぼり、新選組として恐れられ、やがて幕府が解体され、新選組も幕を閉じることになる…そこを、短く区切って、歴史という時間の流れに沿って書いてあるので、新選組ファン?の方から、何かで新選組に興味を持った方まで、読みやすく、わかりやすい一冊だと思う。
著者の伊東氏は(今はわからないが)新選組好きの集まりなどで、テーマを変えての講演をしておられ、私はその語り口にしばし時を忘れた。
この本の中にも、土方さんの残した「豊玉発句集」について、好きな句と嫌いな句のアンケート結果なども載せていて、伊東氏のちゃめっけ?が垣間見える。
私は、やはり、後半に近づくほど、目に涙が浮かびました。
最後(巻末)に、菊池明さんとの対談が載っていますが、これもまた、じっくり読みたいところです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
