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自選 ニッポン居酒屋放浪記 (新潮文庫) 文庫 – 2010/4/24

3.8 5つ星のうち3.8 15個の評価

古き良き居酒屋求めて東へ西へ。
名紀行『ニッポン居酒屋放浪記』決定版ベストセレクション。


古き良き居酒屋を求め全国各地へ。3年間で35の土地を訪ね歩き“居酒屋探訪記"の先駆けとなった紀行集から、著者自身のセレクトによる16篇を収録したベスト版。
良い居酒屋は旨い酒と旨い肴、そして店の人の温かい笑顔で、客の心を和ませる。いまでは消えてしまった店も含めて、地方に輝く極上の居酒屋が湛えていた、宝物のように芳醇な時間と空間を1冊に凝縮した、名紀行集決定版。

【目次】

松本の塩イカに望郷つのり
鳥取のラッキョーは歯ごたえせつなく
釧路の毛ガニは毛深かった
金沢で万十貝はもだえ果て
高知の初カツオと網タイツ
長崎、皿うどんに邪恋うずまく
横浜、アクアビットに霧笛ながれて
徳島でスダチしぼれば踊り子ひた寄せ
鹿児島の夜のキビナゴはひとこと多い
東京下町、湯豆腐が奥歯にしみて
大分でフグの肝に念仏となえ
富山の昆布〆とガンコ親父たち
那覇、午前三時のTボーンステーキ
仙台の牛の舌と美女たち
札幌のジンギスカンに北風たちぬ
神戸、鯛のきずしに星がふる

私の居酒屋二〇年――あとがきにかえて

〔解説〕
山田詠美
川上弘美
椎名誠

太田和彦
1946年生まれ。日本各地の酒場訪ね歩きをライフワークに、多くの著作を著す。『太田和彦の居酒屋味酒覧〈決定版〉精選204』はその代表作。他に『ニッポン居酒屋放浪記』『居酒屋百名山』『東海道居酒屋五十三次』『居酒屋おくのほそ道』『東京・大人の居酒屋』『ひとり飲む、京都』『ひとり旅ひとり酒』『居酒屋を極める』『日本の居酒屋――その県民性』『居酒屋吟月の物語』『東京エレジー』など。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2010/4/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 446ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410133336X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101333366
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.7 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 15個の評価

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太田 和彦
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はお酒が好きで、友人と飲むのも、多くの仲間とワイワイ飲むのも、家内と食事を楽しみながら飲むのも良いですね。 でも中でも一人でお酒と料理を静かに楽しむのが大好きです。
そんな飲み方を楽しんでいる方、楽しみたい方にはおすすめの1冊だと思います。
2010年8月8日に日本でレビュー済み
これまで新潮文庫から出版されている3巻からなる紀行集を再編集して1冊にまとめたものだそうです。
著者の故郷である松本に始まって、最後の神戸まで、日本各地の居酒屋を著者が巡る旅を描いたエッセイが収録されています。
本職がデザイナーだからか料理やお店の様子が目に浮かぶ描写は、シンプルですが読んでいて心地よいです。
読んでいると知らない居酒屋の暖簾をくぐりたくなるような本です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月13日に日本でレビュー済み
太田和彦(1946~)の著作を読んでいると、もちろん登場する酒、あるいは肴を楽しんでみたいな、という気になってくるのだが、一方で、その文体にもちょっと注目してみたい。

例えば、この「ニッポン 居酒屋 放浪記」、なかなかの名前ではないだろうか。その冒頭に、“大阪でタコの湯気にのぼせる”、なんてエッセーが登場する。その最初の文が、

「居酒屋が好きで東京の店をあちこち徘徊するうちに、名店だなと感心し、気に入りとなる所ががいくつかそろってきた。そして自分の好みもわかってきた。
私が好きなのは古い居酒屋である。………」

こうしてみると、なんて読点の少ない文章だろう、と思うのである。句点よりも、少し少ない。こういう文章が、太田氏は得意なのだろうか。彼が勤務していた資生堂の宣伝部が、こんな好みにしたのかもしれない。だって広告宣伝に、読点は少しけむたい?のかな。日本語における読点、と言うのは、外国語に親しんでいる人にとっては、結構“なぞ”の存在らしいのだ。

などというあまり本を読むうえで、それほど重要でもないことを気にしながら、太田氏の本を読むのもまた楽しいものである。今日は、温度としては夏だけれども、太田氏の好きな“燗”で行ってみようか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年末にふと思い立ち、太田和彦さんの書籍を買い漁ったうちの一冊。
状態も良く中古品としては納得の状態でした。対応も早く即座に配送され、満足です。
2011年5月15日に日本でレビュー済み
本書は「ニッポン居酒屋放浪記」(立志篇、疾風篇、望郷篇)の中ら筆者自らが選んだ
エッセイ16編を収録したものだ。

筆者の大田和彦氏の本業はデザイナー。
よって、文章の書き方が作家というよりエッセイストのような感じで軽いテイストの文
章だが、酒を飲む時の表現が実に上手い。「酒飲み」ならではの表現方法であり、読ん
でいるだけで飲みたくなる。

本書は各地の居酒屋でのエッセイ。
日本全国のその土地での居酒屋の情景や筆者の思い出が語られてる紀行文。
本書を居酒屋で読みながら、全国の居酒屋巡りに思いをはせるのもよいものです。

但し…
居酒屋論?居酒屋の流儀や情報を期待するのではあれば期待できません。
その手を求めるなら同筆者の「超・居酒屋入門」がお勧めです!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月18日に日本でレビュー済み
 『ニッポン居酒屋放浪記』の「立志篇」、「疾風篇」、「望郷篇」から16篇を自選して一冊にまとめたもの。新たに「私の居酒屋二〇年」が加えられている。店のデータなどは更新されていない。
 もともとが3冊で35篇なので、半分弱が選ばれていることになる。まあ、これまで『ニッポン居酒屋放浪記』を読んだことのない新しい読者にはいいのかも。
 収録されているのは、松本、鳥取、釧路、金沢、高知、長崎、横浜、徳島、鹿児島、東京下町、大分、富山、那覇、仙台、札幌、神戸。
ひとつの町で何軒かの居酒屋やバーを呑み歩き、名物の酒や食べものを愉しむ。ついでに温泉に入ったり、趣味の銅像見物をしたり。楽しい旅だ。
 「私の居酒屋二〇年」は3冊のあとかきをまとめ、さらに自身の居酒屋探訪生活20年を振り返ったもの。
 山田詠美、川上弘美、椎名誠による各巻解説も再録されている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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