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異端の大義〈下〉 (新潮文庫) 文庫 – 2009/3/28
楡 周平
(著)
新天地・中国での挑戦──。工場の閉鎖業務を進める中、解雇に絶望した従業員が自殺した。その対応を巡って、上層部は保身に走り、高見をさらに子会社へと追いやる。癌を患っていた父親を亡くし、転職を決意した高見は、欧州電機メーカー・カイザーの上級幹部に能力を見込まれ、中国という巨大市場の開拓へと邁進する。激動する国際経済と国内製造業の現実を描き切った経済大河巨篇。
- 本の長さ500ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/3/28
- ISBN-104101335737
- ISBN-13978-4101335735
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/3/28)
- 発売日 : 2009/3/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 500ページ
- ISBN-10 : 4101335737
- ISBN-13 : 978-4101335735
- Amazon 売れ筋ランキング: - 637,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 341位経済・社会小説 (本)
- - 8,779位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリコンバレー帰りの主人公は、創業家が牛耳る会社で奮闘する物語。左遷、転職、そして企業再建に至る、破天荒な生きざまに、一気読みしました。いろいろな経済小説を読んで来ましたが、表面ではなく、微に入り細に入った臨場感あふれる内容に、手に汗握りました。
2012年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白かった。作品紹介は次のとおり。新天地・中国での挑戦―。工場の閉鎖業務を進める中、解雇に絶望した従業員が自殺した。その対応を巡って、上層部は保身に走り、高見をさらに子会社へと追いやる。癌を患っていた父親を亡くし、転職を決意した高見は、欧州電機メーカー・カイザーの上級幹部に能力を見込まれ、中国という巨大市場の開拓へと邁進する。激動する国際経済と国内製造業の現実を描き切った経済大河巨篇。
一般文学通算691作品目の読書完。通算1032冊目の作品。2011/05/12
一般文学通算691作品目の読書完。通算1032冊目の作品。2011/05/12
2006年7月8日に日本でレビュー済み
私が読んだ楡作品は、これで10冊目になります。はっきり言って、この作品を“小説”と捉えると少々物足りなさを感じる方もいるでしょう。でも、私はこの作品は、日本企業が抱える根本的な問題点への警鐘に思えてなりませんでした。戦後、日本企業は確かに“ゼロ”から世界屈指の経営を誇る団体へとのし上って来ました。しかし、それが全てその企業の力によって成し遂げられたとは思えません。日本政府の鎖国とも呼べる様な海外企業への関税という庇護の下にここまで成長出来た、と言っても過言ではないでしょう。今後、日本企業が世界に冠たる地位を築く為には、そういった優遇を受けずに自力で生き残るしか術はありません。この作品はその事が言いたいが為に書かれた作品であると思いました。上巻下巻とかなり長い作品ではありますが、私は1週間で読み終わりました。“会社”という組織に身を置く人には是非読んで頂きたい作品です。下巻の最後の最後、377頁に書いてあった文章が忘れられません。「…企業を取り巻く環境は日を追うごとに加速度的に激変している。時代に即した正しい判断を下せる資質を持たない経営者が君臨する企業は必ずや滅びる。…」私達全ての人間が経営者になれるわけではありませんが、今自分が所属している会社の経営者の評価を下すのは、私達一般社員です。現在の時代に即した経営がなされているか否か…冷静な目で見続ける事が重要になって来るでしょう。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
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良かったけど、ストーリが出来すぎている。文章がいかにも小説との雰囲気がある。
2012年5月7日に日本でレビュー済み
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楡さんの小説の主人公は“スーパーマン”的な人物が多く、実際には存在しないか、ほとんど存在しえない場合が多い。 本作の主人公も凄まじい能力を有していますので、リストラをされてもすぐに他の仕事が見つかるでしょう。 一流と言われる企業からの転職により給与は下がったかもしれませんが、そもそもの給与水準が高過ぎて、あまりにも現実味がない。 (団塊の世代まではこの程度の給料をもらっているのでしょうか!?) 主人公の“苦悩”は弱者転落寸前の私には伝わってきませんでした。
2006年5月14日に日本でレビュー済み
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とある同族経営の会社で働き、外様ながらエリートコースに乗っていた主人公が、ふとしたことで血族の一人である同期の不興を買い、困難なポストを次々と回され、辞職へ追い込まれるというストーリー。何か高杉良チックな話の展開である。何となく展開が予想できるため、ハラハラ感がなく、ダラダラと話が続く感じ。しかも、主人公がシカゴ大のMBAホルダーという設定なのだが、どうもMBAという学位が小説の中で過大に評価されおり、主人公の具体的な能力や特性の描写がないまま、それを武器に華麗に立ち回っている点が胡散臭く、残念ながら小説の中身を薄っぺらくしてしまっている。文庫ならまだ我慢できるが、ハードカバー2冊だとコストパフォーマンスが悪いと感じてしまった。良作も多い楡周平の中ではハズレの部類の作品だと思う。
2012年8月24日に日本でレビュー済み
上下合わせて千ページ近い大作ながら、作者の実力もありそれなりには読める
ただ丁寧に書いた岩手工場リストラの件に比べると、営業部に回さてからの展開がやや淡白
中国での話など、現地の現状や中国で仕事をすることにあたっての利点欠点の会話を
少しして終わりだから物足りない
どうせなら後三百ページぐらい追加してこのあたりの話もみっちり書いてくれれば
もっと楽しめたのにと残念な作品
ただ丁寧に書いた岩手工場リストラの件に比べると、営業部に回さてからの展開がやや淡白
中国での話など、現地の現状や中国で仕事をすることにあたっての利点欠点の会話を
少しして終わりだから物足りない
どうせなら後三百ページぐらい追加してこのあたりの話もみっちり書いてくれれば
もっと楽しめたのにと残念な作品