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獄窓記 (新潮文庫) 文庫 – 2008/1/29
山本 譲司
(著)
政治家の犯罪。それは私が最も嫌悪するものだった――。三十代の若さで衆議院議員に当選した私は、秘書給与詐取事件で突然足元を掬われる。逮捕、そしてまさかの実刑判決。服役した私の仕事は、障害を持った同囚たちの介助役だった。汚物まみれの凄惨な現場でひたすら働く獄中の日々の中、見えてきた刑務所の実情、福祉行政への課題とは。壮絶なる真実の手記。新潮ドキュメント賞受賞。
- 本の長さ533ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/1/29
- ISBN-10410133871X
- ISBN-13978-4101338712
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2008/1/29)
- 発売日 : 2008/1/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 533ページ
- ISBN-10 : 410133871X
- ISBN-13 : 978-4101338712
- Amazon 売れ筋ランキング: - 188,510位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,916位新潮文庫
- - 38,707位ノンフィクション (本)
- - 53,711位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政治家がどのように犯罪を犯し、どのように罪に対して真摯に立ち向かったのか、また具体的に懲役とはどのような内容なのかなど、普段知ることができないことが詳しく書かれていてよかった。
2021年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版がもったいない。
2021年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ケーキの切れない非行少年たち」の作者の宮口先生が影響を受けた本として紹介しています。規律正しく行進している服役者の様子が刑務所の資料映像としてときどきテレビで映し出されているのを見ます。あっ,これが刑務所かと想像していました。しかし,この本を読んで,それは塀の中の数十分の一の出来事に過ぎないことだったようです。日々の食事のこと,配役のこと,年2回の屋外でのレクリエーションのこと,懲罰のこと,面会の回数,仮釈放になるまでの日程,看守と囚人の関係のことなど初めて知ることが多かったです。また,障害のある人は娑婆でも不当な扱いを受けることが多いですが,刑務所の中でも十分に理解されずに片隅に追いやられているようで残念な思いがしました。いよいよ仮釈放を明日に迎えた日,筆者が身の回りの世話をしていた痴呆老人の囚人が「あんた,どっかへ行っちゃうのかよ。俺も連れて行ってくれー。ずっと,あんたと一緒にいたいよー」という叫びが寮舎内に響いたというところは泣けましたね。本書を読み終わってもすっきりすることがないのは,刑期を満了したからといって彼らには手放しで喜べない現実があることを知ったからです。身元を引き受ける者がいない囚人,新たな就労先が見つかるかどうかの不安,犯罪者としてのレッテルの負い目など。刑期を無事終えたら,前を向いて歩いていってほしいと思いますというのは,塀の中を知らない娑婆の人間だからこそ言える力のない励ましにすぎないのでしょうか。
2019年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残念ながら我々は誰も間違いを犯すことがある。その場合、それにどう対処するか、一番重要なことだ。
著者は政治家として活動中に政策秘書の給与流用という罪を犯してしまい、実刑判決を受け、刑務所で433日の
獄中生活をするはめになった。その間、自己をじっくり見つめなおすことをし、しっかり反省をし、出所後
しっかり生き直そうとする。その過程はもちろん平坦ではないが、その心の持ち方に感動を覚える。
読後さわやかさを感じた。
著者は政治家として活動中に政策秘書の給与流用という罪を犯してしまい、実刑判決を受け、刑務所で433日の
獄中生活をするはめになった。その間、自己をじっくり見つめなおすことをし、しっかり反省をし、出所後
しっかり生き直そうとする。その過程はもちろん平坦ではないが、その心の持ち方に感動を覚える。
読後さわやかさを感じた。
2005年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の受刑生活を如何に描写してるか興味があり、本著を購入。
確かに、実刑判決を受けてから入所、他の受刑者の生活に関する記述部分は確かに客観的観点の描写で面白いが、やはり著者も政治家精神が抜けないのか主観的記述部分が多く、その部分は面白くない。思わず飛ばし読みしました。
塀の中の生活を、’塀の中の懲りない・・・’同様に面白おかしく書きたい部分と、真面目で正義に燃えている元政治家山本譲二を描きたい部分が混在しており、不自然さ、全体的にちぐはぐさを感じた。
確かに、実刑判決を受けてから入所、他の受刑者の生活に関する記述部分は確かに客観的観点の描写で面白いが、やはり著者も政治家精神が抜けないのか主観的記述部分が多く、その部分は面白くない。思わず飛ばし読みしました。
塀の中の生活を、’塀の中の懲りない・・・’同様に面白おかしく書きたい部分と、真面目で正義に燃えている元政治家山本譲二を描きたい部分が混在しており、不自然さ、全体的にちぐはぐさを感じた。
2023年12月26日に日本でレビュー済み
国会議員から一転して実刑判決収監された著者の刑務所での生活一部始終。そして障害を持つ受刑者のサポート業務を受け持つ。刑務所の内情、現実が赤裸々書かれている。刑務所に行く予定の無い人も読んでおいて損はない。
2020年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり詳しく刑務所の実態、そして入所している人たちの実態を記していただきました。よく気持ちを切り替えて過ごされたと感心します。お話をお聞きしたいと思いました。