BUZZという雑誌(ロッキング・オン社)に連載されていた小説。
「みのもんた」「麻原彰晃(オウム真理教の松本智津夫死刑囚。当時は逮捕間もない時代だった)」「川島なお美」「哀川翔」など、著名人を、『小説内では、本人のことではなく、あくまで同姓同名の人間だ』というスタイルで描いている、きわど過ぎる作品
連載当時の著名人を取り扱っていて、時事ネタも多いのだが、今読んでも笑い転げられる。
人物設定は、実際の著名人と同じなのだが、描いている内容や出来事はフィクションで、不条理であったりします。
たぶん25歳以下くらいの人には向かないかもしれませんが、そうでないならオススメです。
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同姓同名小説 (新潮文庫) 文庫 – 2008/8/28
松尾 スズキ
(著)
ネットで話題になっていた涼子が、私の目の前に現れた。ケイから突然、新曲の依頼の電話がかかってきた。アパートに入り浸っていたみのが、おもむろに告白を始めた。兄貴がある日、なお美へと変わってしまった。芸能人と姓も名前もたまたま一緒の男女が繰り広げる、放送禁止×爆笑必至の人生喜劇。なお、この小説は完全なるフィクションであり、実在の方々と、何の関係もありません!!
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/8/28
- ISBN-104101346526
- ISBN-13978-4101346526
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2008/8/28)
- 発売日 : 2008/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 223ページ
- ISBN-10 : 4101346526
- ISBN-13 : 978-4101346526
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,111,000位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今はなき(本当はあるが、休刊後復活し、不定期で発行されている)ロッキング・オン社の音楽雑誌「BUZZ」に掲載されていた小説を集めたもの。
今でこそ松尾スズキは文学界のスターダムにのし上がった感があるが、この小説を書いている当時は、エンターテイメント色が強く、ゆえに「大笑いして読む」小説に出来上がっている。
エッセイストとしての彼のイメージが強いが、その延長線上にあるような感じの小説。とにかく面白い。
ただ、今読むと、書かれていた頃の時代とのジェネレーション・ギャップが大きくあるので(例えば、一番最初に収録されている「みのがみのであるために」は、5年ぐらい前の小説)、「今年成人した」なんていう人は
、内容が示すところがよく分からないかも知れない。
もちろん、松尾スズキフリークとしては、絶対に必読の本である。
エンターテイメント小説が好きな人は、「自信があれば」読むぐらいの心意気の小説。
今でこそ松尾スズキは文学界のスターダムにのし上がった感があるが、この小説を書いている当時は、エンターテイメント色が強く、ゆえに「大笑いして読む」小説に出来上がっている。
エッセイストとしての彼のイメージが強いが、その延長線上にあるような感じの小説。とにかく面白い。
ただ、今読むと、書かれていた頃の時代とのジェネレーション・ギャップが大きくあるので(例えば、一番最初に収録されている「みのがみのであるために」は、5年ぐらい前の小説)、「今年成人した」なんていう人は
、内容が示すところがよく分からないかも知れない。
もちろん、松尾スズキフリークとしては、絶対に必読の本である。
エンターテイメント小説が好きな人は、「自信があれば」読むぐらいの心意気の小説。
2013年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全くの期待はずれで半分も読めなかった。
あまりにも内容が貧弱すぎる。
あまりにも内容が貧弱すぎる。
2003年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名前ってすごいなあ、と改めて実感。なんだか、嘘の世界なのに総合的に感じる事がなぜだか妙にリアル。不思議な気分になりました。個人的にみのもんた、広末涼子のお話が好きですね。みのさんは完全に本体を超えてしまいました。
2010年12月27日に日本でレビュー済み
公園でみのもんたを拾った青年とみのの間に芽生えた愛の話(「みのがみのであるために」)、竹内力がごきげんように出演するまでの周囲の葛藤と感動(「力の魂」)、保田圭が突如「わたし」の元にやってきて、モニの人事異動がわたしのセックスに関わっていることを明かす(「モニとわたし」)、他10篇。
シュールな笑いが好きな人にはたまらないし、そうでない人にとっては苦痛になりかねない一冊。独特すぎて、笑えるけどかなり好き嫌いがありそう。実際に人におススメしたことがあるんだけど、その次あったとき、僕を見る目がやけに冷たくなってたことがある。しかし個人的にはかなり好きな作品だったので星4つ。はっきりいってシュールすぎてわけは分からないんだけど、そこがたまらなく大好きだ。
シュールな笑いが好きな人にはたまらないし、そうでない人にとっては苦痛になりかねない一冊。独特すぎて、笑えるけどかなり好き嫌いがありそう。実際に人におススメしたことがあるんだけど、その次あったとき、僕を見る目がやけに冷たくなってたことがある。しかし個人的にはかなり好きな作品だったので星4つ。はっきりいってシュールすぎてわけは分からないんだけど、そこがたまらなく大好きだ。