プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
きみの友だち (新潮文庫) 文庫 – 2008/6/30
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ436ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/6/30
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101349223
- ISBN-13978-4101349220
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
出版社より
ナイフ | 日曜日の夕刊 | ビタミンF | きよしこ | 卒業 | くちぶえ番長 | |
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
191
|
5つ星のうち4.0
86
|
5つ星のうち3.9
216
|
5つ星のうち4.4
686
|
5つ星のうち4.3
445
|
5つ星のうち4.5
482
|
価格 | ¥825¥825 | ¥825¥825 | ¥737¥737 | ¥693¥693 | ¥737¥737 | ¥649¥649 |
【新潮文庫】重松清 作品 | ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。私たちは、そんな世界に生を受けた──。五つの家族は、いじめとのたたかいを開始する。〈坪田譲治文学賞受賞〉 | 日常のささやかな出来事を通して蘇る、忘れかけていた大切な感情。家族、恋人、友人──、ある町の12の風景を描いた、珠玉の短編集。 | もう一度、がんばってみるか──。人生の”中途半端”な時期に差し掛かった人たちへ贈るエール。心に効くビタミンです。〈直木賞受賞〉 | 伝わるよ、きっと──。少年はしゃべることが苦手で、悔しかった。大切なことを言えなかったすべての人に捧げる珠玉の少年小説。 | 大切な人を失う悲しみ、生きることの過酷さ。それでも僕らは立ち止まらない。それぞれの「卒業」を経験する、四つの家族の物語。 | くちぶえを吹くと涙が止まる。大好きな番長はそう教えてくれたんだ──。懐かしい子ども時代が蘇る、さわやかでほろ苦い友情物語。 |
きみの友だち | 青い鳥 | せんせい。 | 星のかけら | 一人っ子同盟 | |
---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
1,130
|
5つ星のうち4.4
990
|
5つ星のうち4.1
271
|
5つ星のうち4.3
237
|
5つ星のうち4.3
97
|
価格 | ¥880¥880 | ¥825¥825 | ¥693¥693 | ¥605¥605 | ¥825¥825 |
僕らはいつも探してる、「友だち」のほんとうの意味──。優等生にひねた奴、弱虫や八方美人。それぞれの物語が織りなす連作長編。 | 非常勤の村内先生はうまく話せない。でも先生には、授業よりも大事な仕事がある──孤独な心に寄り添い、小さな希望をくれる物語。 | 大人になったからこそわかる、あのとき先生が教えてくれたこと──。時を経て心を通わせる教師と教え子の、ほろ苦い六つの物語。 | 六年生のユウキは不思議な守り「星のかけら」を探しにいった夜、ある女の子に出会う。命について考え、成長していく少年の物語。 | 兄を亡くしたノブと、母と二人暮らしのハム子は六年生。きょうだいのいない彼らは同盟を結ぶが。切なさに涙にじむ”あの頃”の物語。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2008/6/30)
- 発売日 : 2008/6/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 436ページ
- ISBN-10 : 4101349223
- ISBN-13 : 978-4101349220
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,194位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年、『ビフォア・ラン』(ベストセラーズ、現在は幻冬舎文庫)でデビュー。
著書は他に、『ナイフ』(新潮文庫、坪田譲治文学賞)、『定年ゴジラ』(講談社文庫)、『エイジ』(新潮文庫、山本周五郎賞)、『ビタミンF』(新潮文庫、直木賞)、『隣人』(講談社、講談社文庫で改題『世紀末の隣人』)、『流星ワゴン』(講談社文庫)、『きよしこ』(新潮文庫)、『トワイライト』(文春文庫)、『疾走』(角川文庫)、『その日のまえに』(文春文庫)、『カシオペアの丘で』(講談社文庫)、『とんび』(角川書店)、『十字架』(講談社、吉川英治文学賞)など多数。
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
読み終わるに連れて、藤井フミヤ氏のアナザーオリオンの歌詞を思い浮かべる。
千羽鶴、中学校等、学生も社会人も読むべき一冊である。
私は就寝前に本を読むのですが、昨日この本を読み終え、じんわりしながら読書灯を消し、ああ早くこの気持ちを書きとどめておきたい、どう書こうかな、どう表現すれば自分のこの興奮を表せるかな、と考えながら眠りについたのでした。
もともとは読書嫌いの子供達に読ませる目的で購入しましたが、本当に素敵な作品でした。
さて、この作品の素敵なところは何といっても作者の目線の優しさ。各章が一人の人物にフォーカスしていますが、どの人物にも弱みがあります。自分の負けや弱さを認められないとか、友達に囲まれていないと気が気ではないとか。大人でもそういう人はいるけれど、こうした心の弱さみたいなものは思春期では顕著で、しかも、周囲を傷つけながら露見することが多々あります。しかし、筆者はこうした人物を丁寧に、そして優しく描写しています。その筆者の優しさを作中では恵美ちゃんが担っています。
因みに私の一番のお気に入りは佐藤君。先輩風を吹かす、先輩という肩書をとると何も残らない人。よくいますね。周りから見たらイタいだけなのは本人だってわかっているんですよね。わかっていてもそれしかない本人。きっと本人が一番つらいはずです。
そして友達について。表題にもなっている通り、作品を通底する友達とは何かというテーマ。読了後、今もって私にもわかりません。ただ友達の定義について考えてみることは大事かもしれません。
私事で恐縮ですが、学生時代に家出をしたり、40過ぎて家族で移住したり、割と人間関係については平気で断ち切ってきました(因みにこの前Facebookやめました)。それでも残る人間関係があります。ただ大なり小なり認めてくれているのでまだ連絡先が残っているのかなあ。そういう人たちを友達と言っていいのかもしれません。よくわからないけど。
重要なことは、いつも一緒に居なければ友達ではない、価値観や考えが同じじゃないと友達ではない、という事ではないのでしょう。その関係は恵美と由香、そしてブンとモトに象徴されていると思います。
因みに、語り部について。読めば気づきますが、先ずもってこの作品は違和感から始まる。この作品の語り口についてどうにも解せない感覚を持つと思います。作品を語る人が誰だか分からないのです。話を読み進めるうちにいつしか慣れてしまい気にしなくなるこの語り部。実は超重要人物であるのですが、この”語り部”の正体は最終章で明かされます!そんな構成も、私は好きです。
・・・
まとめますと、この作品は小中高と多感な時代の登場人物を描く甘酸っぱい青春小説です。読み方によっては恵美という超心の強い女の子が最後に幸せになるっていう単純な強者の話にも読めます。でも私は、”人間は弱さの塊だ”という作者の考えを(勝手に)くみ取りました。子どもも大人もすんなり読めて、考えるテーマを与えてくれる良書です。
学校が好きな子、学校が苦手な子、さまざまな背景を持つ子どもたち、そして大人に読んでほしい、読み継いでほしいと感じます。
これから先も自分のペースで歩いて行こう、と思える本でした。
中学受験を考えているお子さんにもお勧めです。
『もこもこ雲』を空に残す…..
優しい子供は要領が悪いから、
あまりみんなと仲良くできない。
『もこもこ雲』は強い陽差しをさえぎって、
(自分と似ている子に)頑張れ、という。
…….あんたはずっと見守っていきなよ。
優しい由香ちゃんが、いなくなった。
ここにポカリと穴が開いた。
....ねぇ、友だちって何...?
小学校の卒業式の日、
由香ちゃんは、言った。
「中学に入ってからも、一緒にいていい?」
つづけて言った。
「わたし、途中でいなくなっちゃうかもしれないけど、
一緒にいてくれる?」
いつ消えるか、わからない余命。
不治の病を抱えた期限付きの友だちだった。
由香ちゃんとずっと友達だった理由、
「結局ね、気が合う合わないじゃなくて
松葉づえの私とぐずな由香は歩く速度がおなじだった、ってことだと思うの」
同じ速さで歩いて
同じ空気を吸って
同じものを見ていた。
友だちって何….わからないよ。
ただ、いなくなっても寄り添えるのが、
友だちなのかなぁ…と語りかけてくれる。