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引っこしはつらいよ―yoshimotobanana.com〈7〉 (新潮文庫) 文庫 – 2005/6/26
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/6/26
- ISBN-104101359245
- ISBN-13978-4101359243
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/6/26)
- 発売日 : 2005/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 332ページ
- ISBN-10 : 4101359245
- ISBN-13 : 978-4101359243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 835,934位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,288位新潮文庫
- - 24,126位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
とても楽しく読み終えました。
私たちは、どうしてばななさんの「日記」を7冊にもわたって読み続けているのでしょう・・・?
ばななさんは、
食べます。人と会います。考えます。旅もします。また食べます。仕事をします。・・・
淡々と、「日常」がつづられていきます。
私たちには日常触れられない世界のことも書いてあるけれども、
だいたいは私たちの日記と同じで、
食べ物の記述や いやなおばさんのことや 「つまらない」こともいっぱい書いてあるのに、
それなのに私は また次が読みたいと思ってしまうのです。
ばななさんの視線を通して世界を見ると、
どこか透明な感じがするからかもしれません。
どうしようもなくつまらないと それまで意識していなかったものが、
ふいに無性にいとおしく感じられるからかもしれません。
昔愛していたネコは、幸せだっただろうか?とか
明日晴れたら、空はどんな色だろう?とか
ふと考えて、「なんだかそういうきもち」になるのです。
今回は、チビラ君がますます可愛くなっていたこと、
オハナちゃんが家族になってきたこと、
ラブ子さんの存在がまだ感じられること、
が一番嬉しかったことでした。
そして、「そんなこわい死に方をする人がいていいという話ではないと思う。」というくだりが、
一番「そうだそうだ!私もそう思ってた!」と悲しくなったところでした。
この本の評価は、“大好きなのだけれど、それは淡々と、透明な感じで、
「好きだ~!!」と言う感じではない”ので、☆4つです。
それでいいような感じがします。