1998-99年にマガジンハウスから出た『謎のギャラリー』(全4冊)に、新たに25篇を加え、再編集したもの。「謎の部屋」には16人の作家による19篇の作品が収められているが、うち10篇が新しいもの。
謎とはいうものの、ミステリやトリックを主眼としたものではなく、なんとなく謎めいた物語/奇妙な話とでもいうもの。いわゆる「奇妙な味」が好きな人にはたまらないだろう。
ただ、「こわい部屋」や「愛の部屋」にはそぐわない、中途半端な作品を押し込んだような印象も。質自体も玉石混淆。
小沼丹の2篇が面白かった。
新訳ではなく、色々なアンソロジーや雑誌、全集などに出たものを集めている。どこかで読んだ作品も多い。
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謎のギャラリー謎の部屋 (新潮文庫 き 17-4) 文庫 – 2002/1/1
北村 薫
(編集)
- 本の長さ470ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/1/1
- ISBN-104101373248
- ISBN-13978-4101373249
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/1/1)
- 発売日 : 2002/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 470ページ
- ISBN-10 : 4101373248
- ISBN-13 : 978-4101373249
- Amazon 売れ筋ランキング: - 284,844位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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北村 薫
1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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