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トリエステの坂道 (新潮文庫) 文庫 – 1998/8/28
須賀 敦子
(著)
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夜の空港、雨あがりの教会、辺境の町に吹く北風……。
追憶の一かけらが、ミラノで共に生きた家族の賑やかな記憶を燃え立たせる。
数多くの詩人を輩出し、イタリア帰属の夢と引換えに凋落の道を辿った辺境の都市トリエステ。その地に吹く北風が、かつてミラノでともに生きた夫ペッピーノや家族たちの賑やかな記憶を燃え立たせる――。
書物を愛し、語り合う楽しみを持つ世の人々に惜しまれて逝った著者が、知の光と歴史の影を愛惜に満ちた文体で綴った作品集。未完長編の魁となったエッセイ(単行本未収録)を併録する。
【目次】
トリエステの坂道
電車道
ヒヤシンスの記憶
雨のなかを走る男たち
キッチンが変った日
ガードのむこう側
マリアの結婚
セレネッラの咲くころ
息子の入隊
重い山仕事のあとみたいに
あたらしい家
ふるえる手
〈付録〉古いハスのタネ
須賀さんについてのノート:湯川豊
【本書収録「トリエステの坂道」冒頭】
二十一時五十分、ミラノ・リナーテ発。勝手のわからないトリエステへのひとり旅にしては非常識なほどおそい空の便だったが、この町のためにまる一日を確保するには、これしかなかった。だがそんな時間でも、空港のロビーはイタリアをはじめヨーロッパ各地に向う旅行客でごった返していて、またたく間に私は彼らの熱気に巻きこまれ、気分が昂(たかぶ)った。が、それもわずかな間のことで、チェックインを済ませ、空港まで送ってくれた友人たちと別れて、指定された待合コーナーに行ってみると、トリエステ便の乗客はほんのひと握りだった。……
須賀敦子(1929-1998)
聖心女子大学卒業。24歳で初めてイタリアを訪れ、29歳からの13年をイタリアで過ごす。1961年、ジュゼッペ・リッカと結婚、谷崎潤一郎をはじめとする日本文学の伊訳を多数出版。6年後に夫が急逝。1971年帰国。1972~1984年慶応義塾大学外国語学校で講師を務める。1973年上智大学国際部比較文化学科非常勤講師、同部大学院現代日本文学科兼任講師(後に比較文化学部教授)。56歳でイタリア体験をもとにした文筆活動を開始。1991年『ミラノ 霧の風景』(白水社)で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。1998年心不全で他界。主な著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』(ともに文藝春秋)、『トリエステの坂道』『地図のない道』(ともに新潮文庫)ほか。主な訳書にナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』、アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』(ともに白水社)ほかがある。
追憶の一かけらが、ミラノで共に生きた家族の賑やかな記憶を燃え立たせる。
数多くの詩人を輩出し、イタリア帰属の夢と引換えに凋落の道を辿った辺境の都市トリエステ。その地に吹く北風が、かつてミラノでともに生きた夫ペッピーノや家族たちの賑やかな記憶を燃え立たせる――。
書物を愛し、語り合う楽しみを持つ世の人々に惜しまれて逝った著者が、知の光と歴史の影を愛惜に満ちた文体で綴った作品集。未完長編の魁となったエッセイ(単行本未収録)を併録する。
【目次】
トリエステの坂道
電車道
ヒヤシンスの記憶
雨のなかを走る男たち
キッチンが変った日
ガードのむこう側
マリアの結婚
セレネッラの咲くころ
息子の入隊
重い山仕事のあとみたいに
あたらしい家
ふるえる手
〈付録〉古いハスのタネ
須賀さんについてのノート:湯川豊
【本書収録「トリエステの坂道」冒頭】
二十一時五十分、ミラノ・リナーテ発。勝手のわからないトリエステへのひとり旅にしては非常識なほどおそい空の便だったが、この町のためにまる一日を確保するには、これしかなかった。だがそんな時間でも、空港のロビーはイタリアをはじめヨーロッパ各地に向う旅行客でごった返していて、またたく間に私は彼らの熱気に巻きこまれ、気分が昂(たかぶ)った。が、それもわずかな間のことで、チェックインを済ませ、空港まで送ってくれた友人たちと別れて、指定された待合コーナーに行ってみると、トリエステ便の乗客はほんのひと握りだった。……
須賀敦子(1929-1998)
聖心女子大学卒業。24歳で初めてイタリアを訪れ、29歳からの13年をイタリアで過ごす。1961年、ジュゼッペ・リッカと結婚、谷崎潤一郎をはじめとする日本文学の伊訳を多数出版。6年後に夫が急逝。1971年帰国。1972~1984年慶応義塾大学外国語学校で講師を務める。1973年上智大学国際部比較文化学科非常勤講師、同部大学院現代日本文学科兼任講師(後に比較文化学部教授)。56歳でイタリア体験をもとにした文筆活動を開始。1991年『ミラノ 霧の風景』(白水社)で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。1998年心不全で他界。主な著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』(ともに文藝春秋)、『トリエステの坂道』『地図のない道』(ともに新潮文庫)ほか。主な訳書にナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』、アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』(ともに白水社)ほかがある。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1998/8/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101392218
- ISBN-13978-4101392219
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対象商品: トリエステの坂道 (新潮文庫)
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1998/8/28)
- 発売日 : 1998/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4101392218
- ISBN-13 : 978-4101392219
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 561位近現代日本のエッセー・随筆
- - 641位日本文学
- - 651位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1929-1998)1929年生まれ。聖心女子大学卒業。
24歳で初めてイタリアを訪れ、29歳からの13年をイタリアで過ごす。1961年、ジュゼッペ・リッカと結婚、谷崎潤一郎をはじめとする日本文学の伊訳を多数出版。6年後に夫が急逝。1971年帰国。1972~1984年慶応義塾大学外国語学校で講師を務める。1973年上智大学国際部比較文化学科非常勤講師、同部大学院現代日本文学科兼任講師(後に比較文化学部教授)。
56歳でイタリア体験をもとにした文筆活動を開始。1991年『ミラノ 霧の風景』(白水社)で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。1998年心不全で他界。主な著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』(ともに文藝春秋)、『トリエステの坂道』『地図のない道』(ともに新潮文庫)ほか。主な訳書にナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』、アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』(ともに白水社)ほかがある。
イメージ付きのレビュー
5 星
結婚6年にして病没した夫を、須賀敦子が心底愛していたことが伝わってきます
エッセイ集『トリエステの坂道』(須賀敦子著、新潮文庫)に収められている『トリエステの坂道』は、須賀敦子が強く惹かれる詩人サバが愛したイタリアのトリエステを訪れた時のことが綴られています。「サバが愛したトリエステ。重なりあい、うねってつづく旧市街の黒いスレート屋根の上に、淡い色の空がひろがり、その向うにアドリア海があった」。「たとえどんな遠い道のりでも、乗物にはたよらないで、歩こう。それがその日、自分に課していた少ないルールのひとつだった。サバがいつも歩いていたように、私もただ歩いてみたい」。「なぜ自分はこんなにながいあいだ、サバにこだわりつづけているのか。二十年まえの六月の夜、息をひきとった夫の記憶を、彼といっしょに読んだこの詩人にいまもまだ重ねようとしているのか。イタリアにとっては文化的にも地理のうえからも、まぎれもない辺境の町であるトリエステまで来たのも、サバをもっと知りたい一念からだと自分にいい聞かせながらも、いっぽうでは、そんな自分をこころもとなく思っている」。結婚6年にして、41歳で病没した夫ジュゼッペ(ペッピーノ)・リッカを、須賀が心底愛していたことが伝わってきます。自分が深く愛した夫が好んだ詩人の縁(ゆかり)の地を訪ねる――須賀の思いに心を揺さぶられました。
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2023年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い文章というものがあるとすれば、それは須賀敦子の日本語だと思う。
翻訳、それも詩の翻訳、を長きにわたり手掛けてきたことによるのか、感度の高いきわめて適切な日本語で奢らず気品があり、すべての情景が彼女の手にかかるとまるでそこにいるかのような、現実感をもって目に浮かぶ。
10年程のイタリア生活、そのうちの6年半の結婚生活の中で、出会った人々、彼らひとり一人の人生、その時々の彼女の思い、手を抜かず隅々まで目を配りその場の空気を呼吸し適切な文章に綴る。
トリエステは過ぎし日の栄華とはほどとおくミラノやローマなどの繁栄からは遠ざかってしまった町のようだが、その様子はクノップフの「見捨てられた街」に描かれたような冷たさではない。彼女の言葉からは遠き日の影をそのまま引き継いて静かに息づいているというような様子が伝わってくる。
表題の「トリエステの坂道」とナターリア・ギンズバーグとの思い出「ふるえる手」をのぞく10編の随筆はいずれも、夫とその家族 - 彼女が育った環境とはかけ離れた、端的には社内の隅にひっそりと暮らしているような人々- に関するストーリーである。
そういった人々のただ貧しいだけと思われるような一生の中にも、当たり前だが夢があり喜びがありあきらめがあり悲嘆があり…それを丹念に描写しつつ、丁寧な日本語で語る。何度も読み返し、そのたびに新しい発見がある、そのような随筆である。
翻訳、それも詩の翻訳、を長きにわたり手掛けてきたことによるのか、感度の高いきわめて適切な日本語で奢らず気品があり、すべての情景が彼女の手にかかるとまるでそこにいるかのような、現実感をもって目に浮かぶ。
10年程のイタリア生活、そのうちの6年半の結婚生活の中で、出会った人々、彼らひとり一人の人生、その時々の彼女の思い、手を抜かず隅々まで目を配りその場の空気を呼吸し適切な文章に綴る。
トリエステは過ぎし日の栄華とはほどとおくミラノやローマなどの繁栄からは遠ざかってしまった町のようだが、その様子はクノップフの「見捨てられた街」に描かれたような冷たさではない。彼女の言葉からは遠き日の影をそのまま引き継いて静かに息づいているというような様子が伝わってくる。
表題の「トリエステの坂道」とナターリア・ギンズバーグとの思い出「ふるえる手」をのぞく10編の随筆はいずれも、夫とその家族 - 彼女が育った環境とはかけ離れた、端的には社内の隅にひっそりと暮らしているような人々- に関するストーリーである。
そういった人々のただ貧しいだけと思われるような一生の中にも、当たり前だが夢があり喜びがありあきらめがあり悲嘆があり…それを丹念に描写しつつ、丁寧な日本語で語る。何度も読み返し、そのたびに新しい発見がある、そのような随筆である。
2015年3月1日に日本でレビュー済み
1995年発表の須賀敦子の第4作。
日本オリベッティ社の広報誌『SPAZIO』に、『別の目のイタリアPART2』という通しの題名で、1990〜95年に連載されたエッセイに手を入れたものに、他誌に掲載された『ふるえる手』及び書下ろしを加えた、全12篇が収められている。
本書では、夫であるペッピーノの家族の肖像が大きなテーマとなっている。
その中で、『ふるえる手』は、60歳を超えてデビュー作『ミラノ 霧の風景』を発表し、多くの批評家たちが、その文章の高度な完成度に驚いたという著者の、「書くこと」への思いと、その覚悟を後押ししたナタリア・ギンズブルグの作品との出会いが語られる一篇であり、著者は、「日本の文学作品をイタリア語に訳す仕事をはじめてまもないころだったが、まだ自分が母国の言葉でものを書くことを夢見ていた。・・・ちょうどそのころ、書店につとめていた夫がナタリアの小説を持って帰ってくれた。・・・好きな作家の文体を、自分にもっとも近いところに引きよせておいてから、それに守られるようにして自分の文体を練りあげる。・・・そのときの私にとってはこのうえない発見だった。しがみつくようにして私がナタリアの本を読んでいるのを見て、夫は笑った。わかってたよ。彼はいった。・・・これはきみの本だって思った。」、「書くという私にとって息をするのとおなじくらい大切なことを、作品を通して教えてくれたかけがえのない師でもあったナタリア・・・」と記している。
『ミラノ 霧の風景』の発表から8年で亡くなった著者が、「あの四冊は、書けてよかった」と言ったという、『コルシア書店の仲間たち』、『ヴェネツィアの宿』に続く最後の作品集である。
(2008年5月了)
日本オリベッティ社の広報誌『SPAZIO』に、『別の目のイタリアPART2』という通しの題名で、1990〜95年に連載されたエッセイに手を入れたものに、他誌に掲載された『ふるえる手』及び書下ろしを加えた、全12篇が収められている。
本書では、夫であるペッピーノの家族の肖像が大きなテーマとなっている。
その中で、『ふるえる手』は、60歳を超えてデビュー作『ミラノ 霧の風景』を発表し、多くの批評家たちが、その文章の高度な完成度に驚いたという著者の、「書くこと」への思いと、その覚悟を後押ししたナタリア・ギンズブルグの作品との出会いが語られる一篇であり、著者は、「日本の文学作品をイタリア語に訳す仕事をはじめてまもないころだったが、まだ自分が母国の言葉でものを書くことを夢見ていた。・・・ちょうどそのころ、書店につとめていた夫がナタリアの小説を持って帰ってくれた。・・・好きな作家の文体を、自分にもっとも近いところに引きよせておいてから、それに守られるようにして自分の文体を練りあげる。・・・そのときの私にとってはこのうえない発見だった。しがみつくようにして私がナタリアの本を読んでいるのを見て、夫は笑った。わかってたよ。彼はいった。・・・これはきみの本だって思った。」、「書くという私にとって息をするのとおなじくらい大切なことを、作品を通して教えてくれたかけがえのない師でもあったナタリア・・・」と記している。
『ミラノ 霧の風景』の発表から8年で亡くなった著者が、「あの四冊は、書けてよかった」と言ったという、『コルシア書店の仲間たち』、『ヴェネツィアの宿』に続く最後の作品集である。
(2008年5月了)
2021年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
須賀敦子氏の大ファンです。ほとんどの書籍愛読しているのですが、抜け落ちていました。
パリにお住いのブロガーさんの中でトリエステの坂道のことが、
あっと…これ読んでないかもと。
早速ググって…・第一刷を見つけました。美しい文章をかみしめています。ありがとうございます。
パリにお住いのブロガーさんの中でトリエステの坂道のことが、
あっと…これ読んでないかもと。
早速ググって…・第一刷を見つけました。美しい文章をかみしめています。ありがとうございます。
2021年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変良かったです。
2019年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オススメしてもらい買いました。
ビーチでの読書には簡単に読めて、作者の人生を詳しく知ることができ面白かったです。
最後の章はあまり興味がわかない文章内容でした。
読み応えはあります。
ビーチでの読書には簡単に読めて、作者の人生を詳しく知ることができ面白かったです。
最後の章はあまり興味がわかない文章内容でした。
読み応えはあります。
2021年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ことばがうつくしく、何度も読み返しました。
2015年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて読んだ本にしては、珍しく「女性らしさ」と、あらゆる場面での「細やかあな表現」、たとえば
こんな表現があるのか?と、不思議に感じることがあります。
そして、なぜにイタリア人と結婚までするようになったのか? またそのイタリアがこれほどまでに
「気に入った」のかと、良く理解できるような気がしてきます。すべてをじっくりと読んでしまうと、
良くわかります。有難う!
こんな表現があるのか?と、不思議に感じることがあります。
そして、なぜにイタリア人と結婚までするようになったのか? またそのイタリアがこれほどまでに
「気に入った」のかと、良く理解できるような気がしてきます。すべてをじっくりと読んでしまうと、
良くわかります。有難う!
他の国からのトップレビュー
Alessandro
5つ星のうち5.0
Very good!
2019年10月6日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Very good, ok!