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ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫) 文庫 – 2007/4/1

4.1 5つ星のうち4.1 46個の評価

三十七歳、未婚、入社十四年と十ヵ月。だけど、それがどうした? 総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと……。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性との奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘いつづける。働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2007/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 375ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410139623X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101396231
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 46個の評価

著者について

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柴田 よしき
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1995年、『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞。受賞作の主人公である村上緑子は、従来の女性刑事のイメージを一新したキャラクターとして人 気を獲得した。以後、村上緑子シリーズの他、京都を舞台に壮大なスケールで展開する伝奇小説「炎都」シリーズ、猫を主人公にした猫好き必読の本格推理小説 「猫探偵正太郎」シリーズなど、ジャンルを超えて、幅広く意欲作を発表し続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 やってられない月曜日 (ISBN-13: 978-4101396262)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
46グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お局歴、かれこれ10数年・・・主人公の翔子さんとよく似た身の上です。でも、翔子さんほど自立出来てなく、責任感もない困ったお局なので、翔子さんを「格好いい」と思いました。
失恋の痛手を引きづる後輩に「喝」を入れたり、妻子がいながら若い契約社員に手を出そうとする男性社員に、ギャフンと言わせるシーンは、スカッとしました。ある程度年齢を重ねると新しい友人を作り辛くなるものですが、ネットで知り合った愛美と徐々に仲良くなっていく行程も羨ましく思えました。後輩の男性社員の存在も、いいなぁ〜と思いました。そして、私もケアンズに行きたくなりました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
37歳、女、大手会社の企画部 係長。
この話しは 10年くらい前のようです、翔子さんは その後どうしてるのかな?中間管理職の修行はまだ続いているのかな?
年下の八幡くんとは 遠距離恋愛へと進むのか?
アラサー、アラフォーという言葉が普通に飛び交う今よりも10年前の37歳のワーキングガールは やはりいろいろ大変そうだ。
きっとそんな たくさんの翔子さんが 次への自分に道を作ってくれたんだろうなぁ
最初は 自分の仕事だけで、部下たちなど どーでもいいと思っているような翔子さんですが、会社で起きる ちょっとした出来事から
ラストでは 過去の不倫相手(おそらく寝たのは一回でしょう)な部下の女子に対して 卑劣な行為をしてることが分かり 、天誅!気持ちいい啖呵とパンチを食らわさます。
ラスト近くでは 翔子さんは 「いい女」だと思えます。颯爽という言葉がピッタリなワーキングガールです。
一方、翔子さんが オーストラリアで出会った、もう一人のワーキングガール
愛美。翔子さんは愛美は友人になります
そしてもう一人 この物語ではなくてはならないエピソードの ペリカンを巡っての 麗奈。
主に翔子さんと愛美の お話しが交互ですが、やはり翔子さんが主役かな。
愛美の方が29歳と翔子さんより若いけど、
ちょっと 哀しいワーキングガールな感じです。ラストでやっと、自分から転機を掴みますが。 「おばさん」てのは年齢ではなく 思考や行動だと思います。25歳でも 「おばさん」な人は多い。
そして翔子さんと八幡くんのデートの会話で「ロンバケ」て出てくるのですが
なんだっけ??て一瞬考えてしまいました(笑)あ〜そんなドラマあった!見てたわ!
主題歌も流行ったわ〜て
懐かしかったです。
しかし何気に 小さい出来事であり ラストまで続いた謎もあるので 連作短編集ぽかったです。翔子さんのお話しですが。
2004年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は「柴田よしき」さんの本はこれが初めてでした。
・・・、くやしい!こんな素敵な本を書く作家さんを今まで知らずに
過ごしてきたなんて・・・。
感想は、とにかく「翔子」さんがかっこいいです。冷静沈着に仕事をこなすが、プライベートでのおちゃめぶりや、
部下とのプラトニックな関係・・・。
圧巻はなんといってもかつての不倫相手との対決!
あ~っ、私も一度でいいからあんな風にタンカをきりたい!
これからしばらくは「柴田よしき」さんにはまりそう・・・。
(うちの長男、よしきなんです。なんか親近感もわいちゃって・・・)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月6日に日本でレビュー済み
平成19年初版の本ですが、女性の話し言葉が古い気がします。
37歳のヒロインの話し方→
「あたし」「・・・だったわよね」「・・・・してるのよ」
こんな話し方する人、いまどきいます?と
読んでいて少し引っかかりました。

ヒロインの一人墨田翔子さんは一流企業でバリバリ働く女性管理職の星ですが、
自分のことを「便利だが怖い。嫌いだけど便利。」
「本当に嫌いでいつか噛みついてやりたい」と思われている、
「悪評」高い「ババア」で「お局」だと評価しています。

しかして実態は!!
なんだかんだと部下たちに頼られ、チームメイトを鼓舞し、
いざという時かっこよく、会社でも何度も賞を取り。
そのくせ肩ひじ張ってる自分を陰からそっと見つめ、本当の自分をわかってくれる
年下の有能な男性部下と良い感じになったり・・・
オイオイ最初の低ーい自己評価はどこいったんじゃぁぁぁと叫びたくなるような
スーパーウーマンなのです。

でも、現実って、はっきりいってこの小説の逆ですよね。
35歳過ぎて独身だけど、自分ではそこそこ仕事できるつもりだし
まぁまぁ人望もあるし・・・なんて思ってたら
別に誰も自分のこと評価してないし、ただの小うるさいおばちゃんだと
思われてただけでした、みたいな・・・。

とてもじゃないけど自分を重ねてしみじみする気にはなりませんでしたので、
星3つ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月28日に日本でレビュー済み
女も男も、働いてお金を稼ぐって大変。勤続約15年、中間管理職係長女子。達観して割り切っていると思ってるのに、色々と悩んで首を突っ込んで 、大変なんですよ。
2004年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここまであけすけに「我が気持ちの代弁」を小説にしていただくと
爽快快感です。
働くおねー様たちはみんな思っていることです。
女性はもちろん、男性にも是非読んで欲しい1冊です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年6月4日に日本でレビュー済み
自分はまさに翔子への道を歩んでいるかも…^^; と思いつつ読んだ30代半ばOLです。

本書の出版された2004年くらい、世間一般の女性管理職のイメージは
「ヒステリック」「嫉妬深い」「プライド高くて鼻持ちならない」・・・だと思います。
確か、当時の踊る大捜査線といった普通のドラマや映画などではそんな感じで登場してました。

主人公の翔子は最初、まさにイメージどおりの女性管理職!として登場しながら
実は葛藤した末の苦肉の策として意地悪を演じていることが徐々にわかってきます。
ステレオタイプな描かれ方は全くされてません。むしろリアルそのものです。

職場の人間関係の複雑さ、ドロドロの政略に自らの職場を重ねてゾッとしつつ
こんな状況に身を置く女性管理職は実はたくさんいるんだな、とある意味で救われました。

そんな翔子も本当は「実は笑いあいながら仕事したい」という理想を持っています。
そこも共感です。本当は笑って仕事したいんですよ。だけど笑えない状況が多すぎて心に鎧が必要になる・・・。

物語の中で別の視点を与えてくれる人々に助けられ、更に成長していく姿を見て、
早く彼女に平和と幸あれと願ってしまう自分がいます。
2011年7月12日に日本でレビュー済み
少し前のドラマでanego(姉御)ってあったけど。
この主人公はそこまで面倒見はよくない姉御ってかんじ。
部下に対して使えないやつにははっきり「あんた、使えないから次の契約更新はないよ。」と言えちゃう。(そこに愛もあるんだけど)
そして、嘘をついたり自分のことを見下すような相手でも、仕事ができる人間に対してはそれなりの敬意を持った行動をとっている。

女が男と同じように働くには、いろんなことを犠牲にしなくちゃいけなくて。
でも、仕事がなんだかんだいって好きで、プライドもあって。

ペリカンを見るためにがんばる・・。
っていうその部分。

ああ、分かる気がするな。
私も、がんばろうって気にさせてくれる作品。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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