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口笛の歌が聴こえる (新潮文庫 あ 18-3) 文庫 – 1988/10/1

4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1988/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1988/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 465ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101419035
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101419039
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

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嵐山 光三郎
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
60年代半ばに出版社に就職した主人公(作者の分身)の破天荒な青春を、その時々の事件と絡めて描いた大河小説というかビルドゥングスロマン(成長小説)。唐十郎、三島由紀夫、深沢七郎、檀一雄、五味康祐など、多くの登場人物が実名で登場、ちょっとしたしぐさなどの描写も的確で、さすがと唸らされる。ところでこれは小説の出来とは全く関係ないが、気になったのが、DTP作業ミスに起因すると思われるチェック漏れ(ルビが該当する漢字とあっていなかったり、汚い作字やフォント違い)が散見されること。そうした不満はさておき、まずはこの出版社が、傑作を復刊してくれたことを感謝したい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年1月24日に日本でレビュー済み
次から次へと実在の人物が主人公と交差していく。ここまで強引にひとつの時代を血湧き肉踊る青春群像物語にねじ伏せてしまう嵐山の筆力はパワフルだ。主人公が土方のアスベスト舞踏館を訪れた時に土方、澁澤、三島に出会う場面、笠井の登場、唐十朗との出会い、やくざに刺されて死んだ友だちの遺骨を持って実家に向かう場面、10.21新宿騒乱、その他、どれもカッコ良くて、面白い。主人公はその時その時の面白そうな、ヤバそうな人間に嗅覚みたいなものでやたら反応してしまうのだろう。雑誌の編集者という職業も大きいだろう。でもここには、確かにあの時代の息吹き、エネルギーが満ちあふれている。これはノスタルジーなのだろうか?そういう側面もあるかもしれない。でも読んだあとでやたら血が騒ぐのどういうことだろう?たぶん本の中に「自由」の匂いを嗅いだからなんだろうと思ってしまうのだ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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