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家族趣味 (新潮文庫) 文庫 – 1997/4/25
乃南 アサ
(著)
家庭をかえりみず仕事と恋に生きる女、宝石に金をつぎ込む女――などなど。よくありそうな話。しかし結末は怖い。傑作短編5編。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1997/4/25
- ISBN-104101425132
- ISBN-13978-4101425139
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1997/4/25)
- 発売日 : 1997/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 274ページ
- ISBN-10 : 4101425132
- ISBN-13 : 978-4101425139
- Amazon 売れ筋ランキング: - 926,786位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。他に『ボクの町』『団欒』『風紋』『晩鐘』『鎖』『嗤う闇』『しゃぼん玉』『ウツボカズラの夢』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『犯意』(共著)、エッセイ集『いのちの王国』『ミャンマー』など著書多数。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。結末がどうなるのと思いつつ読み進める面白さ。闇。世の中そううまくはいかないよと悪の声。
2023年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変わった性格の持ち主を主人公とした短編5作を収録。宝石の魅力に憑りつかれて人生を滅ぼす女性や自身の肉体美に酔いしれる男性等、理解不能な人物が主人公として描かれています。若い男にのめり込む女性や女性の下着に興味を持つ中年男性と現実にありえる内容が組み込まれた作品でした。しかし読んだ後にはちょっと不気味な感じが残ってしまいました。
2017年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
乃南アサさんの長編は面白いのですが、この短編集はがっかりでした。
期待しただけに、ガッカリして、「何だこりゃ!」の読後感が残りました。
期待しただけに、ガッカリして、「何だこりゃ!」の読後感が残りました。
2010年5月15日に日本でレビュー済み
タイトルの「家族趣味」が印象的でした。
夫婦と息子の3人家族。
妻は、いわゆる「所帯じみたオバサン」にはならない主義。
というか「いつまでも私らしく若々しく!」「自分らしく自由で
ありたいの!家族だってそうよ!」「等身大の私って素敵でしょ!」
という言葉が聞こえてきそうな女性です。
あー、いるなーこういう人・・・と思いながら読んでいました。
そして、「あなた、もう少し家族のこともちゃんとしなさいよ!」
という同僚。ちょっと嫉妬もある様子。こういう人もいるな・・・と。
女性同士の付き合いは、なかなか難しいものですね。
なんて、サラッと終わる話ではなく、同僚の言葉も聞いておけば
良かった、と思った時にはもう遅く、驚愕の展開が待ってました。
家族それぞれが、自分らしく生きるのは良いこと。
ただ・・・何事も程々にしておきましょう、ということでしょうか。
大変興味深く読みました。乃南さんの女性心理描写は流石です!
夫婦と息子の3人家族。
妻は、いわゆる「所帯じみたオバサン」にはならない主義。
というか「いつまでも私らしく若々しく!」「自分らしく自由で
ありたいの!家族だってそうよ!」「等身大の私って素敵でしょ!」
という言葉が聞こえてきそうな女性です。
あー、いるなーこういう人・・・と思いながら読んでいました。
そして、「あなた、もう少し家族のこともちゃんとしなさいよ!」
という同僚。ちょっと嫉妬もある様子。こういう人もいるな・・・と。
女性同士の付き合いは、なかなか難しいものですね。
なんて、サラッと終わる話ではなく、同僚の言葉も聞いておけば
良かった、と思った時にはもう遅く、驚愕の展開が待ってました。
家族それぞれが、自分らしく生きるのは良いこと。
ただ・・・何事も程々にしておきましょう、ということでしょうか。
大変興味深く読みました。乃南さんの女性心理描写は流石です!
2004年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
乃南さんのミステリー作品はどれも好き。
特に短編はキレの良さと展開の意外性に惹かれてしまう。
この本も短編集です。
日常に潜む闇。特殊な人だけじゃなく、誰しもがうっかり足を踏み外してしまうような危うさが魅力的。
ただ収録作品『デジ・ボウイ』だけイマイチ面白みに欠けた気がするのが残念です。
特に短編はキレの良さと展開の意外性に惹かれてしまう。
この本も短編集です。
日常に潜む闇。特殊な人だけじゃなく、誰しもがうっかり足を踏み外してしまうような危うさが魅力的。
ただ収録作品『デジ・ボウイ』だけイマイチ面白みに欠けた気がするのが残念です。
2015年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
乃南さんの大ファンですが、ぐろすぎ、最後まで反省も無いところはドン引きです。しばらく乃南さんは読みません。
2012年6月16日に日本でレビュー済み
乃南アサさんの中では、音道貴子シリーズが好きです。
一方、「つまらない」と思った作品も複数ありました。
これは、初期の作品集なんですよね?
勢いを感じました。
アイディアの新鮮さと、進行の力強さ、ひねりのシャープさです。
これらの中では、”デジ・ボウイ”が一番印象的でした。
息子をもつ父親として切なくなりました。
一方、「つまらない」と思った作品も複数ありました。
これは、初期の作品集なんですよね?
勢いを感じました。
アイディアの新鮮さと、進行の力強さ、ひねりのシャープさです。
これらの中では、”デジ・ボウイ”が一番印象的でした。
息子をもつ父親として切なくなりました。
2014年11月26日に日本でレビュー済み
人の心に潜む欲望を描いた短編集。どの話もやりすぎてしまうのが特長で、楽しめた。
どの話もしっかりとオチがあって楽しめたが、個人的には「彫刻する人」と「家族趣味」が好きだった。
「彫刻する人」は体を鍛えることに目覚めた男の話。最初は健康のためだったはずが、気がついたら自分の肉体美が目的になっていく話はリアルだった。
「家族趣味」は若いうちに結婚して夫と子供をもつ中年女性の話。趣味は生きること。仕事も家庭もすべてが趣味。趣味だからこそ、仕事をして、恋をして、母親をしてと何でも楽しく過ごす。それがうまくいっているときはよかったが、徐々に思い通りにならなくなっていき崩壊する。
どの話もしっかりとオチがあって楽しめたが、個人的には「彫刻する人」と「家族趣味」が好きだった。
「彫刻する人」は体を鍛えることに目覚めた男の話。最初は健康のためだったはずが、気がついたら自分の肉体美が目的になっていく話はリアルだった。
「家族趣味」は若いうちに結婚して夫と子供をもつ中年女性の話。趣味は生きること。仕事も家庭もすべてが趣味。趣味だからこそ、仕事をして、恋をして、母親をしてと何でも楽しく過ごす。それがうまくいっているときはよかったが、徐々に思い通りにならなくなっていき崩壊する。