音道貴子シリーズは
「凍える牙」「鎖」からのファンです。
音道と滝沢のコンビ、凍える牙の中で描かれている当初の関係性が徐々に変化していき、本音では少しずつ心が通じ合っていく様が好きです。
「風の墓碑銘」のエピローグ、お互い憎まれ口をたたきながら葬儀に向かう場面からのラストは爽快でした。
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風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫) 文庫 – 2009/1/28
乃南 アサ
(著)
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貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。そんな矢先、その今川が殺害される……。唯一の鍵が消えた。捜査本部が置かれ、刑事たちが召集される。音道の相棒は……、滝沢保だった。『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。
- 本の長さ351ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/1/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101425477
- ISBN-13978-4101425474
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対象商品: 風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)
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なぜ忘れていたのだろう。あの夏から、私は妊娠しているのだ。そう、何年も、何年も……。直木賞作家、衝撃のデビュー作。 | 家庭をかえりみず仕事と恋に生きる女、宝石に金をつぎ込む女──などなど。よくありそうな話。しかし結末は怖い。傑作短編 5 編。 | 小学生の拓馬は、美しい笑顔で大人たちを喜ばせ、欲しいものを何でも手に入れたが――。少年少女たちの「裏の顔」を描いた短編7編。 | 「あなたが私にくれたものは、あの桜の小枝だけ」。夫への不満を募らせる女は逃げ場を求め──。 10 編収録の文庫オリジナル短編集。 | 深夜、息子は彼女の死体を連れて帰ってきた。その時、家族はどうしたか──。表題作をはじめ、ブラックユーモア風味の短編 5 編。 | 誰にでも起こりうる些細なトラブルが、平穏だった三人家族の歯車を狂わせてゆく……。現代人の幸福の危うさを描く心理サスペンス。 |
【1】凍える牙 | 【2】鎖〔上〕 | 【3】鎖〔下〕 | 【4】風の墓碑銘(エピタフ)〔上〕 | 【5】風の墓碑銘(エピタフ)〔下〕 | 6月19日の花嫁 | |
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【新潮文庫】乃南アサ 作品 | 凶悪な獣の牙──。警視庁機動捜査隊員・音道貴子が連続殺人事件に挑む。女性刑事の孤独な闘いが圧倒的共感を集めた超ベストセラー。〈直木賞〉 | 占い師夫婦殺害の裏に潜む現金奪取の巧妙な罠。その捜査中に音道貴子刑事が突然、犯人らに拉致された!傑作『凍える牙』の続編。 | 民家解体現場で白骨死体が発見されてほどなく、家主の老人が殺害された。難事件に『凍える牙』の名コンビが挑む傑作ミステリー。 | 結婚式を一週間後に控えた千尋は、事故で記憶喪失に陥る。やがて見えてきた、自分の意外な過去──。ロマンティック・サスペンス。 |
【1】いつか陽のあたる場所で | 【2】すれ違う背中を | 【3】いちばん長い夜に | 【1】女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 | 【2】女刑事音道貴子 未練 | 【3】女刑事音道貴子 嗤う闇 | |
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あのことは知られてはならない──。過去を隠して生きる女二人の健気な姿を通して友情を描く心理サスペンスの快作。聖大も登場。 | 福引きで当たった大阪旅行。初めての土地で解放感に浸る二人の前に、なんと綾香の過去を知る男が現れた!人気シリーズ第二弾。 | 前科(マエ)持ちの刑務所(ムショ)仲間──。二人の女性の人生を、あの大きな出来事が静かに変えていく。人気シリーズ感動の完結編。 | 32 歳、バツイチの独身、趣味はバイク。かっこいいけど悩みも多い女性刑事・貴子さんの短編集。滝沢刑事と著者の架空対談付き! | 監禁・猟奇殺人・幼児虐待──初動捜査を受け持つ音道を苛立たせる、人々の底知れぬ憎悪。彼女は立ち直れるか?短編集第二弾! | 下町の温かい人情が、孤独な都市生活者の心の闇の犠牲になっていく。隅田川東署に異動した音道貴子の活躍を描く傑作警察小説四編。 |
しゃぼん玉 | 涙〔上〕 | 涙〔下〕 | 結婚詐欺師〔上〕 | 結婚詐欺師〔下〕 | それは秘密の | |
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通り魔を繰り返す卑劣な青年が山村に逃げ込んだ。正体を知らぬ村人達は彼を歓待するが。涙なくしては読めぬ心理サスペンスの傑作。 | 東京五輪直前、結婚間近の刑事が殺人事件に巻込まれ失踪した。行方を追う婚約者が知った慟哭の真実。一途な愛を描くミステリー! | 偶然かかわった結婚詐欺の捜査で、刑事の阿久津は昔の恋人が被害者だったことを知る。大胆な手口と揺れる女心を描くサスペンス! | これは愛なのか、恋なのか、憎しみなのか。人生の酸いも甘いも嚙み分けた、大人のためのミステリアスなナイン・ストーリーズ。 |
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2009/1/28)
- 発売日 : 2009/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 351ページ
- ISBN-10 : 4101425477
- ISBN-13 : 978-4101425474
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 227,057位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。他に『ボクの町』『団欒』『風紋』『晩鐘』『鎖』『嗤う闇』『しゃぼん玉』『ウツボカズラの夢』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『犯意』(共著)、エッセイ集『いのちの王国』『ミャンマー』など著書多数。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月10日に日本でレビュー済み
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事件関係者間の人間模様、音道自身の交友関係の中での人間模様、
前者はストーリーの中で音道が解明していく。後者はリアルタイムで変化していく。
この2つのストーリーが並行して展開していく。読み手を飽きさせない優れた組み立てだと感心する。
しかし、今回の音道は、経験も年齢も重ね単に気の強い意地っ張りで一本気な女から、自身の将来に不安や焦りを感じ、それまで通していた信念のようなものに揺らぎが生じ、人間としてのエゴが目立つように感じる。
そんな音道に私は肩入れし感情移入することが希薄になる、むしろ距離を置く観方になってしまった。正直ちょっと嫌だな、と。
まぁ、しかし、それが普通の女性の感性と捉えればリアルで巧みな描写とも言える。
最近は未婚で仕事一筋で生きている女性も多い。本作の音道はその彼女たちの代弁者になっているのだと思う。
「結婚しないの、したくないの?」「誰かいないの?」周囲は、すでに結婚していることが当然のこととして異口同音に簡単に尋ねてくるが、一言で答えられる質問じゃぁない。その質問自体が私を理解していない証拠…って感じるのではないだろうか?
私は男だからよくわからないが、もしそうだとすると、音道はよくわかってくれる相手だと感じるのではないだろうか。
が、薮内奈苗に対する音道のアンビバレントな感情を滝沢が正し、その在り方はキッパリと否定。
薮内奈苗は好きになれないが、彼女の内面ももう少し覗いてみたい気もする。
前者はストーリーの中で音道が解明していく。後者はリアルタイムで変化していく。
この2つのストーリーが並行して展開していく。読み手を飽きさせない優れた組み立てだと感心する。
しかし、今回の音道は、経験も年齢も重ね単に気の強い意地っ張りで一本気な女から、自身の将来に不安や焦りを感じ、それまで通していた信念のようなものに揺らぎが生じ、人間としてのエゴが目立つように感じる。
そんな音道に私は肩入れし感情移入することが希薄になる、むしろ距離を置く観方になってしまった。正直ちょっと嫌だな、と。
まぁ、しかし、それが普通の女性の感性と捉えればリアルで巧みな描写とも言える。
最近は未婚で仕事一筋で生きている女性も多い。本作の音道はその彼女たちの代弁者になっているのだと思う。
「結婚しないの、したくないの?」「誰かいないの?」周囲は、すでに結婚していることが当然のこととして異口同音に簡単に尋ねてくるが、一言で答えられる質問じゃぁない。その質問自体が私を理解していない証拠…って感じるのではないだろうか?
私は男だからよくわからないが、もしそうだとすると、音道はよくわかってくれる相手だと感じるのではないだろうか。
が、薮内奈苗に対する音道のアンビバレントな感情を滝沢が正し、その在り方はキッパリと否定。
薮内奈苗は好きになれないが、彼女の内面ももう少し覗いてみたい気もする。
2015年2月14日に日本でレビュー済み
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女刑事音道貴子シリーズの作品です。これまでに、「凍える牙」、 「花散る頃の殺人」、「鎖」、「未練」、「嗤う闇」の作品が出ているので、できれば、この順番で読んでおくと背景がわかりやすいと思います。
今回は、以前の作品でもコンビを組んだ滝沢という、オッサン刑事と音道が再びコンビを組みます。
事件自体は、ありがちといえばありがちな話だとは思いましたが、音道に感情移入して、滝沢とのコンビっぷりや、事件を解決していく過程を楽しめました。
このシリーズは、もともと著者が「凍える牙」で直木賞を取ったこともあるのか、最も多くの作品が書かれているシリーズで、ファンとしても期待を裏切られること無く、安心して楽しめるシリーズだと思います。女刑事音道貴子シリーズの作品です。これまでに、「凍える牙」、 「花散る頃の殺人」、「鎖」、「未練」、「嗤う闇」の作品が出ているので、できれば、この順番で読んでおくと背景がわかりやすいと思います。
今回は、以前の作品でもコンビを組んだ滝沢という、オッサン刑事と音道が再びコンビを組みます。
事件自体は、ありがちといえばありがちな話だとは思いましたが、音道に感情移入して、滝沢とのコンビっぷりや、事件を解決していく過程を楽しめました。
このシリーズは、もともと著者が「凍える牙」で直木賞を取ったこともあるのか、最も多くの作品が書かれているシリーズで、ファンとしても期待を裏切られること無く、安心して楽しめるシリーズだと思います。
今回は、以前の作品でもコンビを組んだ滝沢という、オッサン刑事と音道が再びコンビを組みます。
事件自体は、ありがちといえばありがちな話だとは思いましたが、音道に感情移入して、滝沢とのコンビっぷりや、事件を解決していく過程を楽しめました。
このシリーズは、もともと著者が「凍える牙」で直木賞を取ったこともあるのか、最も多くの作品が書かれているシリーズで、ファンとしても期待を裏切られること無く、安心して楽しめるシリーズだと思います。女刑事音道貴子シリーズの作品です。これまでに、「凍える牙」、 「花散る頃の殺人」、「鎖」、「未練」、「嗤う闇」の作品が出ているので、できれば、この順番で読んでおくと背景がわかりやすいと思います。
今回は、以前の作品でもコンビを組んだ滝沢という、オッサン刑事と音道が再びコンビを組みます。
事件自体は、ありがちといえばありがちな話だとは思いましたが、音道に感情移入して、滝沢とのコンビっぷりや、事件を解決していく過程を楽しめました。
このシリーズは、もともと著者が「凍える牙」で直木賞を取ったこともあるのか、最も多くの作品が書かれているシリーズで、ファンとしても期待を裏切られること無く、安心して楽しめるシリーズだと思います。
2015年9月30日に日本でレビュー済み
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やはり乃南アサは面白い。凍える牙以来の音道刑事のストーリーを読んだが、面白かった。
2013年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このシリーズは大好きで読みたいのですがまかなか書かない著者。だからたま~に書いているのを見つけると「会えた!」と思えますね。乃南アサさんは凄い作家です。
2009年2月26日に日本でレビュー済み
「凍える牙」を読んだときは私もまだ30歳代。
滝沢よりも音道に感情移入できたのだが、
この本を読んでいる私は、もう40半ばを過ぎた。
当然、音道よりも滝沢に感情移入してしまう。
私が、仕事で今ペアを組んでいる女性は、37歳。
バツイチではないが、外見は音道に似ているかもしれない。
彼女から見れば、私も滝沢のように見えるのかと思うと
なんだかへこむ。
さて本書だが、音道丸くなってしまった印象を受ける。
音道らしくない。
成長なのか。
ストーリーに関しては文句がない。
さすがは直木賞作家。
読ませどころ満載である。
また、文章がよみやすい。
すらすらと読めるし、頭にも入ってきやすい。
まるで映像を見ているよう。
下巻も期待大である。
また、新潮文庫は、字が大きくなったので、
老眼が出だした私にとっては大変ありがたい。
滝沢よりも音道に感情移入できたのだが、
この本を読んでいる私は、もう40半ばを過ぎた。
当然、音道よりも滝沢に感情移入してしまう。
私が、仕事で今ペアを組んでいる女性は、37歳。
バツイチではないが、外見は音道に似ているかもしれない。
彼女から見れば、私も滝沢のように見えるのかと思うと
なんだかへこむ。
さて本書だが、音道丸くなってしまった印象を受ける。
音道らしくない。
成長なのか。
ストーリーに関しては文句がない。
さすがは直木賞作家。
読ませどころ満載である。
また、文章がよみやすい。
すらすらと読めるし、頭にも入ってきやすい。
まるで映像を見ているよう。
下巻も期待大である。
また、新潮文庫は、字が大きくなったので、
老眼が出だした私にとっては大変ありがたい。
2010年3月12日に日本でレビュー済み
今回の相方は「凍える牙」でコンビを組んだ滝沢保。
今までの作品にはほとんど出てくるので、2回目というと以外に思えてしまうが「コンビ」として動くのは2回目。
この2人が会話している時に面白いシーンがあった。
些細なことから口論になり、険悪な雰囲気になっていく・・・、あれ?どっかで見たきがする。これは「デジャブ」か?
そうだ『鎖』の星野と口論になり、音道貴子が監禁される原因となった、あのシーンだ。
あの時は星野に対して散々言った滝沢がどういう反応をするか楽しみだったが、「さすがはベテラン」といった対応だった。
違う見方をすると「滝沢も歳には勝てないのか?」と考え、またちがった見方をすると「滝沢は貴を育てようとしているのかも」と思える。
『鎖』と比べるとページ数は少なく、一見すると「少しは落ちるかも」と思ってしまうが、そこは直木賞作家・乃南アサ。
面白さは少しも落ちることはない。
容疑者がおぼろげながら見え始めたところで終わった上巻。
今後の展開が楽しみな終わり方だった。
下巻も楽しみだ。
今までの作品にはほとんど出てくるので、2回目というと以外に思えてしまうが「コンビ」として動くのは2回目。
この2人が会話している時に面白いシーンがあった。
些細なことから口論になり、険悪な雰囲気になっていく・・・、あれ?どっかで見たきがする。これは「デジャブ」か?
そうだ『鎖』の星野と口論になり、音道貴子が監禁される原因となった、あのシーンだ。
あの時は星野に対して散々言った滝沢がどういう反応をするか楽しみだったが、「さすがはベテラン」といった対応だった。
違う見方をすると「滝沢も歳には勝てないのか?」と考え、またちがった見方をすると「滝沢は貴を育てようとしているのかも」と思える。
『鎖』と比べるとページ数は少なく、一見すると「少しは落ちるかも」と思ってしまうが、そこは直木賞作家・乃南アサ。
面白さは少しも落ちることはない。
容疑者がおぼろげながら見え始めたところで終わった上巻。
今後の展開が楽しみな終わり方だった。
下巻も楽しみだ。
2011年2月14日に日本でレビュー済み
音道貴子シリーズを順に読んできました。
鎖に星5つをつけました。シチュエーションのすごさにしびれました。
そして、この作品に星6つをあげたいです。捜査のストーリーにしびれました。
鎖が力ずくの迫力だったのに対して、こちらは、計算しつくされた緻密さを感じました。
最後、色々、丸く収まって良かったです、と言いたい所ですが、被害者たちにとっては、取り返しのつかない結果になってしまっているわけで…その重さを感じさせました。音道さんにも滝沢さんにもどうにもならない、増してや、私たち読者には手も足も出せない悲しさを感じました。
音道さんと滝沢さん、2人とも良い人なのに、なぜかうまくいかない関係をもどかしく感じさせながら、最後、事件の解決と共に2人の誤解も解けたように感じさせてくれたことも良かったです。
枝葉の部分の挿話も良かったです。同僚の泥沼のような恋愛。この作品に重みを加えてくれたと感じました。
乃南さんの他の作品も読むのが楽しみです。
鎖に星5つをつけました。シチュエーションのすごさにしびれました。
そして、この作品に星6つをあげたいです。捜査のストーリーにしびれました。
鎖が力ずくの迫力だったのに対して、こちらは、計算しつくされた緻密さを感じました。
最後、色々、丸く収まって良かったです、と言いたい所ですが、被害者たちにとっては、取り返しのつかない結果になってしまっているわけで…その重さを感じさせました。音道さんにも滝沢さんにもどうにもならない、増してや、私たち読者には手も足も出せない悲しさを感じました。
音道さんと滝沢さん、2人とも良い人なのに、なぜかうまくいかない関係をもどかしく感じさせながら、最後、事件の解決と共に2人の誤解も解けたように感じさせてくれたことも良かったです。
枝葉の部分の挿話も良かったです。同僚の泥沼のような恋愛。この作品に重みを加えてくれたと感じました。
乃南さんの他の作品も読むのが楽しみです。