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「赤報隊」の正体: 朝日新聞阪神支局襲撃事件 (新潮文庫 い 50-6) 文庫 – 2005/4/1
一橋 文哉
(著)
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104101426260
- ISBN-13978-4101426266
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4101426260
- ISBN-13 : 978-4101426266
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,519位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 48位その他の事件・犯罪関連書籍
- - 101位ジャーナリズム (本)
- - 2,064位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事件の経緯を緻密に話されていて良かったです。
2019年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入らなかった事は、ありません。これから読ませてもらいます。
2005年10月9日に日本でレビュー済み
またしても公安か!というのが第一印象だ。著者の作品の未解決事件に必ず登場するキーワードである。
僕はかつての仕事上、警察の方と話す機会が多かった。ひとつひとつの証拠を丹念に調べていく姿勢に敬服する(たまに例外はいるけども・・・)。しかしこうしたルポ物を読むと、丹念な捜査は上層部の思惑で、日の目を見なくなることがあると聞いて悲しくなってしまう。
本書は「真実」と読めば恐ろしい。ジャーナリストはここまで真相に迫れるのか?警察はどこまで追い詰めていたのか?そんなことを考えてしまう。一方ミステリーと読めば物語として読めば良い。本書は読み方で楽しみ方が変わると思う。
僕はかつての仕事上、警察の方と話す機会が多かった。ひとつひとつの証拠を丹念に調べていく姿勢に敬服する(たまに例外はいるけども・・・)。しかしこうしたルポ物を読むと、丹念な捜査は上層部の思惑で、日の目を見なくなることがあると聞いて悲しくなってしまう。
本書は「真実」と読めば恐ろしい。ジャーナリストはここまで真相に迫れるのか?警察はどこまで追い詰めていたのか?そんなことを考えてしまう。一方ミステリーと読めば物語として読めば良い。本書は読み方で楽しみ方が変わると思う。
2018年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
右翼は闇から闇に隠ぺいする暗殺は行わないという。 しかし犯行声明文からは右翼の主張と類似している。 戦後左派に変節した朝日新聞を日本を貶める米国の追従新聞と非難する。 著者は殺害された小尻記者の取材範囲からある右翼団体の会長に育てられた真田茂氏を犯人ではないかと追跡、面会する。 小尻記者と真田氏は2回似非同和問題で面会している。 この時平和相互銀行事件の内情を知りその公表を恐れた有力者の差し向けた刺客に殺害されたと推測する。 赤報隊は明治維新時に滋賀県秦荘町で結成された勤皇志士集団で真田氏もこの周辺生まれであったという。 赤報隊は1987年から1990年にかけて8件の事件を起こし犯行声明をその都度出している。 その現行犯も多くの人に目撃されているが逮捕に繋がっていない。 脅迫電話も400回以上朝日新聞にかかっている。 全国的な広がりから同じ犯人とは思われない。 電話も手分けしての犯行とみられる。 メンバーは100名から400名の間とみられる。 問題はこの組織に資金を提供しているのは誰かである。 月10万の給料で隊員が50名にしても月間500万の経費が必要である。 年間にして6000万の巨額の人件費をどのように調達しているのか。 朝日や毎日新聞を標的とした言論テロなのか。 読売新聞は標的とされていない。 政府に無批判な追従新聞のためか。 愛国者の義憤に駆られての単純な犯行なのか。 日米政府が関与した国際的な陰謀なのか。 右翼にしろ暴力団にしろ資金の提供を受けて行動するのであり彼ら独自で目標の設定はしない。 真田氏が犯人にしてもその司令塔が不明である。
2023年5月31日に日本でレビュー済み
どのエディションを読んでいるのか、わからないのですが‥
脅迫文などは、関与があったにしろ(真田茂(仮名)氏)‥阪神支局襲撃(朝日新聞社)については、シロでは‥と思いました。
以前、六甲アイランドから、九州方面へフェリーで帰ったことがあり(『さんふらわあ』号、多分、宮崎、別府港、或いは北九州)‥今は、早い時刻に出発となっているようですが、昔は夜九時以降など遅かったような気がします。そちらから、九州方面へ逃亡などなかったんだろうか‥と思いました。
脅迫文などは、関与があったにしろ(真田茂(仮名)氏)‥阪神支局襲撃(朝日新聞社)については、シロでは‥と思いました。
以前、六甲アイランドから、九州方面へフェリーで帰ったことがあり(『さんふらわあ』号、多分、宮崎、別府港、或いは北九州)‥今は、早い時刻に出発となっているようですが、昔は夜九時以降など遅かったような気がします。そちらから、九州方面へ逃亡などなかったんだろうか‥と思いました。
2018年9月12日に日本でレビュー済み
一橋さんの本は皆そうですが、ズバッとは書いていません。
但し、尻尾は踏んでいます。その踏んだ尻尾から犯人もしくは犯人の組織を考えるのは読者の役目。
読めば分かる、全ての人が分かるとは言いませんが。
但し、尻尾は踏んでいます。その踏んだ尻尾から犯人もしくは犯人の組織を考えるのは読者の役目。
読めば分かる、全ての人が分かるとは言いませんが。
2017年11月20日に日本でレビュー済み
ブリットをDVD で見直すとマフィアの殺し屋は先ず警護の刑事の足を撃ち狙いを定めて証人を狙撃している。ウインチェスターのポンプ連発散弾銃である。殺し屋は薬莢を拾ってひきあげている。刑事を殺害してないのはターゲットではなくデカを殺せば警察に憎まれる。阪神支局では至近距離から発砲しながら小尻記者ひとりにしか致命傷を与えていないもうひとりは死んでいない何故とどめを刺さないのか?目撃者である。支局にはもうひとり記者がいた。連発式でなければ格闘になり捕まったかも。銃砲に慣れた冷静なプロの犯行でない。散弾銃は至近距離なら撃てば誰でも当たる。犯人像が間違ってる。右翼でもない。右翼を装っただけ。既に時効。真相はわからない。一橋のは眉唾だいつも。
2007年7月14日に日本でレビュー済み
物事を推理するというのは、与えられた事実によって見えない事実を補って全体を示して見せるという作業である。
右翼を自認する赤報隊が犯行声明を出した。標的は朝日新聞であると明言している。よって、赤報隊の真の標的は殺された記者ではなく、朝日新聞である。一般にはこう信じられている。では、隠れた事実を加えるとどうなるのか。記者は、ある事件を追っていた。その事実を知られたくない者がいる。赤報隊の真の標的は記者本人である。赤報隊が右翼を名乗っているのは、捜査かく乱の隠れ蓑に過ぎない。
新たな事実を加えるだけでまったく違った見方、結論が出てしまう。この事実はわれわれの日常についても示唆的である。日常生活においても、われわれはすべての事実を知っているわけではない。見方を変えるとまったく違った事実、またその原因が見えてくる。
犯人が捕まっていない以上、書く人の取材能力や取材できた事実のよって、どのような犯人像を作り上げることも可能であろう。本書に示された犯人像もひとつのの可能性に過ぎない。それでも、われわれの常識を軽く覆し、事実の二面性を鮮やかに示してくれる本書はとても面白かった。
右翼を自認する赤報隊が犯行声明を出した。標的は朝日新聞であると明言している。よって、赤報隊の真の標的は殺された記者ではなく、朝日新聞である。一般にはこう信じられている。では、隠れた事実を加えるとどうなるのか。記者は、ある事件を追っていた。その事実を知られたくない者がいる。赤報隊の真の標的は記者本人である。赤報隊が右翼を名乗っているのは、捜査かく乱の隠れ蓑に過ぎない。
新たな事実を加えるだけでまったく違った見方、結論が出てしまう。この事実はわれわれの日常についても示唆的である。日常生活においても、われわれはすべての事実を知っているわけではない。見方を変えるとまったく違った事実、またその原因が見えてくる。
犯人が捕まっていない以上、書く人の取材能力や取材できた事実のよって、どのような犯人像を作り上げることも可能であろう。本書に示された犯人像もひとつのの可能性に過ぎない。それでも、われわれの常識を軽く覆し、事実の二面性を鮮やかに示してくれる本書はとても面白かった。