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帰宅の時代 (新潮文庫) 文庫 – 2009/8/28

3.8 5つ星のうち3.8 10個の評価

底の見えない不況、急速な高齢化、右肩上がりの社会はもう終わった。こんな時代だからこそ、会社や流行からは一歩退いて、自分にとって本当に必要で大事なものは何か、見つめ直そう。お金をかけずに、知恵と工夫とセンスで、生活を充実させよう。そのために最も大切な基地、それが「家庭」だ――。斜陽といわれて久しい英国での生活体験を経た著者による、豊かな人生を送るための提案。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 文庫版 (2009/8/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/8/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101428247
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101428246
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 0.8 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 10個の評価

著者について

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林 望
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1949年東京生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学、国 文学。『イギリスはおいしい』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流 奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能評論等も多数手がける(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 謹訳 源氏物語 三 (ISBN-13: 978-4396613662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年12月17日に日本でレビュー済み
今の現役世代・団塊世代も、先の見えない時代に「自分らしい生き方」とは何か、徹底的な意識改革を試みる為の事前の参考書で、以下の通り。まず家庭に帰る、家庭での生活時間を増やす。但し家庭で黙然と寡黙な男は問題外。かつ家庭では別々にお互い侵害しない。夫婦で同じ趣味を探すは愚の骨頂。合理的なお金の使い方を覚え、無駄遣いをしない。歩くブランド姿は愚の骨頂。身の程を知り見栄を張らない。自分自身をよく見つめ、一人前の大人としての「自分らしさ」を出す。猫も杓子もブランド、流行は、電車の中の若い女性を見ればよくわかる。流行ものを同じように着ている。正に滑稽そのもので恥ずかしい。一方で定年まで勤め上げた会社員は、組織で快適に生きる術だけ身に付け「自分らしさ」を失っているから永い残りの人生は大変だ。例えばNPOに入って役立とうと意欲満々の定年組。会社管理職的な価値観を振り回す、何かと人に指図、仕切りたがる、となって周囲とうまくいかない。私のマンションのエレベーターでも満足に挨拶が出来ない定年組が実際に多いから滑稽だ。企業で出世が楽しみだった団塊世代は、定年後の先にある別の人生を描けない。本書内に「自分らしさ」を見つける六ヵ条がある。(1)アフター5は仕事絡みの人間と付き合わない。(2)人生後半に「自分らしい生き方」が出来ないと老後の日々は辛い。(3)より良い人生構築に能力アップの自己研鑽は欠かせないし、「時間の使い方」が全て。(4)自分が何をやりたいか自分を直視し、再教育を急ぐ。(5)本気で自己研鑽すれば別の人生を獲得し、ぼんやり無為に過ごすは本人に不幸、社会に損失。(6)自分の経験を見直し、持つ専門性を集中的に磨くのが効率的。要はいくつになっても自己への投資し続け、柵の旧世界から自分の新世界へ旅立つことである。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月13日に日本でレビュー済み
低成長期をそう悲観せず、自分らしく生きる奇禍としようと主張するのが本書です。著者は、たぐい稀な書誌学者で、かつ英国紀風が合う紳士。庶民感覚からするとイヤミに映りそうですが、肩の力を抜いたエッセーなので気持ちよく読了できました。ぶれない生き方をしておられる著者を羨ましく思う一方、自分はなにが出来るのか地に足をつけて考えてみようという気になりました。 人生を豊かに生きてみたいと思う方なら、必ずヒントが見つかる本でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自己練磨というキーワードを使い、今の時代にあったライフスタイルを提言している。学校教育もゆとり教育という言葉をつかい個人の特徴を伸ばそうとしている時代、子供だけではなく大人も自己練磨ししっかりと「個人の力」を備えている必要があるのだろう。
会社人間、仕事人間ではこの先生きていけなくなる時代が来るかもしれませんからね。
2013年5月2日に日本でレビュー済み
まずこの本は、「個性が大事だ」「みんな一緒がいいわけではない」と言った、今となっては常識というか一般論に成り下がっている考え方を、いかにも特別なことのように書いています。

また、ここに書かれている内容はすべて作者の主観であり、説得力に欠けています。

例えば筆者は、野菜や果物(桃でさえ!)は皮をむかないほうが美味しく、霜降り牛よりアメリカ牛、生野菜より火を通したもの、新車より中古の外車・・・と主張します。
しかしそれは個人の趣向によって変わるものでは無いでしょうか?
にも関わらず筆者はこれを「唯一の正解」としています。

それと同時に、高価な絵を買う人、鶏肉の皮を食べない人、ブランド物が好きな人など、「自分と違う人」を完全に「馬鹿」扱いします。

それでいて、安くて良質なものを買うためにと用もないのに中古車販売店をうろついたりと時間を浪費しているようですが・・・

結局作者は、「いかに自分が知的で賢いか」「いかに大衆が無個性で愚かか」と主張しているだけなのです。
しかし私が思うに、それこそ「個性をないがしろにした理屈」であるように思えます。

自分の価値観を絶対と信じ、それにそぐわない人々を馬鹿扱いする。このような人間に文学を語らせていいのでしょうか?

このような理論の展開は「現代文」ではあり得ません。
作者は「個性の重視」を謳いながら、自分の自慢をしているだけなのです。

しかし、リンボウなる人物がどのような者なのか知りたい人にとってはうってつけの本かもしれないですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月17日に日本でレビュー済み
面白くて、面白くて、一気に読んでしまいました。
リンボウ先生の提言に、いちいち、「うんうん、そうだそうだ」とうなづきつつ、最後まですらすら、一ページも飽きることなく・・・。
日本には、これまである呪縛があるようです。
一流大学を出て一流の大企業に入り、マイホームを持ち、子供を作る。
それが、成功者のレールであると。
しかし、それって、一人一人が本当に実現したい「自分らしさ」なのでしょうか。それぞれの役割の形に合わせて、「こうあるべき」という規範を演じているだけなのではないでしょうか。
それで、真に幸せなのか?
先生は、「自分らしい」生き方とはなにかを自問自答し、周りがどうであれ、周りがどう思おうと、自分らしさ、自分のライフスタイルを貫こうと、提案しています。そのためのまことに「よい時代」が来たと、おっしゃっています。いまこそ、「自分らしい」生き方がしやすい時代だと。
読後、人生が楽になります。
楽しくなります。
それと、この先生の文章は、実に美しいです。
元々、書誌学者だからでしょうか、先生のほかの本とは違って、本書は「です、ます」調ですが、きれいな日本語に触れたい方、書きたい方にも、いい本ではないでしょうか。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月15日に日本でレビュー済み
・素直に「自分の人生は自分のためにある」という人間の原点を感じることができると思う。
・本居宣長の言葉を引用して、”時間を最大限に自己投資をすること”を説いている。才能の有り無しや、年齢に関係無く、継続的努力が大切なことを実体験も含めて分かりやすく訴えている。
・人間の能力で大切なのは、専門性の高いアプリの部分ではなく、OS(=経験値)の性能というところが印象的だった。
・「帰宅の時代」というタイトルはその通りだが、しかし帰宅する前の勤務中はどのような姿勢であるべきかも現実的に言及してほしかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月21日に日本でレビュー済み
ぼくも子どもの頃からなんとなくみんなに溶け込めないような違和感を感じて育ちました。
リンボウ先生もそうだったんですね。
でもそれがこれからの日本人の生きるやり方。
ちょっと早すぎたからつらいことも多かったけど、間違ってはいなかったんだ、ってこの本を読んで思いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年10月7日に日本でレビュー済み
まもなく定年を迎える団塊の世代に、会社や肩書という「温床」を離れ、世間に放り出される前に知っておきたい「心の準備」についてわかりやすく説く。時間は平等であり有限で、会社に残ってサービス残業をするか、早く帰宅して自己を見つめ直すかを問う。その底流に同世代に対するあたたかい応援を感じる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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