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香乱記〈1〉 (新潮文庫) 文庫 – 2006/3/28
宮城谷 昌光
(著)
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悪逆苛烈な始皇帝の圧政下、天下第一の人相見である許負は、斉王の末裔、田氏三兄弟を観て、いずれも王となると予言。末弟の田横には、七星を捜しあてよという言葉を残す。秦の中央集権下では、王は存在しえない。始皇帝の身に何かが起こるのか。田横は、県令と郡監の罠を逃れ、始皇帝の太子・扶蘇より厚遇を得るのだが……。楚漢戦争を新たな視点で描く歴史巨編、疾風怒濤の第一巻。
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/3/28
- 寸法10.6 x 1.1 x 15.1 cm
- ISBN-104101444315
- ISBN-13978-4101444314
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/3/28)
- 発売日 : 2006/3/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4101444315
- ISBN-13 : 978-4101444314
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 335,161位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。
出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞。
『晏子』『玉人』『史記の風景』『楽毅』『侠骨記』『孟夏の太陽』『沈黙の王』『奇貨居くべし』『管仲』『香乱記』『三国志』『古城の風景』『戦国名臣列伝』『春秋名臣列伝』『風は山河より』『新 三河物語』等著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月23日に日本でレビュー済み
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漢字が多くて人名は覚えられませんが、私の好きな現代作家による、唯一の中国の歴史小説です
2015年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田氏の話ですが、項羽と劉邦の時代ですね。
春秋の頃の話だと思って買ったのですが
内容はわかりやすく、とんとんと話が進むので、とても面白かったですよ。
春秋の頃の話だと思って買ったのですが
内容はわかりやすく、とんとんと話が進むので、とても面白かったですよ。
2020年4月12日に日本でレビュー済み
楚漢争覇の時代と言うと、群雄割拠の時代と言うよりも、項羽と劉邦の一騎討ちで、その他大勢の小規模勢力を二陣営が多数派工作をするようなイメージかも知れない。
しかしこの物語の主人公、田横が属する斉は、この二陣営に対抗できうる第三極と言える群雄だった。
後に、この斉を併呑して天下三分の計を一時志向する、漢王朝創業三傑の一人、韓信勢力の前身がこの田氏の斉なので、取り扱い人物は非常にマイナーかも知れないが、項羽と劉邦に次ぐ勢力の興亡劇は非常にテーマとして興味をひきました。
そしてこの巻はその第一巻。
戦国七雄の一角で在った斉王朝の末裔である田氏三兄弟(正確には兄弟と本家の従兄)。
時は始皇帝の圧政が続く秦王朝の世。地元の元王族と言うことで声望も高く、人々から慕われる存在であったが、その三兄弟に謎の黒い陰謀が忍び寄り、何故か濡れ衣を着させられたりして官憲に狙われる事となるのだが、巻の後半でその黒い陰謀の正体が明らかになり… という展開。
この黒い陰謀の正体の影響で、主人公は苦難に遭遇するのだが、その苦難のお陰で、逆にとある貴人と知己を得て、中央の政界にも明るくなるようになるのだが、そんな折に絶大な権力を握っていた始皇帝がこの世を去って、その中に乱世の影が忍び寄っている予感を感じながら、第二巻へ…
という内容です。
この話で出てくる旧斉王朝の地域には、元王族の田氏がやたらと出て来るので、田〇、田◇、田△など、田さんが沢山登場するので、人の名前とイメージを覚えるのに多少難儀しますが…(汗)
それ以外は面白いです。特に田氏三兄弟を貶めようとする黒幕の正体が解って来てからの展開は物語が躍動してきて頁をめくる手が進みました。
しかしこの物語の主人公、田横が属する斉は、この二陣営に対抗できうる第三極と言える群雄だった。
後に、この斉を併呑して天下三分の計を一時志向する、漢王朝創業三傑の一人、韓信勢力の前身がこの田氏の斉なので、取り扱い人物は非常にマイナーかも知れないが、項羽と劉邦に次ぐ勢力の興亡劇は非常にテーマとして興味をひきました。
そしてこの巻はその第一巻。
戦国七雄の一角で在った斉王朝の末裔である田氏三兄弟(正確には兄弟と本家の従兄)。
時は始皇帝の圧政が続く秦王朝の世。地元の元王族と言うことで声望も高く、人々から慕われる存在であったが、その三兄弟に謎の黒い陰謀が忍び寄り、何故か濡れ衣を着させられたりして官憲に狙われる事となるのだが、巻の後半でその黒い陰謀の正体が明らかになり… という展開。
この黒い陰謀の正体の影響で、主人公は苦難に遭遇するのだが、その苦難のお陰で、逆にとある貴人と知己を得て、中央の政界にも明るくなるようになるのだが、そんな折に絶大な権力を握っていた始皇帝がこの世を去って、その中に乱世の影が忍び寄っている予感を感じながら、第二巻へ…
という内容です。
この話で出てくる旧斉王朝の地域には、元王族の田氏がやたらと出て来るので、田〇、田◇、田△など、田さんが沢山登場するので、人の名前とイメージを覚えるのに多少難儀しますが…(汗)
それ以外は面白いです。特に田氏三兄弟を貶めようとする黒幕の正体が解って来てからの展開は物語が躍動してきて頁をめくる手が進みました。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
秦末の動乱期を舞台にしたドラマは、司馬遼太郎先生の「項羽と劉邦」が有名ですね。
「項羽と劉邦」が、表題の二人のみならず、彼らを取り巻いた有象無象の精気、体臭を丸ごと取り入れ、まさにカオスのごとき古代中華を描き上げた点を魅力としているのに対し、この「香乱記」は、そのカオスに筆者独特の正義観念をもって挑み、それに照らし英雄群像を片っ端から切って捨ててゆく小気味の良さを持ち味にしています。
言い換えれば、「項羽と劉邦」が動乱で興亡した様々な個人のあり方を描くことで人間というものが持っている何がしかを帰納した作品といえるのに対し、「香乱記」はあらゆる人物をある種の英雄観でもって取捨消去してゆき、ただ一人、田横という人物を演繹した作品といえそうです。
この二つの作品を読み比べると、一つの同じ時代を舞台にした二つの優れた文芸をもつことのありがたさがしみてくるようです。
「項羽と劉邦」が、表題の二人のみならず、彼らを取り巻いた有象無象の精気、体臭を丸ごと取り入れ、まさにカオスのごとき古代中華を描き上げた点を魅力としているのに対し、この「香乱記」は、そのカオスに筆者独特の正義観念をもって挑み、それに照らし英雄群像を片っ端から切って捨ててゆく小気味の良さを持ち味にしています。
言い換えれば、「項羽と劉邦」が動乱で興亡した様々な個人のあり方を描くことで人間というものが持っている何がしかを帰納した作品といえるのに対し、「香乱記」はあらゆる人物をある種の英雄観でもって取捨消去してゆき、ただ一人、田横という人物を演繹した作品といえそうです。
この二つの作品を読み比べると、一つの同じ時代を舞台にした二つの優れた文芸をもつことのありがたさがしみてくるようです。
2011年6月14日に日本でレビュー済み
久々に読み返しました。
楚漢戦争期の主役といえば項羽と劉邦で、少し裾野を広げても韓信、張良、黥布、范増、樊'、夏侯嬰、曹参、蕭何くらいしか光はあたらないのですが、本作はほとんど脇役といっていい斉の田氏が主役です。
しかもその立場から他の陣営の群像を評価しているので彼らがほとんどぼろくそにけなされているところがある意味真新しいです。高評価なのは斉に協力的だった彭越くらいでしょうか。
王道をいく生き方という点から見れば田横ら斉の人間は確かに潔い生き方で、作者がべた褒めするのもうなずけます。ただ劉邦が建てた漢王朝が長く続くことを考えると、どうしても負け惜しみのような感じもしなくもないです・・・。
楚漢戦争期の主役といえば項羽と劉邦で、少し裾野を広げても韓信、張良、黥布、范増、樊'、夏侯嬰、曹参、蕭何くらいしか光はあたらないのですが、本作はほとんど脇役といっていい斉の田氏が主役です。
しかもその立場から他の陣営の群像を評価しているので彼らがほとんどぼろくそにけなされているところがある意味真新しいです。高評価なのは斉に協力的だった彭越くらいでしょうか。
王道をいく生き方という点から見れば田横ら斉の人間は確かに潔い生き方で、作者がべた褒めするのもうなずけます。ただ劉邦が建てた漢王朝が長く続くことを考えると、どうしても負け惜しみのような感じもしなくもないです・・・。
2013年1月15日に日本でレビュー済み
いつも宮城谷氏の作品は、人生についてためになります。本の読み方というのもいろいろあると思います。そして色々な読ませ方をさせてくれる作品だと思います。歴史・登場人物の性格などを主に読み進める人も多いことと思います。漢文で習った登場人物の項羽と劉邦の時代に田横という人が存在していたこと。その人の生き様は、天に照らしても堂々としていて、人の道を決してはずれない生き方を貫いている。また、作者は、そういう人を歴史から探し出すのが上手い。 究極の人のエゴが渦巻く中で人としてどう生きるかを作品を通して教えてくれているような気がします。
さらに、読んでいるとビジネス、精神のありかた、価値感の捉え方など、兵法にも学ぶべきところがあるということがこの作品を通してわかります。
それらがわかる年齢に自分がたどりついているからなお、そう思うのかもしれません。
思えば、人間は紀元前から現在までもなお、エゴの塊で何一つ進化がないのかもしれません。あの、漢字ばかりの塊から、故人の生き様を読み解いていただき、新しい作品と出会うたびに感動しています。
さらに、読んでいるとビジネス、精神のありかた、価値感の捉え方など、兵法にも学ぶべきところがあるということがこの作品を通してわかります。
それらがわかる年齢に自分がたどりついているからなお、そう思うのかもしれません。
思えば、人間は紀元前から現在までもなお、エゴの塊で何一つ進化がないのかもしれません。あの、漢字ばかりの塊から、故人の生き様を読み解いていただき、新しい作品と出会うたびに感動しています。
2009年6月9日に日本でレビュー済み
前漢建国前夜の、斉という国の王になる田横という人物の人生を描いた作品です。
宮城谷先生独特の生き生きとしたタッチが印象的で、その中に項羽・劉邦2人と彼らの配下と言った時代の寵児達も斉のサイドから描かれています。
史記の本道とは違った角度から英雄たちを見るのも面白いし、田横とその配下の生き方は「散る桜の美しさ」を集約しており、中国の歴史でありながら日本人にも受け入れやすいものだと思います。
ただ、あまり中国の歴史小説を読んだことがない人だと、まず最初に名前を覚えるのに苦労するかもしれません。
田氏が腐るほど出てきて、途中まで誰が誰かわからないかもしれないからです。
かくいう私もいまだに名前を覚えるのに苦労しています。
そういう方にはまず軽く史記の時代の概説書を読むか、宮城谷先生の「長城のかげ」という作品を先に読まれることをお薦めします。
「長城のかげ」は1冊に項羽と劉邦の時代のそれぞれの配下のエピソードが短編で数編あり、出てくる人物も限られるので、比較的読みやすく時代の雰囲気がつかめると思います。
宮城谷先生独特の生き生きとしたタッチが印象的で、その中に項羽・劉邦2人と彼らの配下と言った時代の寵児達も斉のサイドから描かれています。
史記の本道とは違った角度から英雄たちを見るのも面白いし、田横とその配下の生き方は「散る桜の美しさ」を集約しており、中国の歴史でありながら日本人にも受け入れやすいものだと思います。
ただ、あまり中国の歴史小説を読んだことがない人だと、まず最初に名前を覚えるのに苦労するかもしれません。
田氏が腐るほど出てきて、途中まで誰が誰かわからないかもしれないからです。
かくいう私もいまだに名前を覚えるのに苦労しています。
そういう方にはまず軽く史記の時代の概説書を読むか、宮城谷先生の「長城のかげ」という作品を先に読まれることをお薦めします。
「長城のかげ」は1冊に項羽と劉邦の時代のそれぞれの配下のエピソードが短編で数編あり、出てくる人物も限られるので、比較的読みやすく時代の雰囲気がつかめると思います。