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卑弥呼 (新潮文庫 く 20-6) 文庫 – 2000/6/1
久世 光彦
(著)
- 本の長さ601ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/6/1
- ISBN-104101456267
- ISBN-13978-4101456263
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 601ページ
- ISBN-10 : 4101456267
- ISBN-13 : 978-4101456263
- Amazon 売れ筋ランキング: - 979,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞の夕刊に連載された小説とは信じがたい、いまでは。連載を許した時代が有ったのだ、そうだった。戻りたくても戻れない終わった時代である。さて、アレの俗称を探す話ではあるがそれがすべてではない。いやバリエーション豊富でとにかく面白い。紙の本は絶版であるが、電子化されている、紙の本よりも後世に残る可能性が高い。こうして読むべき小説は生き延びていく。いまの時代からみれば電話連絡がスムーズでないことから展開する筋は多い、、いまの時代からすればまどろっこしいことではあるが、煩雑なことが人生を豊かにしていたのかも知れない。ただ、終わりごろにお祖母ちゃんが携帯電話を使っていることが書かれている。少々奇異な感
2020年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒロインのユウコが、サラッと牛乳と新聞を万引する場面で若干興ざめ。星4つ。
2019年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白いです。
主人公の葛藤が手に取るようにわかり
女性の隠語の話しは斬新でとても面白いです。
主人公の葛藤が手に取るようにわかり
女性の隠語の話しは斬新でとても面白いです。
2002年5月8日に日本でレビュー済み
久世光彦の『卑弥呼』っていう本、読んだんだぁ。面白かったよ。分厚いけど、全然苦にならなかったな。
『卑弥呼』ってタイトルだけど、邪馬台国の話じゃないんだぁ。ユウコっていう子、あ、洒落じゃないよ。がさ、カオルっていう男の子と付き合ってるのね。で、お互いに好きなのに”アレ”ができないわけ。そんでね、ユウコは出版社に勤めているんだけど、全国の女性器の名称を調べて新しい呼び方を決めよう!というのを新しい企画として提案するのね。女性器の名称って「~~する」っていうと行為することをさすっしょ?だから、ユウコがこの企画を思いついたのは好きなのにSEXが成立しないことと何かしら関係があると思うんだよね。
それと、ユウコとカオルが良く行く喫茶店が「猫」って言って、拓郎のバックのあの猫から名前をとった店なんだ。そういうわけで、古今東西の本の話と、懐かしくてグッとくる、いかにも久世さんの好きそうな歌の歌詞がいっぱいでてくるの。本の薀蓄はもちろん面白いし、「雪」「白い一日」「黒の舟歌」「春だったね」「煙草のけむり」「さよならをするために」「いっそセレナーデ」とかさ…私たちの世代ならほとんどの人の郷愁を掻きたてる歌がさ、ところどころにポツンポツンと放り込まれているんだよね。
うん、それと女優の名前とかTV・映画の話もたくさん出てくるな。とにかく、久世さんの好きなもの全部入ってるんだと思うよ。だから久世さん、これ書くの凄く楽しかったんじゃないかな。嫌いなものの話じゃなくてさ、好きなものの話ってさ、誰の話でも気持ちいいじゃない。こっちもワクワクしてさ。本の話もね、いいよ。いい感じなんだ。ツボにくるのたくさん出てくるし。
で、最後はさ、言わないほうがいいから言わないけど、でもいい終わり方。気持ちがいい終わり方。……だから、読んでみて。
『卑弥呼』ってタイトルだけど、邪馬台国の話じゃないんだぁ。ユウコっていう子、あ、洒落じゃないよ。がさ、カオルっていう男の子と付き合ってるのね。で、お互いに好きなのに”アレ”ができないわけ。そんでね、ユウコは出版社に勤めているんだけど、全国の女性器の名称を調べて新しい呼び方を決めよう!というのを新しい企画として提案するのね。女性器の名称って「~~する」っていうと行為することをさすっしょ?だから、ユウコがこの企画を思いついたのは好きなのにSEXが成立しないことと何かしら関係があると思うんだよね。
それと、ユウコとカオルが良く行く喫茶店が「猫」って言って、拓郎のバックのあの猫から名前をとった店なんだ。そういうわけで、古今東西の本の話と、懐かしくてグッとくる、いかにも久世さんの好きそうな歌の歌詞がいっぱいでてくるの。本の薀蓄はもちろん面白いし、「雪」「白い一日」「黒の舟歌」「春だったね」「煙草のけむり」「さよならをするために」「いっそセレナーデ」とかさ…私たちの世代ならほとんどの人の郷愁を掻きたてる歌がさ、ところどころにポツンポツンと放り込まれているんだよね。
うん、それと女優の名前とかTV・映画の話もたくさん出てくるな。とにかく、久世さんの好きなもの全部入ってるんだと思うよ。だから久世さん、これ書くの凄く楽しかったんじゃないかな。嫌いなものの話じゃなくてさ、好きなものの話ってさ、誰の話でも気持ちいいじゃない。こっちもワクワクしてさ。本の話もね、いいよ。いい感じなんだ。ツボにくるのたくさん出てくるし。
で、最後はさ、言わないほうがいいから言わないけど、でもいい終わり方。気持ちがいい終わり方。……だから、読んでみて。
2019年7月17日に日本でレビュー済み
「卑弥呼」は女性のアレのことです。アレは地方によってさまざまな呼びかたをされます。どれも隠微な、大声で口にしてはいけない響きがします。
カオルとユウコの物語です。カオルはアレをしたことがありますが、ユウコはカオルとしようと試みるのですが成就できません。
カオルは宇宙工学の研究者の卵。父が有名な写真家。祖母は大の読書家で、そのウンチクがこの小説のかなりの部分を占めます。
ユウコは男性誌の駆け出し編集者。女性のアレの呼び名を調査する企画を立てます。探偵ナイトスクープよ『全国アホ・バカ分布考』の二番煎じかな。
その取材のドタバタ騒ぎやなんかが丁寧に描写されます。元が新聞の連載小説のためか、やや冗長です。まあ、それほど構成力のある作家ではないので、のんびりとつきあうとよいでしょう。
追伸:『全国アホ・バカ分布考』の作者による『全国マンチン分布考』という本が出版されていました。こっちのほうが二番煎じでした。
カオルとユウコの物語です。カオルはアレをしたことがありますが、ユウコはカオルとしようと試みるのですが成就できません。
カオルは宇宙工学の研究者の卵。父が有名な写真家。祖母は大の読書家で、そのウンチクがこの小説のかなりの部分を占めます。
ユウコは男性誌の駆け出し編集者。女性のアレの呼び名を調査する企画を立てます。探偵ナイトスクープよ『全国アホ・バカ分布考』の二番煎じかな。
その取材のドタバタ騒ぎやなんかが丁寧に描写されます。元が新聞の連載小説のためか、やや冗長です。まあ、それほど構成力のある作家ではないので、のんびりとつきあうとよいでしょう。
追伸:『全国アホ・バカ分布考』の作者による『全国マンチン分布考』という本が出版されていました。こっちのほうが二番煎じでした。
2004年5月9日に日本でレビュー済み
「セックスレス」カップルの切なく笑えるやりとりを作者の文学トリビアを交えて描いた本です。はっきりいって、とっても面白い☆友達にも薦めまっくてます。猫好き&本好きの人に特におすすめ!そうでない人ももちろん大いに楽しめます!
2010年10月17日に日本でレビュー済み
テーマの突飛さに比べて不釣り合いなほどに深い文学への造詣がすばらしい。
知っているものはほとんど皆無だったが、読んでみたいと思わせる。
ラストは予想していたとおりでありながら、予想をはるかに超えていた。
とてもおもしろい本。
知っているものはほとんど皆無だったが、読んでみたいと思わせる。
ラストは予想していたとおりでありながら、予想をはるかに超えていた。
とてもおもしろい本。