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編集狂時代 (新潮文庫 ま 27-1) 文庫 – 2004/4/1
松田 哲夫
(著)
- 本の長さ471ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104101480214
- ISBN-13978-4101480213
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 471ページ
- ISBN-10 : 4101480214
- ISBN-13 : 978-4101480213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 848,266位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,338位新潮文庫
- - 24,406位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松田さんという方の話口調そのまま、文体にあらわれていてウトウトとしながら(たまには寝落ちしながら)気持ちよく読める本。さいごのさいご、たまものの話だけ、いつの間にか小説を読んでる気分にさせられる。こんな好きがあふれる人生を送ってみたいものです。
2017年1月5日に日本でレビュー済み
編集狂と題名に付けるように、著者は正直に幼少期からのオタク的な趣味と行動について語っています。これはなかなか読ませる導入部で、写真も駆使し面白く読ませます。その後大学生となりガロの編集部へ出入りした辺りまでは、なんとか付いていけますが、学生運動から赤瀬川源平氏と知り合った辺りから、どうにも記述がある意味でオタクの詳細さが強すぎ、誠に退屈なものになります。特に櫻画報社に関しての説明は、確かに著者がのめり込んだことは理解出来ますが、あまりにもくど過ぎます。退屈極まりないと言えます。
自己の好みのままに行動し、それを正当化することが得意であることは著者自身が認めているようですが、それにしても筑摩書房の争議に関しても、そしてその勤務状態と倒産に関してまでの記述もあまりに自分の周囲だけに限定し過ぎており、例えば創始者の古田晃氏の名前など一度しか出ていません。社員としてその人物評ぐらいはあってもよいと思うのですが・・・・・これでは和田氏の「筑摩書房の三十年」に較べ、内部からの記述が全く無く、単なる自分の成功・失敗談に終わっています。(野坂昭如氏の選挙運動の記述などは編集と関係が仮にあるとしても、もっとあっさりと済ませてよいものを。)
後半最後の方で、やっと「筑摩文庫」や「ちくま文学の森」に触れて編集らしき記述が増えますが、編集という意味をあまりに広く捉えてのせいか、少々自分を語り過ぎて結局は自己顕示が出過ぎてしまい、どうにも妙な自伝的な読み物になってしまっています。著者はそれでよい気持ちかもしれませんが、期待して読んだだけに残念でした。「本の雑誌社」らしい一冊とは言えますが・・・・・。
自己の好みのままに行動し、それを正当化することが得意であることは著者自身が認めているようですが、それにしても筑摩書房の争議に関しても、そしてその勤務状態と倒産に関してまでの記述もあまりに自分の周囲だけに限定し過ぎており、例えば創始者の古田晃氏の名前など一度しか出ていません。社員としてその人物評ぐらいはあってもよいと思うのですが・・・・・これでは和田氏の「筑摩書房の三十年」に較べ、内部からの記述が全く無く、単なる自分の成功・失敗談に終わっています。(野坂昭如氏の選挙運動の記述などは編集と関係が仮にあるとしても、もっとあっさりと済ませてよいものを。)
後半最後の方で、やっと「筑摩文庫」や「ちくま文学の森」に触れて編集らしき記述が増えますが、編集という意味をあまりに広く捉えてのせいか、少々自分を語り過ぎて結局は自己顕示が出過ぎてしまい、どうにも妙な自伝的な読み物になってしまっています。著者はそれでよい気持ちかもしれませんが、期待して読んだだけに残念でした。「本の雑誌社」らしい一冊とは言えますが・・・・・。
2007年11月11日に日本でレビュー済み
名編集者だとか、筑摩書房を建て直した名経営者だとか
そんなことはどうでもいいのです。
この本には、何事も楽しむことができるという
人が持ちうる最大の武器をもつ人の姿がある!
仕事だけではなく、コレクションにも、子育てにも、すべてに
「楽しみ」を見つけられる才能に惚れこみます!
松田氏のように、何事も楽しむ余裕と冷静さをもちながら
没頭できたら、どれほど人生が楽しくなるかなと思います。
そんなことはどうでもいいのです。
この本には、何事も楽しむことができるという
人が持ちうる最大の武器をもつ人の姿がある!
仕事だけではなく、コレクションにも、子育てにも、すべてに
「楽しみ」を見つけられる才能に惚れこみます!
松田氏のように、何事も楽しむ余裕と冷静さをもちながら
没頭できたら、どれほど人生が楽しくなるかなと思います。
2004年7月15日に日本でレビュー済み
語る時が来たとばかりに、この時代の人たちの本が続けて出されているが、同時代を過ごしてきたものにとっては、理屈ぬきで面白く、懐かしい。本好きが嵩じて、気がついたら出版業界の最前線を生き抜いてきた人が、ナルシストで露出狂のどこが悪い。本好きにとっては、裏話も沢山聞けて、こたえられない本である。
2004年5月10日に日本でレビュー済み
■松田哲夫氏は、筑摩書房を立て直した名編集者。
■本書は、以前、本の雑誌社から出ていた同名単行本の増補版である。図版も豊富で内容も加筆されているので、単行本所有者も買った方がよい。もちろん、未読の人で編集や出版に関心ある人は、ぜひ入手されんことを!
■本書は、以前、本の雑誌社から出ていた同名単行本の増補版である。図版も豊富で内容も加筆されているので、単行本所有者も買った方がよい。もちろん、未読の人で編集や出版に関心ある人は、ぜひ入手されんことを!