今、ドンキホーテの本は文庫本などでたくさん出ているけど、それを初心者がいきなり読んだら理解できないでしょう。巻が多く、物語のボリュームがとても多いので、読者の中には途中で読むのをやめるかもしれません。すぐギブアップするでしょう。
そんな人たちの為に用意されたのがこの本です。
簡単なあらすじや、エピソードなどがわかりやすく書かれてます。
とにかく、おもしろくて、いい本です。
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丸かじりドン・キホーテ (新潮文庫 な 36-3) 文庫 – 2002/7/1
中丸 明
(著)
ノーベル研究所発表の「史上最高の文学」で第1位! 講談調で読むセルバンテスの名著。これで、あなたもスペイン通だ!?
聖書と並ぶ世界的ロングセラーと言えば、ご存知『ドン・キホーテ』。だが、この長大な冒険譚をきちんと読んだ日本人は殆どいない。荒唐無稽な内容が災いしているせいなのか。そこで我らが中丸氏が一念発起、ダイジェストに挑戦した! サンチョ・パンサとの妄想の旅路の凄さを面白おかしく紹介しつつ、セルバンテスの目論見も丁寧に解説。スペイン旅行のガイドにも最適な爆笑読み物!
- 本の長さ445ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104101498237
- ISBN-13978-4101498232
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 445ページ
- ISBN-10 : 4101498237
- ISBN-13 : 978-4101498232
- Amazon 売れ筋ランキング: - 758,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 185位スペイン・ポルトガル文学研究
- - 269位スペイン文学
- - 2,749位その他の外国文学研究関連書籍
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人の好みなんでしょうね。おもしろくはなかった。途中ですが、やめました。
2002年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりにも有名ですが「大作」で読みきれるかな、とそちらのほうが心配で今まで読みませんでした。でもかえって得しました。面白く世界の名作を堪能できました。キャッチコピーの”講談調”もうそではありませんでした。オリジナルパートの「読み解く13の鍵」は滅法ためになりました。昔高校で勉強した世界史の復習にもなりました。チャールズ・ラムの「シェークスピア物語」ではありませんが原作に近寄りがたかった人たちへの朗報となった1冊です。
2009年12月10日に日本でレビュー済み
私は、スペインに12年半暮らした。国立マドリード大学の大学院博士課程でスペイン語学とスペイン文学を専攻した。
だが、ナポレオンのかぶっている、黒い三角帽子の治安警備隊(Guardia Civil)がドン・キホーテに出てくる聖同胞会(Santa Hermandad)の現代版組織とは知らなかった。これを知って、ドン・キホーテの読みが更に深まった。聖同胞会の人が何人もいろいろな章でドン・キホーテには登場するからだ。
実は、私は、治安警備隊の幹部に日本語を教えていた。その2人の子供たちには、英語を教えていた。スペインには、警察が4つもあるのだが、一番しっかりしているのがこの治安警備隊だ。そのため、極左組織のETAの爆弾による殺害対象にされている。
本書のドン・キホーテのダイジェストは、かなり詳細である。ストーリーだけでなく、遍歴の騎士ドン・キホーテとその従士サンチョの興味深い会話のやりとりも再現されている。岩波文庫版では六冊もある長い原作の復習教材としても最適である。時間のない人も「『まるかじりドン・キホーテ』を読めば、世界文学の最高峰の原作を読んだ気分にひたれるのだ。忙しい現代人にはピッタリの本だろうと思う。 私は、本書を拾い読みしている段階だが、中丸明氏の軽妙な語り口調の文章は気楽に読める。
しかし、そのために、著者が書いていることが「本当かな?」と疑惑も持ってしまうのだ。 下ネタが多いのには、白旗をかかげて降参するよ。
磯田譲治
だが、ナポレオンのかぶっている、黒い三角帽子の治安警備隊(Guardia Civil)がドン・キホーテに出てくる聖同胞会(Santa Hermandad)の現代版組織とは知らなかった。これを知って、ドン・キホーテの読みが更に深まった。聖同胞会の人が何人もいろいろな章でドン・キホーテには登場するからだ。
実は、私は、治安警備隊の幹部に日本語を教えていた。その2人の子供たちには、英語を教えていた。スペインには、警察が4つもあるのだが、一番しっかりしているのがこの治安警備隊だ。そのため、極左組織のETAの爆弾による殺害対象にされている。
本書のドン・キホーテのダイジェストは、かなり詳細である。ストーリーだけでなく、遍歴の騎士ドン・キホーテとその従士サンチョの興味深い会話のやりとりも再現されている。岩波文庫版では六冊もある長い原作の復習教材としても最適である。時間のない人も「『まるかじりドン・キホーテ』を読めば、世界文学の最高峰の原作を読んだ気分にひたれるのだ。忙しい現代人にはピッタリの本だろうと思う。 私は、本書を拾い読みしている段階だが、中丸明氏の軽妙な語り口調の文章は気楽に読める。
しかし、そのために、著者が書いていることが「本当かな?」と疑惑も持ってしまうのだ。 下ネタが多いのには、白旗をかかげて降参するよ。
磯田譲治
2008年5月20日に日本でレビュー済み
『ドン・キホーテ』のダイジェスト訳とスペインの時代背景の解説と
セルバンテスの伝記で構成されたお値打ちな本。
『ドン・キホーテ』なんて古臭い滑稽文学だと思っていたが、
メタ・フィクションの要素もある近代文学の開祖だったのである。
文学としてはドタバタの裏に潜む比喩を読み取るべきだろうが、
単純にギャグものとしても、現代でも通用するな。
ギャグアニメになってないの?
キチ○イと馬鹿の珍道中と思わせて、
実はサンチョ・パンサは凄い知恵の持ち主と判る、
パンサの太守時代の名奉行振りがデラ好み。
そのうち本物も読みます。
セルバンテスの伝記で構成されたお値打ちな本。
『ドン・キホーテ』なんて古臭い滑稽文学だと思っていたが、
メタ・フィクションの要素もある近代文学の開祖だったのである。
文学としてはドタバタの裏に潜む比喩を読み取るべきだろうが、
単純にギャグものとしても、現代でも通用するな。
ギャグアニメになってないの?
キチ○イと馬鹿の珍道中と思わせて、
実はサンチョ・パンサは凄い知恵の持ち主と判る、
パンサの太守時代の名奉行振りがデラ好み。
そのうち本物も読みます。