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朗読者 (新潮文庫) 文庫 – 2003/5/28
購入オプションとあわせ買い
数々の賛辞に迎えられて、ドイツでの刊行後5年間に25カ国で翻訳され、
アメリカでは200万部を超えるベストセラーに。
15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」──ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。
現代ドイツ文学の旗手による、世界中を感動させた大ベストセラー。
本文より
そのあとの何週間か、ぼくは本当にバカみたいに勉強し、進級試験に合格し、ハンナと愛し合った。まるで世界中見渡してもそれ以外に価値のあることはないみたいに。そのあとに起こったこと、当時すでにその兆候はあったものの、後になってようやく明るみに出た事柄を知っているために、こんなに悲しいのだろうか?
なぜだろう?どうして、かつてはすばらしかったできごとが、そこに醜い真実が隠されていたというだけで、回想の中でもずたずたにされてしまうのだろう。
ベルンハルト・シュリンク Schlink, Bernhard
1944年ドイツ生まれ。小説家、法律家。ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学で法律を学び、ボン大学、フンボルト大学などで教鞭をとる。1987年、『ゼルプの裁き』(共著)で作家デビュー。1995年刊行の『朗読者』は世界的ベストセラーとなり2008年に映画化された(邦題『愛を読むひと』)。他の作品に『帰郷者』(2006)、『週末』(2008)、『夏の嘘』(2010)など。2017年6月現在、ベルリンおよびニューヨークに在住。
松永美穂
1958年生まれ。早稲田大学教授。著書に『誤解でございます』など、訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(毎日出版文化賞特別賞受賞)、ジークフリート・レンツ『黙祷の時間』、へルマン・へッセ『車輪の下で』、ペーター・シュタム『誰もいないホテルで』など。
- ISBN-104102007113
- ISBN-13978-4102007112
- 出版社新潮社
- 発売日2003/5/28
- 言語日本語
- 寸法10.67 x 1.02 x 14.99 cm
- 本の長さ258ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/5/28)
- 発売日 : 2003/5/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 258ページ
- ISBN-10 : 4102007113
- ISBN-13 : 978-4102007112
- 寸法 : 10.67 x 1.02 x 14.99 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,107位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの小説について、胸にずっしんと響く文学作品だと評価しています。いい小説の見本のような内容で、美しいものを見たときの息苦しさが感じられるストーリーだと感じています。また、ヘビーで印象に残る作品として挙げられており、安堵の思いを抱かせる展開が好評です。特に、強く見える美しい女性や、映画よりも2人の愛情が深く感じるという意見があります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの小説について、胸に響く文学作品だと評価しています。いい小説の見本のような感じがあり、美しいものを見たときの息苦しさが感じられるストーリーだと好評です。また、読み応えがあり、感動的な作品だと述べています。特に、歴史的大事件に踏み込む展開と語りに感嘆し、多くのお客様が涙を流したようです。
"...DVDの印象に引っぱられてしまうのですが・・・ 勿論、物語作品的には、読んで良かった作品です。 字幕を見ながらの、鑑賞より活字を読んだ方が、じっくりと解釈できますしね。" もっと読む
"...歴史や罪の捉え方など、人間が学ぶべきものの書き方が良いのは勿論ですが、 ただ純粋に、美しいものを見たときの息苦しさが感じられるストーリーです。 恐らく私はもうこの本を手放さないでしょう。" もっと読む
"読み応えあります。印象に残る作品です。" もっと読む
"...戦争遺産、老年の生き方等、日本人が共感しやすいところが多いように思えることからか、記憶に残る作品でした。" もっと読む
お客様はこの小説について、ヘビーで印象に残る作品だと評価しています。胸にずっしんと響く文学作品であり、安堵の思いを抱かせ、いささかの夢を誘ったという声があります。また、映画とは異なる部分もいくつかありますが、不思議と違和感がないようです。
"一見強く見える美しい女性。 しかし、彼女は育った環境という自分ではどうしようもなかった要因で一般社会から忌み見下される特性を持って生きることになる。 その特性を持つことで生まれる劣等感から、自分の人生に自分で制限をかけている女性。..." もっと読む
"...映画を一度観ただけでは理解できなかったことが、こちらを読むことにより理解につながりました。映画とは異なる部分もいくつかありますが不思議と違和感はありません。映画鑑賞と読書を併用することで、より、双方の深みが増すように感じられました。" もっと読む
"読み応えあります。印象に残る作品です。" もっと読む
"...まだ15才の少年の初恋が、全編をつらぬく展開は、年配の女性読者の胸をときめかせ、安堵の思いを抱かせて、いささかの夢を誘われました! 最終的には、歴史的大事件に踏み込んでいく展開の見事さと、語りに感嘆し、納得し、久しぶりに重厚な「文学作品」にめぐまれた嬉しさにひたりました!" もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2025年4月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入どうしても読んでみたかった本です。
地方都市の書店では取り寄せになってしまい日数がかかるのですが、こういう時にAMAZONは有り難いと思います。
- 2024年10月12日に日本でレビュー済みAmazonで購入ケイト・ウィンスレット主演の映画を見てから、原著を読んでみたくなった。
映画観と本書で、ますます世界観が拡がり…泣けて泣けてしようがなかった。
「坊や…」ハンナの呼びかけがリフレインする。
- 2016年3月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入DVDビデオを観ると、ハンナに感情が行ってしまいましたが、
では、
ミヒャエルは、どうなのかと原作を読んでみましたが、
原作を読んでも
私には、ミヒャエルは、どうしてもインチキ・ゲンチャアそのものにしか
感じられなかった。
「偽りの愛」を読んだヒト(ミヒャエル)でした。
DVDを三度ほど観たあとの原作読みでしたから、どうしても
DVDの印象に引っぱられてしまうのですが・・・
勿論、物語作品的には、読んで良かった作品です。
字幕を見ながらの、鑑賞より活字を読んだ方が、じっくりと解釈できますしね。
- 2019年9月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入一見強く見える美しい女性。
しかし、彼女は育った環境という自分ではどうしようもなかった要因で一般社会から忌み見下される特性を持って生きることになる。
その特性を持つことで生まれる劣等感から、自分の人生に自分で制限をかけている女性。
強い劣等感をもっていることで、彼女は自分自身の知性や能力の高さを認識しない。
それが、自分では認識、制御できないプライドの高さを生む。
その「自分でも認識しないプライドの高さ」が、その女性に「強く美しい」という印象を与える。
また自分で強烈に認識している劣等感が「近寄りがたさ」をいう印象をつくる。
この女性の魅力はこの2つのポイントではないかと思う。
不意に、偶然に彼女の心に触れるくらい近づく存在が、この手の悲劇の語り部、もしくは主人公となる。
劣等感により制限をかけているのは「普通の幸せ」や「愛」を素直に求めることである。
普通に親に愛され、健康な体で生まれた人間なら、生まれた時から当たり前のように持っているもの。
「強く美しく」、「自立した」女性に見える彼女がそんなものを望んでいるとは周りの普通の人間は想像ができない。
また、忌み見下される特性をもった人間はそれを望めるべくもないと、それを得る努力さえしない。
だが、実際は心の奥底では狂おしいほど求めている。
彼女は語り部(主人公)にだけ、自分のその奥底の希望を垣間見せるのである。
結局、彼女はそれを手に入れることはできない。
だから悲劇なのだ。
例えば醜い獣の、自分が醜いと認識しそれでも愛を求めてしまう弱い姿を見てしまったとき。
椿姫、シーラという子、朗読者、私の感情を揺さぶる悲劇の主人公はみな外見は醜くはない。
「19世紀のフランスの貴族から見た娼婦」、「特別クラスの若い先生から見た障害児」、そして「学者の父を持つ将来有望な少年から見た○○(今作の重要な要素なので伏せます)のおばさん」。
本人が自らを「醜い存在」と判断するのは外見でなく、その特性だ。
同様のプロットも持つ悲劇が強く心を打つのは、「自分ならどうしただろう(どうしたら彼女を幸せにできただろう) 」という問いかけに明確な答えを導きだせないからだろう。
自分の無力さを認識させられるからだろう。
しかし、この感情に向き合うことが自分の人生の意味なんじゃないかとぼんやり思ってしまう。
- 2017年12月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入ナチスドイツの爪痕とそれに巻き込まれてしまった人々の深い苦悩と、
ジェネレーションギャップの問題がベースになっているので、読み進むのが
正直息苦しかったです。こういう作品に真摯に向き合うのが大切と思いつつ、
いまいち醒めている自分を意識してしまいました。
こういうのを平和ボケというのでしょうね。
- 2020年7月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入まだ最後まで読んでいません。
だけどもう、泣いてしまいそうです。
歴史や罪の捉え方など、人間が学ぶべきものの書き方が良いのは勿論ですが、
ただ純粋に、美しいものを見たときの息苦しさが感じられるストーリーです。
恐らく私はもうこの本を手放さないでしょう。
- 2021年12月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入この作品をもとに映画化された「愛を読む人」を観た後にこちらを読みました。映画を一度観ただけでは理解できなかったことが、こちらを読むことにより理解につながりました。映画とは異なる部分もいくつかありますが不思議と違和感はありません。映画鑑賞と読書を併用することで、より、双方の深みが増すように感じられました。
- 2020年9月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入読み応えあります。印象に残る作品です。