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青い鳥 (新潮文庫) 文庫 – 1960/3/22
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人が一番幸福なのは、笑ってるときじゃないのよ。
幸福の青い鳥はどこだろう? クリスマスの前夜、妖女に言いつかって青い鳥を探しに出た兄妹、チルチルとミチルの夢と冒険の物語。
クリスマスイヴ、貧しい木こりの子チルチルとミチルの部屋に醜い年寄の妖女が訪れた。「これからわたしの欲しい青い鳥を探しに行ってもらうよ」ダイヤモンドのついた魔法の帽子をもらった二人は、光や犬や猫やパンや砂糖や火や水たちとにぎやかで不思議な旅に出る。〈思い出の国〉〈幸福の花園〉〈未来の王国〉――本当の青い鳥は一体どこに? 世界中の人々に親しまれた不滅の夢幻童話劇。
幸福の青い鳥はどこだろう? クリスマスの前夜、妖女に言いつかって青い鳥を探しに出た兄妹、チルチルとミチルの夢と冒険の物語。
クリスマスイヴ、貧しい木こりの子チルチルとミチルの部屋に醜い年寄の妖女が訪れた。「これからわたしの欲しい青い鳥を探しに行ってもらうよ」ダイヤモンドのついた魔法の帽子をもらった二人は、光や犬や猫やパンや砂糖や火や水たちとにぎやかで不思議な旅に出る。〈思い出の国〉〈幸福の花園〉〈未来の王国〉――本当の青い鳥は一体どこに? 世界中の人々に親しまれた不滅の夢幻童話劇。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1960/3/22
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104102013016
- ISBN-13978-4102013014
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1960/3/22)
- 発売日 : 1960/3/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 238ページ
- ISBN-10 : 4102013016
- ISBN-13 : 978-4102013014
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3位フランスの戯曲・シナリオ
- - 995位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
童話かと思ったら、戯曲なんですな。つまり、芝居の台本。やはり舞台で見なきゃだめかなぁ?
2023年6月4日に日本でレビュー済み
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新潮文庫で読みました。大概のあらすじや結末は多くの人が知っているのに、原作を読んだ人は意外に少ないのではないか。自分がそうだからと云って決めつけるわけではないですが・・・各登場人物の台詞の含意の深さに驚かされました。「幸福は内にある」という教訓を、単に「日常生活の中にある」と解するか、「幸福というモノがあるのでなく、自分の心が決めること」と解するかによって、少し読み方が違ってくるように思いました。また、「人は自身の寿命が尽きたときでなく、他人が忘れたときに死ぬ」というのも深いと思う。
堀口大學の訳にも好感が持てました。
堀口大學の訳にも好感が持てました。
2023年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舞台のカンペだから読みづらい。内容はそんなに面白いとは思わなかったけど、伝えたいことはわかる。、
2023年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高
2022年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会の仕組みを紐解きながら、そこに人間の思想を反映させ、自然破壊などの問題提起も交えつつ、全体の話は本当の幸せとは何か?を暗示させる物語です。気がつきにくい、身の回りにある小さなな幸せについての描写の仕方、おそらく子供の時に読んだら気がつかない部分も、大人になって読むと理解が深まる部分もあり、非常に奥行きのある内容でした。ボリューム的にも多くなく、さっと読めます。
本書を読み終えて、時には一息ついて、帽子のダイアモンドを回すつもりで、自分の身の周りを冷静に見つめ直す(当たり前の大切さ、足るを知る)ことも大切だなあと、思うようになりました。
本書を読み終えて、時には一息ついて、帽子のダイアモンドを回すつもりで、自分の身の周りを冷静に見つめ直す(当たり前の大切さ、足るを知る)ことも大切だなあと、思うようになりました。
2020年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校時代にちくま評論でこのチルチルとミチルの話を知り、以来読んでみたいと思いつつも機会がなかったが、コロナ禍で時間ができ読んでみた。勝手に児童小説のようなものと捉えていたが、実際には舞台の台本のようなものであり少し怖気づいたが、読み始めてみると舞台の様子がありありと浮かんできてスムーズに世界観に浸ることが出来た。古い訳本であるが、あまり古いタッチの言葉使いではなく読みやすく良かった。話としてはやや冗長であったが、特に後半の「幸福の花園」は愛に溢れ感動的であった。一度読んでみたかったので読めて良かった。
2022年4月25日に日本でレビュー済み
世紀末美術やアール・ヌーヴォーなどをたどるとメーテルリンクの名前が出てくるので、ただの童話だと思っていた作品「青い鳥」が、実は色々と時代背景を象徴したものであることが分かりました。
第一次世界大戦前なので、平和的な雰囲気な舞台劇なのですが、金持ちの子供の隣に住むサンタも来ない貧しいチルチルとミチルはブルジョアと平民の格差社会の悲しさを訴えているし、飽食により太った幸福は、そんなブルジョアジーの空虚さを現しています。
ひたすら人間に従順なイヌと違って、ネコは他の動物たちや森の樹々たちと共に、人間たちによる自然破壊や動物虐待に大きな怒りを感じ、復讐しようとします。
人間たちがひたすら探し求めている「青い鳥」とは、決して自然と共存できる代物ではない果てのない科学文明を意味しています。
また、天上界では、これから生まれることが決まっている青い子供たちが、すでに自分達の生きる意味として人間による文明を発展させようと意欲に燃えています。中には不死を研究しようとしている子供もいます。このような子供たちが誕生して科学技術をこれ以上発展させることは決して幸福にはつながりません。
2022年の現代、生命科学として不老不死の秘密やクローンが可能になりつつあるわけですが、何か重要な事をしていると日々研究に勤しんでいる科学者たちが、100年以上前から象徴されているわけです。
さらに、万物に命が宿る様子は、何やらギリシャや古代ローマのような異教徒の世界を彷彿させますが、このあたりもアール・ヌーヴォーの流れを汲んでいると言われる所以なのでしょう。
第一次世界大戦前なので、平和的な雰囲気な舞台劇なのですが、金持ちの子供の隣に住むサンタも来ない貧しいチルチルとミチルはブルジョアと平民の格差社会の悲しさを訴えているし、飽食により太った幸福は、そんなブルジョアジーの空虚さを現しています。
ひたすら人間に従順なイヌと違って、ネコは他の動物たちや森の樹々たちと共に、人間たちによる自然破壊や動物虐待に大きな怒りを感じ、復讐しようとします。
人間たちがひたすら探し求めている「青い鳥」とは、決して自然と共存できる代物ではない果てのない科学文明を意味しています。
また、天上界では、これから生まれることが決まっている青い子供たちが、すでに自分達の生きる意味として人間による文明を発展させようと意欲に燃えています。中には不死を研究しようとしている子供もいます。このような子供たちが誕生して科学技術をこれ以上発展させることは決して幸福にはつながりません。
2022年の現代、生命科学として不老不死の秘密やクローンが可能になりつつあるわけですが、何か重要な事をしていると日々研究に勤しんでいる科学者たちが、100年以上前から象徴されているわけです。
さらに、万物に命が宿る様子は、何やらギリシャや古代ローマのような異教徒の世界を彷彿させますが、このあたりもアール・ヌーヴォーの流れを汲んでいると言われる所以なのでしょう。
2016年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戯曲・シナリオなので話(文章)が読みずらいです。
小説や童話風なのを期待していたので
別の青い鳥を買えばよかった。
でも、全部読んだけどやっぱりいい話だ。
小説や童話風なのを期待していたので
別の青い鳥を買えばよかった。
でも、全部読んだけどやっぱりいい話だ。