チェスが絡んできます。
こう書くとネタバレかな?
女性上司がいい。
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ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫) 文庫 – 2009/4/25
安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始する――。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕!
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/4/25
- ISBN-104102036113
- ISBN-13978-4102036112
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/4/25)
- 発売日 : 2009/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4102036113
- ISBN-13 : 978-4102036112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 380,792位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
率直に言ってどこが面白いのか一向に理解できなかった。
ユダヤ人問題が通奏低音として流れているのだが、ユダヤ史に知見のないわたしには理解できなかった。
ユダヤ人問題をベースにしたオルタネートヒストリーらしいのだが、上述の有様で、どこをひねってあるのか理解できなかった。
ストーリー的にはハードボイルドなのだが、読んでいて疾走感が感じられなかった。今日のノルマは50ページとか決めて、必ず読むように強い意思で進めていかないと最後まで辿り着けなかったようでは、どう転んでも面白かったとは言えなかった。
これがSF三賞のトリプルクラウンというのは、どういうことなのだろうか?
ユダヤ人問題が通奏低音として流れているのだが、ユダヤ史に知見のないわたしには理解できなかった。
ユダヤ人問題をベースにしたオルタネートヒストリーらしいのだが、上述の有様で、どこをひねってあるのか理解できなかった。
ストーリー的にはハードボイルドなのだが、読んでいて疾走感が感じられなかった。今日のノルマは50ページとか決めて、必ず読むように強い意思で進めていかないと最後まで辿り着けなかったようでは、どう転んでも面白かったとは言えなかった。
これがSF三賞のトリプルクラウンというのは、どういうことなのだろうか?
2023年4月24日に日本でレビュー済み
評価がかなり良くないので、ちょっと残念、私見を、一言です。
そもそも、SF的特異な別空間、或いは、ミステリー的起承転結。それは、残念ながら、ありませんね。
特異な環境の独自世界を作り出して、その中で蠢く人々の動きを描いています。独自の特別な世界を、堪能できれば、それなりに楽しめると思います。
そもそも、SF的特異な別空間、或いは、ミステリー的起承転結。それは、残念ながら、ありませんね。
特異な環境の独自世界を作り出して、その中で蠢く人々の動きを描いています。独自の特別な世界を、堪能できれば、それなりに楽しめると思います。
2009年4月28日に日本でレビュー済み
ピュリッツァー賞を授賞した著者による期待の新作は、
第二次世界大戦中に、アメリカがユダヤ人を受け入れ
アラスカにユダヤ人居住区が誕生した―という架空の世界を舞台にした作品。
居住区の返還が間近に迫り
続々とユダヤ人が立ち退くシトカ特別区。
そこにある安ホテルの一室で、頭を撃たれ死んでいた若者が発見された。
彼の死の真相を追究する刑事は
やがてユダヤ人社会とアメリカのの闇
全世界を巻き込む大きな陰謀を知ることになる―
デビュー作の以来、架空の設定を構築することに定評のある著者が
満を持して著したミステリー。
単なる謎解きミステリーの範疇にとどまらず
SF、政治サスペンス、ヒューマン・ドラマ、思想書、
―と、あらゆるジャンルを包括した壮大かつ荘厳な物語。
そのうえ、読者を退屈させないエンターテイメント性すら備えています。
設定がわかりにくいことに加え
人物名の覚えにくさ、遅々として進まない捜査など
物語に没頭するには時間がかかるかもしれません。
しかし一度、物語の世界へと迷い込んでしまうと
暗鬱なアラスカの空、吹きすさぶ北風、立ち並ぶ廃墟―
自分もその中にいるように感じ、
時を経つことすら忘れてしまいます。
気軽には読みにくいので、
通勤中などに読むのには不向きかもしれませんが、
じっくりと腰をすえて読むには、この上なく最適な本作。
ゴールデン・ウィークのおともとして、強くおススメします☆
第二次世界大戦中に、アメリカがユダヤ人を受け入れ
アラスカにユダヤ人居住区が誕生した―という架空の世界を舞台にした作品。
居住区の返還が間近に迫り
続々とユダヤ人が立ち退くシトカ特別区。
そこにある安ホテルの一室で、頭を撃たれ死んでいた若者が発見された。
彼の死の真相を追究する刑事は
やがてユダヤ人社会とアメリカのの闇
全世界を巻き込む大きな陰謀を知ることになる―
デビュー作の以来、架空の設定を構築することに定評のある著者が
満を持して著したミステリー。
単なる謎解きミステリーの範疇にとどまらず
SF、政治サスペンス、ヒューマン・ドラマ、思想書、
―と、あらゆるジャンルを包括した壮大かつ荘厳な物語。
そのうえ、読者を退屈させないエンターテイメント性すら備えています。
設定がわかりにくいことに加え
人物名の覚えにくさ、遅々として進まない捜査など
物語に没頭するには時間がかかるかもしれません。
しかし一度、物語の世界へと迷い込んでしまうと
暗鬱なアラスカの空、吹きすさぶ北風、立ち並ぶ廃墟―
自分もその中にいるように感じ、
時を経つことすら忘れてしまいます。
気軽には読みにくいので、
通勤中などに読むのには不向きかもしれませんが、
じっくりと腰をすえて読むには、この上なく最適な本作。
ゴールデン・ウィークのおともとして、強くおススメします☆
2010年2月26日に日本でレビュー済み
SF三冠、このミス3位、闘うベストテン3位、SFが読みたい5位と高評価だっただけに、
いやいや上巻が終わったらきっと面白くなる・・はず、
いやいや最後にきっと何かが・・・と信じて、読み進めたものの、
結局・・・面白くなーい。
歴史改変の世界観は面白いんだけど、
まったく引き込まれない小説というのも久しぶり。
もったいぶったまどろっこしい言い回しにまったく先のみえない、というか
だらだらとしたストーリー。
訳がよくないの?
ラビが一般的なのに、なぜレベって訳すの?
しかもあとがきのとってつけたような最後の段落・・・。
ただ、出てくる食べ物が妙に美味しそう。
空港のパイ屋のアップルクランブル、ヌードルプディング(ユダヤ料理?)、
ヘラジカお肉団子、ジンジャエール。
特にフィリピン風中華ドーナツ。…って本当にあるの?
いやいや上巻が終わったらきっと面白くなる・・はず、
いやいや最後にきっと何かが・・・と信じて、読み進めたものの、
結局・・・面白くなーい。
歴史改変の世界観は面白いんだけど、
まったく引き込まれない小説というのも久しぶり。
もったいぶったまどろっこしい言い回しにまったく先のみえない、というか
だらだらとしたストーリー。
訳がよくないの?
ラビが一般的なのに、なぜレベって訳すの?
しかもあとがきのとってつけたような最後の段落・・・。
ただ、出てくる食べ物が妙に美味しそう。
空港のパイ屋のアップルクランブル、ヌードルプディング(ユダヤ料理?)、
ヘラジカお肉団子、ジンジャエール。
特にフィリピン風中華ドーナツ。…って本当にあるの?
2009年5月31日に日本でレビュー済み
だが、正直読むのはしんどかった。
とにかくユダヤ、ユダヤで上巻の終わり数十ページ前まで、ストーリーはジリジリとしか
進行しない。その間ユダヤ教の何々派の伝承とか、架空の町の架空の歴史話に、脳は何度も
睡魔に襲われた。唯一殺された不思議な男の素性への興味だけが上巻を読了させてくれた。
後半主人公の一人(主人公は3人だろう)の妹殺害へと話が繋がって、ようやくテンポも
上がり、冒険小説の様な様相まで呈して、SF的結構スケールのデカイ陰謀も相まって、
それなりに楽しめた。
(このころにはユダヤの話にも免疫が出来たのか、睡魔に襲われることは無くなった。)
評価自体は星4つでも良いかとも思うが、
1.主人公3名が結構能天気な感じで、どうも結構暗い設定とマッチしていない
(というか、主人公側に肩入れしている人物はどれもユーモラスな設定がされて
いるのかもしれない。)
2.後半肝心な場面にチェスの話が出てくるのだが、良く分からん。
3.結局殺された神童の話は、本筋と。。。。また、殺した男の方の動機も。。。よく
理解出来ない。(ここは深く考える所ではないのかもしれない。SFなんだから。)
4.本筋の陰謀の方も、だからどうなんだ、と???だらけ。
本書は、要は、好き嫌いの分かれる本で、ユダヤ好きの人にはたまらんのかもしれないが、
気楽に娯楽本を探している人には向かない本ではないでしょうか。
読み終わって正直ほっとしています。
続編が有るとしても、特に読みたくは無い。
とにかくユダヤ、ユダヤで上巻の終わり数十ページ前まで、ストーリーはジリジリとしか
進行しない。その間ユダヤ教の何々派の伝承とか、架空の町の架空の歴史話に、脳は何度も
睡魔に襲われた。唯一殺された不思議な男の素性への興味だけが上巻を読了させてくれた。
後半主人公の一人(主人公は3人だろう)の妹殺害へと話が繋がって、ようやくテンポも
上がり、冒険小説の様な様相まで呈して、SF的結構スケールのデカイ陰謀も相まって、
それなりに楽しめた。
(このころにはユダヤの話にも免疫が出来たのか、睡魔に襲われることは無くなった。)
評価自体は星4つでも良いかとも思うが、
1.主人公3名が結構能天気な感じで、どうも結構暗い設定とマッチしていない
(というか、主人公側に肩入れしている人物はどれもユーモラスな設定がされて
いるのかもしれない。)
2.後半肝心な場面にチェスの話が出てくるのだが、良く分からん。
3.結局殺された神童の話は、本筋と。。。。また、殺した男の方の動機も。。。よく
理解出来ない。(ここは深く考える所ではないのかもしれない。SFなんだから。)
4.本筋の陰謀の方も、だからどうなんだ、と???だらけ。
本書は、要は、好き嫌いの分かれる本で、ユダヤ好きの人にはたまらんのかもしれないが、
気楽に娯楽本を探している人には向かない本ではないでしょうか。
読み終わって正直ほっとしています。
続編が有るとしても、特に読みたくは無い。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
SF関連賞トリプルクラウンにつられて買いました。
最初は???でしたが、先入観を捨てて、ミステリとして
読み始めると止まりません。
私はユダヤ人関連の知識が浅いので、この作品の深い所まで
読み解くまでは出来ませんでしたが、主人公であるランツマンの
生きっぷりだけで大満足です。
そして読み終える頃には、ユダヤ人問題に関して考えさせられる
ほどでした。
個人的にはランツマンの続編が読みたいですね(笑)
SF,というかミステリ好きにおすすめです。
最初は???でしたが、先入観を捨てて、ミステリとして
読み始めると止まりません。
私はユダヤ人関連の知識が浅いので、この作品の深い所まで
読み解くまでは出来ませんでしたが、主人公であるランツマンの
生きっぷりだけで大満足です。
そして読み終える頃には、ユダヤ人問題に関して考えさせられる
ほどでした。
個人的にはランツマンの続編が読みたいですね(笑)
SF,というかミステリ好きにおすすめです。
2010年2月5日に日本でレビュー済み
まだ、上巻だけしか読み終えてないけど、この小説は、歴史改変モノ、ハードボイルドミステリ好きの私には、ピッタシの小説。
イスラエルがなく、アラスカ・シトカ特別区というユダヤ人が集まっているという架空の設定のもとに、刑事があるヤク中の殺人事件を追うという話。
権力者に逆らいながらも謎を追い続けようとする孤独な主人公の刑事という設定は、まさにハードボイルド。架空の歴史設定のもとでも全くリアリティを失っていない。有り得べき歴史を想像力豊かに描くところは、歴史改変SFとしても優れている。
さらには、なじみのないユダヤ人社会の描写も、興味をそそられる。
こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった。自分のアンテナの感度不足を嘆きたくなる。下巻も楽しみ。
イスラエルがなく、アラスカ・シトカ特別区というユダヤ人が集まっているという架空の設定のもとに、刑事があるヤク中の殺人事件を追うという話。
権力者に逆らいながらも謎を追い続けようとする孤独な主人公の刑事という設定は、まさにハードボイルド。架空の歴史設定のもとでも全くリアリティを失っていない。有り得べき歴史を想像力豊かに描くところは、歴史改変SFとしても優れている。
さらには、なじみのないユダヤ人社会の描写も、興味をそそられる。
こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった。自分のアンテナの感度不足を嘆きたくなる。下巻も楽しみ。