タイトルの通り、本書は、初めてお付き合いというものをさせてもらった元彼女と古本屋デートをした時に、彼女に買ってもらった書籍で、懐かしくなって購入した。
童話作家、アンデルセンの面目躍如の想像世界が開陳される、非常に甘やかで、ファンタジックな読後感が残った。
たまには、幻想的な世界に浸りたい、心の渇いてしまった方には、おすすめの一冊。
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絵のない絵本 (新潮文庫) 文庫 – 1952/8/19
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購入オプションとあわせ買い
わたしは、貧しい絵描き。友達はいないし、窓から見えるのは、灰色の煙突ばかり。ところがある晩のこと、外をながめていたら、お月さまが声をかけてくれた……。ある時はヨーロッパの人々の喜びと悩みを語り、ある時は空想の翼にのって、インド、中国、アフリカといった異国の珍しい話にまで及ぶ。短い物語の中に温かく優しい感情と明るいユーモアが流れる、宝石箱のような名作。
- 本の長さ109ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1952/8/19
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104102055010
- ISBN-13978-4102055014
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出版社より
絵のない絵本 | おやゆび姫─アンデルセン童話集(Ⅱ)─ | アンデルセン傑作集マッチ売りの少女/人魚姫 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥319¥319 | ¥572¥572 | ¥693¥693 |
【新潮文庫】アンデルセン 作品 | 世界のすみずみを照らす月を案内役に、空想の翼に乗って遥かな国に思いを馳せ、明るいユーモアをまじえて人々の生活を語る名作。 | 孤独と絶望の淵から”童話”に人生の真実を結晶させて、人々の心の琴線にふれる多くの作品を発表したアンデルセンの童話 15 編収録。 | あまりの寒さにマッチをともして暖を取ろうとする少女。親から子へと世界中で愛される名作の中からヒロインが活躍する 15 編を厳選。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1952/8/19)
- 発売日 : 1952/8/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 109ページ
- ISBN-10 : 4102055010
- ISBN-13 : 978-4102055014
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,992位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,073位その他の外国文学研究関連書籍
- - 4,926位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
〔本レビューは永野藤夫訳注,大学書林語学文庫の『絵のない絵本』に対するものです.Amazon の商品ページでは同タイトル別エディションのものがひとまとめにされレビューも共有されてしまいますが,丸山武夫訳注の第三書房版,および角野栄子訳の小学館の絵本とは関連がありません.〕
タイトルからはわからなそうな注意点が二,三あるので,それについて.ひとつは,アンデルセンのデンマーク語原典ではなく,ドイツ語訳をもとにした対訳本であるということ.このことは先行のレビュワーのかたも示唆されているし,また見る人が見れば表紙カバーの緑色 (このシリーズではドイツ語を表す) から判別できるかもしれないが,いちおう注記しておく.
ドイツ語文の底本はよくわからない.はしがきには「アンデルセン自身が協力したドイツ語版作品集」(全 50 巻,1853–72) が言及されたあと,「現在まで多くの独訳本が行われている(本書所収のものも,その一つによった)」とある.はっきりした書誌情報はどこにも書かれておらず独訳者の名前すら不明であり,19 世紀なかばから本書出版時点までいつのものかもわからない.
そうすると次に気になるのは正書法についてだろう.この日本語版じたい 1957 年という古いものなので,本書のドイツ語には daß, Kuß, mußte のような短母音のあとのエスツェットがよく出てくる.一方で,たとえば 34 頁には Tal「谷」という語が出てくるが,これは 19 世紀には Thal とつづられていたはずのものである.
つまり本書のドイツ語は,1902 年から 1996 年のあいだに行われていた正書法 (ふつう「旧正書法」といえば現今これのこと) で書かれている.これは少しの慣れで適応できるものなので本書の価値をとりたてて落とすことではないが,念のため留意されたい.
最後の重大な注意点は,全訳でないということである.『絵のない絵本』は比較的短い作品であって,アンデルセンのほかの作品と同様, 新潮文庫の矢崎訳 , 角川文庫の川崎訳 , 岩波文庫の大畑訳 , 集英社文庫の山野辺訳 などなど多数の邦訳が出ているが,いま挙げた 4 つはどれも全訳なのに 100 ページ内外の文庫本で,その値段わずかに 308 円から 454 円のあいだである (8 % 税込,レビュー時点).
全文がそれくらい小さな本なので,121 ページの本書もおそらく全訳だろうと思いこんで買ったのだが,意外にもそうではなかった.目次によると第 4, 6, 7, 10, 12, 13, 16, 19, 26, 30 夜が欠けている.割愛の理由ははしがきでも述べられていないようでよくわからないが,せっかくなら全文を収録してほしかったものである.
タイトルからはわからなそうな注意点が二,三あるので,それについて.ひとつは,アンデルセンのデンマーク語原典ではなく,ドイツ語訳をもとにした対訳本であるということ.このことは先行のレビュワーのかたも示唆されているし,また見る人が見れば表紙カバーの緑色 (このシリーズではドイツ語を表す) から判別できるかもしれないが,いちおう注記しておく.
ドイツ語文の底本はよくわからない.はしがきには「アンデルセン自身が協力したドイツ語版作品集」(全 50 巻,1853–72) が言及されたあと,「現在まで多くの独訳本が行われている(本書所収のものも,その一つによった)」とある.はっきりした書誌情報はどこにも書かれておらず独訳者の名前すら不明であり,19 世紀なかばから本書出版時点までいつのものかもわからない.
そうすると次に気になるのは正書法についてだろう.この日本語版じたい 1957 年という古いものなので,本書のドイツ語には daß, Kuß, mußte のような短母音のあとのエスツェットがよく出てくる.一方で,たとえば 34 頁には Tal「谷」という語が出てくるが,これは 19 世紀には Thal とつづられていたはずのものである.
つまり本書のドイツ語は,1902 年から 1996 年のあいだに行われていた正書法 (ふつう「旧正書法」といえば現今これのこと) で書かれている.これは少しの慣れで適応できるものなので本書の価値をとりたてて落とすことではないが,念のため留意されたい.
最後の重大な注意点は,全訳でないということである.『絵のない絵本』は比較的短い作品であって,アンデルセンのほかの作品と同様, 新潮文庫の矢崎訳 , 角川文庫の川崎訳 , 岩波文庫の大畑訳 , 集英社文庫の山野辺訳 などなど多数の邦訳が出ているが,いま挙げた 4 つはどれも全訳なのに 100 ページ内外の文庫本で,その値段わずかに 308 円から 454 円のあいだである (8 % 税込,レビュー時点).
全文がそれくらい小さな本なので,121 ページの本書もおそらく全訳だろうと思いこんで買ったのだが,意外にもそうではなかった.目次によると第 4, 6, 7, 10, 12, 13, 16, 19, 26, 30 夜が欠けている.割愛の理由ははしがきでも述べられていないようでよくわからないが,せっかくなら全文を収録してほしかったものである.
2021年9月15日に日本でレビュー済み
期間限定のMoonlight色の文庫本で読了。
寄る辺ない画家にお月様が語る楽しい・悲しい・心温まる数々のお話。
街の片隅、砂漠の隊商、凪いだ海辺、広がる空で見つけた掌編を、ご自分の心模様に合わせて楽しんで。
こんなextremeな世界だもの、せめて一筋の光でも、支えになる。
寄る辺ない画家にお月様が語る楽しい・悲しい・心温まる数々のお話。
街の片隅、砂漠の隊商、凪いだ海辺、広がる空で見つけた掌編を、ご自分の心模様に合わせて楽しんで。
こんなextremeな世界だもの、せめて一筋の光でも、支えになる。
2012年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一話一話が短すぎてあっさり読んでしまう。
当時の人にはこれでも面白く読めたんだろうと思う(*^_^*)
当時の人にはこれでも面白く読めたんだろうと思う(*^_^*)
2011年11月25日に日本でレビュー済み
この本は日本で評価が低い「絵のない絵本」の魅力を、その最も読まれた国であるドイツにおいてその訳がどういうものであったかと言うことを体験するにおいて、最高の教材であると思う。
そもそも日本語で読むと、なにやら難解な言葉が呪文のようにならんでいるようにしか思われない文章が散見されるのだが、これがドイツ語で読むと、韻律を踏んだり、言葉のリズムを重要視したために起こった事だと言うことがよく分かる。
デンマーク語とドイツ語は言語として近いので、その雰囲気が良く出ているのだが、いかんせん日本語に訳すとき、その文章はどうしても固いものとなってしまう。
もちろん元の文章も「詩」に限り無く近いので、初読だと内容よりもそのリズムに飲み込まれていく感じの方が強い。3回ぐらい読んで日本語に戻ると、意外と内容が頭に入っていないと言う事が多々あり、そう言う意味では東大の先生が世間一般に告知するような「大学1,2年生」が読むための本では決して無い。(シュトルムやハイネですら1,2年向きとか言っている。ドイツ人のその年代が読んでちょうど良いぐらいですから、初級文法なるものを終わった人が辞書を引き引き読んだらそのおもしろさまでは頭に入らないです。文学はお勉強じゃない)
いや、もちろん内容を理解出来るという意味では読めるのだが、それでは本全体を味わい尽くすのは難しい。
具体的に言うとSchritteと言う外国人がドイツ語を勉強するための教材(それ故文学的要素は非常に低い。そこは注意)の5−6巻あたりまで授業を受けた人(急いでやっても効果がない教材なので、いやでもここまで来るのに1年以上かかる。3巻を一年で考えても2年。言語というものは一生付き合うものとして考えれば、最近の傾向である「短期間にマスターする」という考えは狂っているとしか言えない。むろん、話し言葉は短期間で覚えられるものだが。それは発音と流れを読む訓練であって、それがあって初めて文学のおもしろさが見えてくる。なぜかこの「両派」が戦っているのが現在の語学学習塾における現状だ。実際の所相互扶助関係にある。)が読むと、そのおもしろさが体に入ってくるだろう。
言葉自体は大人向けに書かれたものであり(アンデルセンは特に子供だけに向けて書くという意識はなかったようだ)グリム童話と比べて明らかに格調が高い(むろん、グリムはグリムで第7版はかなり洗練されているが。個人的にはあれは初版と第7版を読み比べて楽しむものだと思う。)ので、どの年代の人が読んでも感動を呼ぶのは間違いない。
ドイツ人が今読んでも充分に読める本である事を考えても、ドイツ語を勉強する人間がドイツ人が憧れる世界を体験しておくのは決して無駄ではない。むしろ彼らの憧憬が分かって文化への理解が深まるだろう。
若い人は何処の国でもそうしたものを喪いつつある。これを読んでドイツに行くとガッカリする部分も当然ある。だからと言ってそれが勉強から外される近年の傾向は非常に残念だ。
「合理的な文化」などこの世界には存在しない。それを確認するためにも知っておきたいアンデルセン・ワールドである。
そもそも日本語で読むと、なにやら難解な言葉が呪文のようにならんでいるようにしか思われない文章が散見されるのだが、これがドイツ語で読むと、韻律を踏んだり、言葉のリズムを重要視したために起こった事だと言うことがよく分かる。
デンマーク語とドイツ語は言語として近いので、その雰囲気が良く出ているのだが、いかんせん日本語に訳すとき、その文章はどうしても固いものとなってしまう。
もちろん元の文章も「詩」に限り無く近いので、初読だと内容よりもそのリズムに飲み込まれていく感じの方が強い。3回ぐらい読んで日本語に戻ると、意外と内容が頭に入っていないと言う事が多々あり、そう言う意味では東大の先生が世間一般に告知するような「大学1,2年生」が読むための本では決して無い。(シュトルムやハイネですら1,2年向きとか言っている。ドイツ人のその年代が読んでちょうど良いぐらいですから、初級文法なるものを終わった人が辞書を引き引き読んだらそのおもしろさまでは頭に入らないです。文学はお勉強じゃない)
いや、もちろん内容を理解出来るという意味では読めるのだが、それでは本全体を味わい尽くすのは難しい。
具体的に言うとSchritteと言う外国人がドイツ語を勉強するための教材(それ故文学的要素は非常に低い。そこは注意)の5−6巻あたりまで授業を受けた人(急いでやっても効果がない教材なので、いやでもここまで来るのに1年以上かかる。3巻を一年で考えても2年。言語というものは一生付き合うものとして考えれば、最近の傾向である「短期間にマスターする」という考えは狂っているとしか言えない。むろん、話し言葉は短期間で覚えられるものだが。それは発音と流れを読む訓練であって、それがあって初めて文学のおもしろさが見えてくる。なぜかこの「両派」が戦っているのが現在の語学学習塾における現状だ。実際の所相互扶助関係にある。)が読むと、そのおもしろさが体に入ってくるだろう。
言葉自体は大人向けに書かれたものであり(アンデルセンは特に子供だけに向けて書くという意識はなかったようだ)グリム童話と比べて明らかに格調が高い(むろん、グリムはグリムで第7版はかなり洗練されているが。個人的にはあれは初版と第7版を読み比べて楽しむものだと思う。)ので、どの年代の人が読んでも感動を呼ぶのは間違いない。
ドイツ人が今読んでも充分に読める本である事を考えても、ドイツ語を勉強する人間がドイツ人が憧れる世界を体験しておくのは決して無駄ではない。むしろ彼らの憧憬が分かって文化への理解が深まるだろう。
若い人は何処の国でもそうしたものを喪いつつある。これを読んでドイツに行くとガッカリする部分も当然ある。だからと言ってそれが勉強から外される近年の傾向は非常に残念だ。
「合理的な文化」などこの世界には存在しない。それを確認するためにも知っておきたいアンデルセン・ワールドである。