あしながおじさんの大まかな話は知っていたけど、原作を読むのは初めてでした。
ジュディの手紙のみの作品と言う事は知っていたので読む前は正直
『微妙かなぁ』と思っていたのですが、読み始めたらすぐに物語の中に引き込まれてしまいました。
手紙のみという所のせいだと思いますが、自分がジュディの友達で、ジュディに手紙を読ませてもらってる
みたいな感覚になりました。
思わず笑ってしまう手紙やおじさまに文句を言ってる手紙、その手紙に対する謝罪の手紙、ある男性と楽しい時間を過ごした時の
嬉しそうな報告、今読んでいる本や好きな服の話、好意を寄せてくれている友人の兄の話、それに対するおじさまの焦りやヤキモチ?。
どの手紙も読んでて面白くて、ジュディが今どんな気持か、ジュディがどんな女の子かを表していて、愛しい気持ちになりました。
最後にジュディがおじさまの正体を知った後に書いた手紙を読んだ時は本当に幸せな気持ちでいっぱいでした。
読み終わった後の爽やかで幸せな気持ちは凄く気持ちがよくて、この本を読んで良かったと言う気持ちにさせてくれました。
何回読み返しても楽しめて心温まる作品です。
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あしながおじさん (新潮文庫) 文庫 – 1954/12/28
お茶目で愛すべき孤児ジルーシャに突然すてきな幸福が訪れた。月に一回、学生生活を書き送る約束で、彼女を大学に入れてくれるという親切な紳士が現われたのだ。彼女はその好意にこたえて、名を明かさないその紳士を“あしながおじさん"と名づけ、日常の出来事をユーモアあふれる挿絵入りの手紙にして送りつづけるが……このあしながおじさんの正体は? 楽しい長編小説。
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1954/12/28
- ISBN-104102082018
- ISBN-13978-4102082010
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1954/12/28)
- 発売日 : 1954/12/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 221ページ
- ISBN-10 : 4102082018
- ISBN-13 : 978-4102082010
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,947位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃に読んだ物語を読み返してみると、記憶と違っていたり印象が変化していたりするものです。が、あしながおじさんに関してはあの頃感じたキラキラした言の葉より溢れ出る魅力的な文体がそのままで決して大人を失望させるものではありませんでした。書簡形式の小説は多々あれど、主人公の性格をしっかり反映させつつ当時の女子大学の模様を克明に描写、最後の最後で素敵なサプライズを提供する、エンタメ精神に溢れた作家さんの洞察力とユーモアセンスに脱帽です。恥ずかしながら続編があることを知りませんでした。そちらもなかなか…只今、拝読中ですのでそちらの感想は読み終えてから記してみたいと思います。
2016年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々と文庫本買いました。それぞれに訳が違っていてそれもまた興味を引くところです。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙が違う表紙が違う表紙が違う(>_<)
アニメの表紙ではないものが欲しかったから選んだのに
アニメの表紙ではないものが欲しかったから選んだのに
2015年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あしながおじさんと少女のやり取りが、なんだか面白い。
✉時代の現代だからなのか、アナログなすとーりーだけど新鮮さを感じました。
✉時代の現代だからなのか、アナログなすとーりーだけど新鮮さを感じました。
2009年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作とよばれるものは、決して色あせず古くささを感じさせません。
実際この『あしながおじさん』は1914年・・・、今から100年近く前に書かれたにもかかわらず
現代の私たちにも通じる点、共感できる点が沢山あります。
この作品の最たる点は「手紙形式」での手法だと思います。
このストーリーのほとんどがジュディがジャーヴィスにあてた手紙として形成されています。
なので私たちは必然的に、起きた出来事を客観的に考察しなおしたり、ジャーヴィス自身の心境を自己補完しなければならず、読み進めるうちにどんどん作品に引き込まれてしまうわけです。(とにかく想像力をかきたてられるのです!)
またこの作品の魅力の一つは恋愛小説的視点、一人の人間の成長録的視点、戦前のアメリカの社会的視点など様々な視点で読む事ができることでしょう。
恋愛小説としてみると、ジュディーが自分でも気づかぬうちにジャーヴィスを大切な存在と認識していく過程や、ジャーヴィスが温かくも独占欲丸出しでジュディーに接している点をほのぼのと感じることができます。
一人の人間の成長録として読むと、孤児院から出てまっさらなジュディがスポンジのように物事を吸収し開花していく点が興味深く読めると思います。(回を重ねる毎に、ジュディーの手紙が難しい語彙も増え知的で奥深い文章になっていくのでまたおもしろい!主人公が成長していると示したい作者の意図なのでしょうね。)
戦前のアメリカの社会を考えながら読むと、「男女平等とは?」「自由とはなにか?」「豊かさとは何か?」など思わず自問してしまいますよ。
いつ読んでも小気味よい後味のする作品です。大人にこそ読んで欲しい一冊です。
実際この『あしながおじさん』は1914年・・・、今から100年近く前に書かれたにもかかわらず
現代の私たちにも通じる点、共感できる点が沢山あります。
この作品の最たる点は「手紙形式」での手法だと思います。
このストーリーのほとんどがジュディがジャーヴィスにあてた手紙として形成されています。
なので私たちは必然的に、起きた出来事を客観的に考察しなおしたり、ジャーヴィス自身の心境を自己補完しなければならず、読み進めるうちにどんどん作品に引き込まれてしまうわけです。(とにかく想像力をかきたてられるのです!)
またこの作品の魅力の一つは恋愛小説的視点、一人の人間の成長録的視点、戦前のアメリカの社会的視点など様々な視点で読む事ができることでしょう。
恋愛小説としてみると、ジュディーが自分でも気づかぬうちにジャーヴィスを大切な存在と認識していく過程や、ジャーヴィスが温かくも独占欲丸出しでジュディーに接している点をほのぼのと感じることができます。
一人の人間の成長録として読むと、孤児院から出てまっさらなジュディがスポンジのように物事を吸収し開花していく点が興味深く読めると思います。(回を重ねる毎に、ジュディーの手紙が難しい語彙も増え知的で奥深い文章になっていくのでまたおもしろい!主人公が成長していると示したい作者の意図なのでしょうね。)
戦前のアメリカの社会を考えながら読むと、「男女平等とは?」「自由とはなにか?」「豊かさとは何か?」など思わず自問してしまいますよ。
いつ読んでも小気味よい後味のする作品です。大人にこそ読んで欲しい一冊です。
2013年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の時よく読んでいたので、懐かしく又読みたくなったのですが…女の子の一度は読んでほしい一冊ですよネ。
2015年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子ども時代に読んでおくものなのでしょうが、みんなが良いと言うものに反発して読んでいませんでした。アニメの印象強く、ストーリーは知っていたので。この年で初めてちゃんと読んでみたら、名作と言われるものは、そう言われる理由があると分かりました。これからは、まだ読んでいない「名作」を、読んでいこうと思わせた本です。