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アンの愛情: 第三赤毛のアン (新潮文庫 モ 4-3) 文庫 – 1956/5/1

4.8 5つ星のうち4.8 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1956/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1956/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 376ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4102113037
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102113035
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 5個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
到着も早くとても綺麗な商品でした。
2015年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンという人の人間性、素敵だと思います。人って人と関わって成長していくものだし、若い時に読んでいればもっと自分の人生に活かせたのではないかと思いました。
2004年5月27日に日本でレビュー済み
大学生活を謳歌するアンの様子が描かれます。
3人の親友とお目付け役のおばさんも一緒に、一軒家を借りて住むくだりなど、まさに佳境!
デパートの包装紙で包まれたような美男子の王子様や、真面目でおとなしそうだけど野性味にかけるギルバードとのドライフラワーみたいな恋愛話よりも、拾った猫に話かけるアンの表情の方がずっと生き生きしている。
頭の回転がよくて美人で華やかでお金持ちのフィリパときたら、まさに太陽の女神のよう。
初めてフィリパに出会ったくだりと、アンの黄色いドレスに一面に薔薇のつぼみを刺繍したくだりは最高。
このドレスにあこがれて、黄色いサテンのポーチに薔薇のつぼみを刺繍してみたことがあります。
結果は惨憺たるものでしたが。
またケーキやお菓子も豊富に出てきて、いろいろ想像をそそられます。
普段の衣装や家の外の様子に言及が少ないのが残念。
アンは家と教室にしか存在しないらしく、町の様子などがほとんどわからないのです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月16日に日本でレビュー済み
特別「赤毛のアン大好き〜!」と言うわけではありませんが(本当の事言うと、アンのちょっとプライドが高すぎるところが、苦手です。)テレビで「花子とアン」が始まったので、久しぶりに引っ張り出して読んで見ました。
私は実は、この「アンの愛情」がとても好きです。特に、アンとギルバートが、女性、男性としての異性の関係になりつつあり苦悩するところ、結局は二人は結ばれるのですが、そこまでの葛藤をきちんと描いているのがモンゴメリの面目躍如たる理由だと思います。あ!もう一つ!「アビリルのあがない」!(苦笑)あのエピソードも秀逸ですね!(笑)あくまで夢見がちのアンに対し、現実的な評価を与えるダイアナとハリソン氏、そしてギルバートの台詞が効いています。あのエピソード、好きだなあ・・・。

そして何より「パティの家」での共同生活の様子がとても興味深いです。特にアンはじめ、友達のステラ、プリシラ、フィリパ達がレドモンドで必死に学ぶ姿には心打たれます。勉学のシーンと言うのは美しく、こう言うきちんとした本筋が流れているのがとても安心して読める理由の一つです。

パティの家での私のお気に入りはフィリパとジェムシーナ伯母さんです。「本当なら鼻持ちならぬお嬢さん」のフィリパがとても可愛らしいです。またジェムシーナ伯母さんの発言は人生を長く生きた女性として、パティの家の母としての意味深長な言葉が多く、今読んでも何度も頷かされます。

また、最後のエピソードですが、教師として赴任し、下宿するジャネットとジョン・ダグラスと、ダグラス夫人のエピソードは今読んでも秀逸なエピソードだと思います。この本のアンの年齢に近かった20代の時は、やはりアンと同じようにジャネットに対して

「あなたはあたしなど及びもつかないほど寛大でいらっしゃるのね」

と言う言葉に同感だったのですが、今ジャネットと同じ40代になると、ジャネットがその返事にこういった言葉

「あなたもわたしくらいの年配になれば、いろいろ物の感じ方がちがってきますよ・・・・それがわたしたちが年をとるにつれて学んで行くものの一つですよ・・・・人を赦すということがね。はたちの時より四十歳の時のほうがらくにそうできるものですよ」

その気持ちが少し解る気がします。改めて読み返し「アンの愛情」は中年になってもまた魅力を発するものだなあ・・・と改めて感じました。そしてジャネットのこの言葉を、原作の英語で読んでみたいと初めて思いました。

今はこの名作を、たくさんの方が翻訳しておられますが「赤毛のアン」シリーズを読み始めた時、私が接したのはやはり村岡花子さん訳でした。(それしか手に入らなかった)ですので、今レビューを新しい「
アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ〈3〉 (新潮文庫) に書かせて頂こうと思ったのですが、レビュアーの方でお孫さん(?)による「改訳が気になった」と書いてあったので、あえてこちらの古い文庫本に書かせて頂きました。改訳が悪いとは思わないのですが、以前 チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫 ロ 1-6) を完訳版 チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫) で読んだのですが、却って昔の翻訳の趣が無くなり、私は抄訳でも昔の伊藤整さんの翻訳が好きだったので、今の文庫版は村岡花子さんだけの訳では無いのだな、と知っただけでもありがたかったです。どうしても本は、自分が最初に読んだ訳や装丁にこだわってしまうので・・・。

本当のことを申し上げると、私はこの後のアンシリーズはほとんど読んでおりません。読みかけたのですが「アンの愛情」までの興味が、他の本では感じられなかったからです。率直な私の感想で申し上げると「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの愛情」までが非常に濃密で、面白かったなと言う感じです。

村岡花子さん訳は、幼い頃から馴染んでいるのでとても読みやすいですが、今私が読みたいと思っているのは、松本侑子さん訳のアンシリーズです。彼女の訳、非常に興味があります。丁度、と言うか
アンの愛情 (集英社文庫 モ 8-3) まで出版されているので、是非読みたいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月13日に日本でレビュー済み
4年も大学へ行くというので、しょっぱなから牧歌的なアヴォンリーのおばさん連中からの非難や偏見にめげそうになるアン。モンゴメリは田舎の人々のよさと欠点を余すことなく正直に描いている。
でも都会に出てきてアンは初めての世界を知る。たとえばアヴォンリーには決していなかった、享楽的で社交家のフィリパという親友。田舎育ちとはいいつつもアンは器用にその中に溶け込み、大学生活を謳歌する。友達4人と暮らすパティの家の下宿生活は、本当にあこがれたものだ。現代の大学生から見たら、信じられないぐらいの贅沢である。
大学時代を扱ったものながら、学校での出来事や教授や学友たちとのストーリーはほとんどない。時々試験前に苦労しているくらいで、ほとんどが順調そのものなのだ。
アンの出生の地であるノヴァスコシヤに生家を訪れる場面がある。そこが泣けた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート