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雨・赤毛: モーム短篇集(I) (新潮文庫) 文庫 – 1959/9/29
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太平洋に浮かぶ島で、止まない雨が招いた不可解な出来事――。
短篇小説家としてのモームのあらゆる特徴を集約的に結晶させた一冊。
世界文学史上に永久に残る名作短篇「雨」を収録。
狂信的な布教への情熱に燃える宣教師が、任地へ向う途中、検疫のために南洋の小島に上陸する。彼はここで同じ船の船客であるいかがわしい女の教化に乗りだすが、重く間断なく降り続く雨が彼の理性をかき乱してしまう……。世界短篇小説史上の傑作といわれる「雨」のほか、浪漫的なムードとシニックな結末で読者を魅了する恋愛小説「赤毛」など、南海を舞台にした短篇3編を収録。
目次
雨
赤毛
ホノルル
解説中野好夫
本書収録「雨」より
だが雨はやむ気色もなかった。とうとう彼らは雨傘をさし、防水コートを着て出かけた。町と名のつくようなものはない。ただ官庁関係の建物が一塊りと、商店が一、二軒、そして裏手に、椰子とバナナの樹に囲まれた原住民の家が二、三軒あるばかり、目的の家は埠頭から歩いて五分ばかりのところにあった。木骨の二階家で、各階に広々としたヴェランダがついて、屋根はトタンのナマコ板で葺いてある。……(22ページ)
サマセット・モーム Maugham, William Somerset(1874-1965)
イギリスの小説家・劇作家。フランスのパリに生れるが、幼くして両親を亡くし、南イングランドの叔父のもとで育つ。ドイツのハイデルベルク大学、ロンドンの聖トマス病院付属医学校で学ぶ。医療助手の経験を描いた小説『ランベスのライザ』(1897)が注目され、作家生活に入る。1919年に発表した『月と六ペンス』は空前のベストセラーとなった代表作である。
中野好夫(1903-1985)
愛媛県松山市生れ。英文学者・評論家・翻訳家。東大英文科卒。シェイクスピアやモーム、スウィフト等の名訳で知られる。
短篇小説家としてのモームのあらゆる特徴を集約的に結晶させた一冊。
世界文学史上に永久に残る名作短篇「雨」を収録。
狂信的な布教への情熱に燃える宣教師が、任地へ向う途中、検疫のために南洋の小島に上陸する。彼はここで同じ船の船客であるいかがわしい女の教化に乗りだすが、重く間断なく降り続く雨が彼の理性をかき乱してしまう……。世界短篇小説史上の傑作といわれる「雨」のほか、浪漫的なムードとシニックな結末で読者を魅了する恋愛小説「赤毛」など、南海を舞台にした短篇3編を収録。
目次
雨
赤毛
ホノルル
解説中野好夫
本書収録「雨」より
だが雨はやむ気色もなかった。とうとう彼らは雨傘をさし、防水コートを着て出かけた。町と名のつくようなものはない。ただ官庁関係の建物が一塊りと、商店が一、二軒、そして裏手に、椰子とバナナの樹に囲まれた原住民の家が二、三軒あるばかり、目的の家は埠頭から歩いて五分ばかりのところにあった。木骨の二階家で、各階に広々としたヴェランダがついて、屋根はトタンのナマコ板で葺いてある。……(22ページ)
サマセット・モーム Maugham, William Somerset(1874-1965)
イギリスの小説家・劇作家。フランスのパリに生れるが、幼くして両親を亡くし、南イングランドの叔父のもとで育つ。ドイツのハイデルベルク大学、ロンドンの聖トマス病院付属医学校で学ぶ。医療助手の経験を描いた小説『ランベスのライザ』(1897)が注目され、作家生活に入る。1919年に発表した『月と六ペンス』は空前のベストセラーとなった代表作である。
中野好夫(1903-1985)
愛媛県松山市生れ。英文学者・評論家・翻訳家。東大英文科卒。シェイクスピアやモーム、スウィフト等の名訳で知られる。
- 本の長さ177ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1959/9/29
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-10410213008X
- ISBN-13978-4102130087
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対象商品: 雨・赤毛: モーム短篇集(I) (新潮文庫)
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雨・赤毛―モーム短篇集I― | 月と六ペンス | ジゴロとジゴレット―モーム傑作選― | 英国諜報員アシェンデン | 人間の絆(上) | 人間の絆 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.9
75
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5つ星のうち4.2
144
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5つ星のうち4.6
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【新潮文庫】サマセット・モーム 作品 | 南洋の小島で降り続く長雨に理性をかき乱されてしまう宣教師の悲劇を描く「雨」など、意表をつく結末に著者の本領が発揮された3編。 | ロンドンでの安定した仕事、温かな家庭。すべてを捨て、パリへ旅立った男が挑んだものとは──。歴史的大ベストセラーの新訳! | 『月と六ペンス』のモームは短篇の名手でもあった!ヨーロッパを舞台とした短篇八篇を収録。大人の嗜みの極致ともいえる味わい。 | 国際社会を舞台に暗躍するスパイが愛と裏切りと革命の果てに立ち現れる人間の真実を目撃する。文豪による古典エンターテイメント。 | 平凡な青年の人生を追う中で、読者は重たい問いに直面する。人生に意味はあるのかーー。世界的ベストセラーの決定的新訳。 | 『月と六ペンス』を超える感動! 結末を前にして、ページを繰る手が止まらない。世界的ベストセラーの決定的新訳版。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1959/9/29)
- 発売日 : 1959/9/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 177ページ
- ISBN-10 : 410213008X
- ISBN-13 : 978-4102130087
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 125,752位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
GOOD
2022年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モームの短編小説の特徴は、理知的な構成でしっかり落ちがあることから、とにかく面白い。
それでいて人間の心が持つ矛盾や悲哀といったものがしっかり含まれている。
モームの人間を見る目、観察眼は鋭く、それが文学的技巧で短い作品の中にあますことなく描かれていることから、読後に納得感が得られます。
本書収録の『雨』『赤毛』は、1940年(昭和15年)岩波文庫で中野好夫が訳出して発表されたもので、随分昔の訳文になります。
モームを日本に紹介した最初の作品だというから、歴史的価値のある訳文ともいえそうです。
『雨』について、中野訳は名訳と言われているそうですが、個人的には以前光文社古典新訳文庫から出版されている木村正則訳による『マウントドレイゴ卿・パーティーの前に』に収録されている『雨』の方が好みですね。
試しにちょっと引用して比較してみたいと思います。
中野訳
「『デイビッドソンさんの奥様がおっしゃいましたわ。もし私たちがいなかったら、まあ今度の旅行はどんなでしたろう、思ってもゾッと致しますわ、って』附髷を綺麗に梳き直しながら、ミセス・マクフェイルが言った。『この船の中でお交際を願いたいと存じますのはもう貴方がたお二人だけなんでございますのよって、そう奥様おっしゃいましたわ』」
木村訳
「『奥様がおっしゃってたわよ。お宅様のおかげで旅も無事に済みましたって』ヘアピースを丁寧にブラッシングしながら、マクフェイル夫人が言った。『近づきになれる人がほかにいなかったそうなの』」
木村訳は、スピード感を重視した翻訳で、スイスイ読めるのが売りで、ちょっと端折りすぎと思わないでもないですが、さすがに中野訳の「附髷を綺麗に梳き直し」との言葉は古めかしい感じがし、木村訳の「ヘアピースを丁寧にブラッシング」の方が今の言葉として自然でしょうね。
日本オリジナルのモームの短編集はいくつか出版されていますが、最初に手にするものとしては、新潮文庫から出ている『ジゴロとジゴレット』をお勧めします。金原瑞人による平成27年の翻訳で、個人的には一番バランスのとれた翻訳だと感じます。
その次にお勧めするのは、少し硬い印象もありますが、岩波文庫から出ている行方昭夫訳『モーム短編集(上)(下)』です。選ばれている短編のいずれも素晴らしく、選定眼の良さを感じさせます。
それでいて人間の心が持つ矛盾や悲哀といったものがしっかり含まれている。
モームの人間を見る目、観察眼は鋭く、それが文学的技巧で短い作品の中にあますことなく描かれていることから、読後に納得感が得られます。
本書収録の『雨』『赤毛』は、1940年(昭和15年)岩波文庫で中野好夫が訳出して発表されたもので、随分昔の訳文になります。
モームを日本に紹介した最初の作品だというから、歴史的価値のある訳文ともいえそうです。
『雨』について、中野訳は名訳と言われているそうですが、個人的には以前光文社古典新訳文庫から出版されている木村正則訳による『マウントドレイゴ卿・パーティーの前に』に収録されている『雨』の方が好みですね。
試しにちょっと引用して比較してみたいと思います。
中野訳
「『デイビッドソンさんの奥様がおっしゃいましたわ。もし私たちがいなかったら、まあ今度の旅行はどんなでしたろう、思ってもゾッと致しますわ、って』附髷を綺麗に梳き直しながら、ミセス・マクフェイルが言った。『この船の中でお交際を願いたいと存じますのはもう貴方がたお二人だけなんでございますのよって、そう奥様おっしゃいましたわ』」
木村訳
「『奥様がおっしゃってたわよ。お宅様のおかげで旅も無事に済みましたって』ヘアピースを丁寧にブラッシングしながら、マクフェイル夫人が言った。『近づきになれる人がほかにいなかったそうなの』」
木村訳は、スピード感を重視した翻訳で、スイスイ読めるのが売りで、ちょっと端折りすぎと思わないでもないですが、さすがに中野訳の「附髷を綺麗に梳き直し」との言葉は古めかしい感じがし、木村訳の「ヘアピースを丁寧にブラッシング」の方が今の言葉として自然でしょうね。
日本オリジナルのモームの短編集はいくつか出版されていますが、最初に手にするものとしては、新潮文庫から出ている『ジゴロとジゴレット』をお勧めします。金原瑞人による平成27年の翻訳で、個人的には一番バランスのとれた翻訳だと感じます。
その次にお勧めするのは、少し硬い印象もありますが、岩波文庫から出ている行方昭夫訳『モーム短編集(上)(下)』です。選ばれている短編のいずれも素晴らしく、選定眼の良さを感じさせます。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みながら、状況を頭に浮かべると、全体的にモームの作品は暗いというか、ジメジメした印象が強いのが、
私の私見です。
学のない私が意見するのは、大変申し訳ないのですが、他にいい作品は沢山あります。
私の私見です。
学のない私が意見するのは、大変申し訳ないのですが、他にいい作品は沢山あります。
2023年11月20日に日本でレビュー済み
端的に言えば宣教師と娼婦との心理的戦いだが、この場合どちらの勝利になっても、我々の多くにとっては後味の良いものではない。しかし文句なしに名作だ。
2021年5月11日に日本でレビュー済み
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作者の育った背景などが分かる小説だった。
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「雨」「赤毛」「ホノルル」収録されている短編全て読者を物語に引き込ませます。細やかな人物と情景描写、謎めいた話の展開の面白さは流石モームです。
中でも「雨」は結末が衝撃的で、振り続ける雨が宣教師の理性をも乱してしまったという、人間の弱さを皮肉的に描いた作品です。
物語の面白さを小説において最も重視したモームですが、その真骨頂が発揮された短編集です。
中でも「雨」は結末が衝撃的で、振り続ける雨が宣教師の理性をも乱してしまったという、人間の弱さを皮肉的に描いた作品です。
物語の面白さを小説において最も重視したモームですが、その真骨頂が発揮された短編集です。
2016年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モームの作品に興味を持ち何冊かまとめて注文しました。
一番楽しみにしていた名高い『雨』…新品のはずがこの一冊だけ表紙がこすれてはげてるし折り目?などがついていました。
何これ?
交換しようとしましたがこちらから送るのに送料がかかるようで何それ?
Amazonをたくさん利用してきましたが初めてのことでちょっとショックでした。
作品の内容のレビューじゃなくてすみません。
一番楽しみにしていた名高い『雨』…新品のはずがこの一冊だけ表紙がこすれてはげてるし折り目?などがついていました。
何これ?
交換しようとしましたがこちらから送るのに送料がかかるようで何それ?
Amazonをたくさん利用してきましたが初めてのことでちょっとショックでした。
作品の内容のレビューじゃなくてすみません。
2019年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作中で名前とは別に彼や誰それと呼び名が頻繁に変わるので誰が喋っているのかわからなくなったり、
訳が少し古いために漢字や表現が硬くなっているので、現代の若い人には若干読みにくい部分もあるかと思います。
雨と赤毛は情景がありありと目に浮かぶよくできた短編でしたが、
つまらなくはないけどおもしろくもない、といった内容でした。
最後に収められたホノルルは夢野久作に通ずるような不気味さもあり、
口語体のおかげで読みやすくおもしろかったです。
訳が少し古いために漢字や表現が硬くなっているので、現代の若い人には若干読みにくい部分もあるかと思います。
雨と赤毛は情景がありありと目に浮かぶよくできた短編でしたが、
つまらなくはないけどおもしろくもない、といった内容でした。
最後に収められたホノルルは夢野久作に通ずるような不気味さもあり、
口語体のおかげで読みやすくおもしろかったです。