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自負と偏見 (新潮文庫) 文庫 – 1997/8/28
高慢で鼻もちならぬ男と、それが自分の偏見だと気づいた娘に芽ばえた恋……平和な田舎町にくりひろげられる日常をユーモアで描く。
- ISBN-104102131035
- ISBN-13978-4102131039
- 出版社新潮社
- 発売日1997/8/28
- 言語日本語
- 本の長さ606ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1997/8/28)
- 発売日 : 1997/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 606ページ
- ISBN-10 : 4102131035
- ISBN-13 : 978-4102131039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 237,597位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1800年代の作品とは思えない、生き生きした文章で読み易く、面白い
2021年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先に映画を観てから本書を読みました。
映画ではわかりにくい所がよく理解出来、映画とはまた違って楽しめました。
現在にも通じる男女間の感情の思いがあり、読みごたえがあります。
映画ではわかりにくい所がよく理解出来、映画とはまた違って楽しめました。
現在にも通じる男女間の感情の思いがあり、読みごたえがあります。
2019年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中野好夫の訳は、彼の「アイヴァンホー」(ウォルター・スコット著)の翻訳が良かったものだから、ジェイン・オースティンの「自負と偏見」も読んでみた。大変素晴らしかった! スコットもそうだが、この時代の小説は最初の30ページや40ページを我慢して読み進めると、以降は俄然面白くなって止まらなくなる。中野好夫の訳は女性の言葉使いが不自然だとか、書き加えがあるのが嫌だという声もある(翻訳の勢いからか実際、原文にはない合いの手が入っている)が、それを差し引いても大変読みやすく、オースティンの「会話小説」といった独特の世界を満喫できた。今は新潮文庫には別の人の新しい訳が入っているが、ちくま文庫の中野康司の訳よりも、オースティンの世界に入り込めるし、中野好夫訳の版も復活してほしいくらいだ。オースティンの世界に入り込みたい人は中古本を求めて読むことをお薦めします。
2012年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オースティンの作品を、いろいろな訳者で読み比べている者です。まず、Sense and Sensibilityを、中公文庫の中野康司氏の訳で読んで、それからこちらを中野好夫氏の訳で読みました。問題はないのですが、90年代から2000年代に制作された映画、テレビシリーズなどでオースティンの世界を知っている読者には、少々古めかしいかと思います。中野康司氏他の訳が完璧、というわけではありませんし、この作品の他の訳は未見ですが、少なくともこちらに関しては、一番最近の映画版でエリザベス・ベネットを演じたキーラ・ナイトリーのイメージで読むと辛いと思いましたし、映像版との相関性を求める方は「古典的訳」ということだけでこちらにするより、他の新訳と読み比べて決めるのがいいかもしれません。
2016年12月4日に日本でレビュー済み
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映画を観て。。読みたくなりました。
安く手に入り嬉しいです。ありがとうございます。
安く手に入り嬉しいです。ありがとうございます。
2013年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんのレビューをみて、訳者により小説の持ち味が大きく変わるんだ、
と初めて知り大変感心しました。
その中で「自負と偏見」を選び読みました。
恐らくはオースティンの原書の力によるところが大きいのでしょうけれど、
大変読みやすく素敵な小説に出会うことができました。
昔に出版された小説では、今はほとんど使わない台詞回しなどはよくあるものなので、
私としては特に拒絶感や違和感はありませんでした(特に昔の話なので、こんなもんかなと)。
物語の内容以上にカントリーハウスなど
今まであまり関心のなかった英国の文化への興味が沸き
色々な意味で良書に出会えたなと思います。
頑張って原書にも挑戦してみたいです。
と初めて知り大変感心しました。
その中で「自負と偏見」を選び読みました。
恐らくはオースティンの原書の力によるところが大きいのでしょうけれど、
大変読みやすく素敵な小説に出会うことができました。
昔に出版された小説では、今はほとんど使わない台詞回しなどはよくあるものなので、
私としては特に拒絶感や違和感はありませんでした(特に昔の話なので、こんなもんかなと)。
物語の内容以上にカントリーハウスなど
今まであまり関心のなかった英国の文化への興味が沸き
色々な意味で良書に出会えたなと思います。
頑張って原書にも挑戦してみたいです。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
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この新潮の自負と偏見を読む前に岩波文庫の高慢と偏見を読み、引き込まれる面白さはあったのですが原書に近いのか堅苦しい言い回しに所々理解しにくい部分もありました。高慢と偏見は有名な作品ですから様々な出版社様が発行しており、その中でもレビューの高い中野好夫さんの訳を購入して途中から読み替えたのですが、語尾がどうしても気になりました。確かに分かり辛い訳は殆どありませんが、ダーシーさん等の男性にも語尾が「〜でねぇ、〜でねぇ」と連呼されるのは違和感が拭えません。どちらを先に読むかの違いかもしれませんが、相応に古い作品ですので多少堅苦しい言い回しの方が作品の時代ともマッチしていて良いような気もきます。
2011年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
邦題の「自負」の原題は「pride」。「自尊心」と訳した方が適切だと思う(本文中ではプライド、自尊心、自負を使い分けている)が、過去との柵でこうした物だろう。ロンドンの北にある田舎町のベネット家の5人姉妹の恋愛模様を通して、題名の他、矜持、嫉妬、虚栄、誠実、高慢、寛容、幸福・恋愛観、無分別、俗物根性と言った人間の心理を木目細やかに描いた作品。際立った起伏の乏しい物語であるが、作者の細い糸を紡ぐ手腕とシニカルな観察眼とで読む者を飽きさせない。特に後半、次第に題名の持つ意味が明瞭に成って行く構成は巧いと感じた。英国における所属社会階級の持つ厳しい現実も良く伝わって来る。
5人姉妹の中ではエリザベスという次女がヒロイン役。才気煥発で因習に捉われない自由闊達な性格の上、無類の読書好きとの設定は、ある程度作者自身を投影したものだろう。エリザベスなしでは、本作の精彩は著しく欠けていた様に思う。ベネット家は社会的地位・経済的状況に恵まれないとの設定になっているが、5人姉妹の中で職業に就いて自力で社会に飛び出そうとする者は誰もいない。結婚が全てである。当時の社会状況を反映したものと言えるが、作者(一生独身を通した)自身は作家として成功していたのだから、作者は初めから作中の登場人物達を冷やかに観ていたのだと思う。エリザベスが家に縛られた結婚を忌避している所にも上述の投影の姿が窺えるのではないか。
また、作中で頻繁に登場人物の"頭の良し悪し"が言及されるが、これから本作が主に女性を対象にして真の教育と独立精神の重要性を説いた一種の教養(教訓?)小説を意図した物との印象を受けた。勿論、男性に対しては揶揄が主体であろう。英国伝統の田園小説の趣きのある箇所も随所に垣間見られ、この面でも興味を唆られる。原文の諧謔味を巧く映し出している訳も良い。多角的視点で堪能出来る秀作だと思った。
5人姉妹の中ではエリザベスという次女がヒロイン役。才気煥発で因習に捉われない自由闊達な性格の上、無類の読書好きとの設定は、ある程度作者自身を投影したものだろう。エリザベスなしでは、本作の精彩は著しく欠けていた様に思う。ベネット家は社会的地位・経済的状況に恵まれないとの設定になっているが、5人姉妹の中で職業に就いて自力で社会に飛び出そうとする者は誰もいない。結婚が全てである。当時の社会状況を反映したものと言えるが、作者(一生独身を通した)自身は作家として成功していたのだから、作者は初めから作中の登場人物達を冷やかに観ていたのだと思う。エリザベスが家に縛られた結婚を忌避している所にも上述の投影の姿が窺えるのではないか。
また、作中で頻繁に登場人物の"頭の良し悪し"が言及されるが、これから本作が主に女性を対象にして真の教育と独立精神の重要性を説いた一種の教養(教訓?)小説を意図した物との印象を受けた。勿論、男性に対しては揶揄が主体であろう。英国伝統の田園小説の趣きのある箇所も随所に垣間見られ、この面でも興味を唆られる。原文の諧謔味を巧く映し出している訳も良い。多角的視点で堪能出来る秀作だと思った。