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わが思い出と冒険: コナン・ドイル自伝 (新潮文庫 B 3-10) 文庫 – 1965/8/1

4.5 5つ星のうち4.5 8個の評価

平成6年6刷の新潮復刊文庫です。使用感薄く(栞紐が未使用等)、本文・カバーとも、書き込み・折れ・ヤケ・ヨゴレ等もございません。帯無です。丁寧に発送致します。どうぞよろしく。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1965/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1965/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 415ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410213414X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102134146
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 8個の評価

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コナン・ドイル
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャーロック・ホームズの作者アーサー・コナン・ドイルは19世紀末にスコットランドに生まれ、第一次大戦後、第二次大戦以前に亡くなりました。医者でしたが、作家として成功し、また、ボーア戦争にも従軍し、第一次世界大戦では戦争を取材しました。心霊現象の研究をし、特に戦争で息子さんを亡くしてからはスピリチュアリストでした。

この本は彼による自伝であり、兄弟姉妹が多く貧乏であったため苦学生で、捕鯨船の船医として働いたり、医者として開業してからも食べていくためにいろいろ工夫して頑張ったこと、また、本が好きで暇にまかせてシャーロック・ホームズものを書いたのが、売れるようになり、実はほかにも歴史もの、SF,ホラーなども、書いていて、本人は歴史ものの方がホームズものより自分としては渾身の仕事であったことなどを話してくれています。
また、イギリスという国の立ち位置と、19世紀から20世紀にかけて、という彼の生きた時代から、国際関係についても並々ならぬ見識があり、
戦争にまつわる様々なことを取材して、論文、投稿などをしています。

彼の文章を読んでいると、彼はもともと決して裕福ではなかったので、生き抜くために実質的に必要なのは何か、ということを冷静に考え、工夫する、という価値観が、根底にあると思います。しかも賢いし、また、医者の勉強をしたので、現実的です。また、兵士であったわけですから、非常事態の判断、冷静さ、臨機応変さ、を備えています。しかも、常に事態に対し、謙虚、初心者のように真摯に取り組む素直さ、精神の健全さを持っているようです。そして、真面目に頑張る、ガッツのあるスコットランド男です。

ホームズの物語では、ワトソンが医者であるために、ワトソンがドイルであろう、という意見も聞きますが、この自伝を読んでいると、
ドイルは開業したころ、年の離れた弟と二人で暮らしていたことがあり、いろいろ工夫して二人の生活を切り開いていたのを読むと、
ドイル氏自身がホームズのような状況分析と前にぐいぐい進んでいくキャラクターが、あったように感じます。

そして、なんといっても彼の文章、ことばは、なんといいますか・・・内容をきちんと確実につづる、ちゃんと中身を把握した文章です。
つまり、魂が宿っている言葉たち、です。この世の作家という職業の人の文章の中には、その人が生きている魂が抜けちゃっているような言葉がつづられてしまっている著作も多いものです。ドイル氏の言葉は彼が毎日しっかりと実感しながら生きているその魂がこもっているので、
読んでいて楽しいし、勇気づけられ、発見もある、生き生きとした言葉たち、です。

2回結婚されていますが、奥さまには人柄としてとても恵まれたようで、(最初の奥さまは病気で他界されました)、結婚は幸せだったようで、
奥様に対する賛辞は、今の既婚者男性からなかなか聞かれるようなものではなく、このように妻を愛する結婚とは、どんなかなー、と
思うほどちょっと興味を掻き立てられる精神的つながり、です。

時代の違いはあるかもしれませんが、その真面目で素直なキャラクター、頭の良さ、行動力、生き抜こうとする気概、といったことから、
一つの一流の生き方をした人生を、この本の中に読むことが出ると思います

それから、イギリス人であるため世界情勢についてもイギリス人から見た視点が書かれているわけですが、
イギリスあるいは英語圏というものは、この世界がグローバルになっていった時代に、かなり大きな権力を握っていて、
一次期世界は、自分以外の国、大陸、土地に出向いて行って、さらにそこで事業を展開したり場合によっては戦争してぶんどってしまったり…する国と、
そうされてしまう側の、搾取される、あるいは利用される、あるいは占領される側の国、大陸、・・・の二つの立場に分けられたのであり、
大抵の発展途上地域は、彼らに利用されたのですが、
そういう意味では、日本という小さな国は、取られるでも利用されるでもなく、特殊な位置を世界の中で占めていた歴史を持つ国なんだなー、と思います。
日本人でいるとわからないけど、イギリス人から見たら、世界は大きな自分の庭、という感覚も、歴史的にはちょっとはあったと思います。
そういう日本人が見逃しがちな、特に西洋人のグローバルな歴史観、をこの本から感じることもできます。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しいとき手軽にきれいなじょうたいでお安く、早く、手に入るありがたさを感じます。
シャーロックホームズの作者に人間くささを感じ面白いと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月16日に日本でレビュー済み
アーサー・コナン・ドイルの自伝。
ドイルといえばやはりシャーロック・ホームズものの作者とすぐに思ってしまう安直な自分にとって、同じ新潮社から10冊(犬、緋色、署名、谷、冒険、帰還、思い出、事件簿、挨拶、叡智)出ているホームズものと同じく延原謙の翻訳であるという点で安心して読むことができました。ドイル=ホームズの作者という固定的な見方はどうかという向きもあることはあるのですが、実際本著の中でもドイルのことを指して「あれはシャーロック・ホームズであります」(p351)というやり取りがあるぐらいですから当時からドイル=ホームズの作者という見方は一般的すぎる事実であったことがわかります。
とはいえ、ホームズの作者としてあまりにも有名なドイルが、そのほかの面でもなかなかめざましい働きをしていることにはやはり驚かされます。晩年の彼が心霊研究に傾倒していったことは既に有名ですが、もっともっといろいろな物事についてわざわざ骨を折って奮闘するなど何かと多方面で忙しい紳士であったようです。従軍とか。選挙とか。宣伝活動とか。やはり自伝を読むにあたってはこの辺が一番面白いです。サーの称号を持つドイルはビクトリア朝時代の代表的英国紳士のひとりですから、当時の英国紳士とはかくなるものかという見方も面白いのではと思います。
ドイルは1930年に71歳で亡くなっていますが本著の最後の章に「一九二三年、三月に再び出発し・・」(p401)とあることから、60台の半ばを過ぎてから最晩年に書かれた自伝ということになります。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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