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ホテル 上 (新潮文庫 ヘ 4-1) ペーパーバック – 1974/9/1
アーサー・ヘイリー (著
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1974/9/1
- ISBN-10410214501X
- ISBN-13978-4102145012
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1974/9/1)
- 発売日 : 1974/9/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 290ページ
- ISBN-10 : 410214501X
- ISBN-13 : 978-4102145012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,654位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思ったほど経年変化しておらず、これからゆっくり楽しもうと思います。ありがとうございました。
2016年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名な作家の、有名な小説ですから、駄言を繰り広げる必要はないと思いますが、もしまだ読んでない方があったらぜひ。」と勧めたい小説です。
2018年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い小説です。ストーリーの展開はダイナミック。アーサーヘイリーの他の小説と同じく業界の内部が詳細に書かれている。しかし、出版社は翻訳者の選定を誤った。翻訳臭さが抜けない表現が散見される。物語に引き付けられているときにぎこちない表現に出会うと興覚めにだ。また、何度も読み返しても理解できないところもある。
2022年3月6日に日本でレビュー済み
読者の「かくあれかし」という秩序冀求を満たしカタルシスを得させ次へ次へとページをめくらせる、すなわちエンターテインメントに必要な要素すべてがこの『ホテル』には盛り込まれております。
葛藤対立どんでん返しミステリースリルetc、あまねく世界のおもしろき物語に必要不可欠なものを一つと余さず搭載されたこの作品は読者を興奮させ一刻も早く続きを読ませずにはおかず、凡百の誰もがわかりきった似たようなことばかり手を変え品を変え言葉を替え羅列しているだけの創作教本などより千倍も創作者の役に立つ本でもあるのでーす。下品なくらいエンタメエンタメした小説、娯楽の神髄を味わってはみませんか?
ちなみにあの筒井康隆も「傑作」と評しております。
葛藤対立どんでん返しミステリースリルetc、あまねく世界のおもしろき物語に必要不可欠なものを一つと余さず搭載されたこの作品は読者を興奮させ一刻も早く続きを読ませずにはおかず、凡百の誰もがわかりきった似たようなことばかり手を変え品を変え言葉を替え羅列しているだけの創作教本などより千倍も創作者の役に立つ本でもあるのでーす。下品なくらいエンタメエンタメした小説、娯楽の神髄を味わってはみませんか?
ちなみにあの筒井康隆も「傑作」と評しております。
2019年7月10日に日本でレビュー済み
読み始めると最後まで止められなくなる位、話に引きずり込まれます。住宅用のマンション同様、建物と附随する設備は、経年劣化するので、キチンとメンテする必要がありますね。こうした構造的な事情を背景にストーリーが展開されるところに、アーサー・ヘイリーの世界の面白さがあるように思います。
2014年11月6日に日本でレビュー済み
ニューオリンズにある老舗ホテルを舞台に、優秀ながら過去の過ちゆえこのホテルで不都合を抱えながらも健闘する主人公、両親がなくなりニューオリンズに移住しホテルの持ち主の秘書となったヒロイン(といってもいいとおもう)、人情味はあれど昔のやり方に固執し、経営に行き詰りかけているホテルの持ち主、そのホテルを買い取りチェーン化しよういう野望を持ち乗り込んでくるホテル王、その愛人、町の有力者の子弟たち、謎の宿泊客たち、一癖もふた癖もある従業員たち。彼らが織り成す人間模様と交錯するドラマが見事なエンターテイメント小説。ホテル事情は現代とはずいぶん違う姿になってしまってそういうのが古臭いという方もおられるかもしれないけど、ストーリーテリングも、各人物の魅力も、古きよきアメリカの姿やホテルのありかたも好きで、再読する作品です。
「最後の診断」も好きですが、こちらのほうが何か何度も読みたくなる魅力があるような気がします。
「最後の診断」も好きですが、こちらのほうが何か何度も読みたくなる魅力があるような気がします。
2005年3月19日に日本でレビュー済み
これは個人的にはアーサーヘイリーの作品の中ではベストかな。ニューオリンズにある伝統的なホテルの人間模様と乗っ取りに裏切りと殺人事件に恋のお話。読み始めたら最後まで止めることが出来ないほど面白い業界もの。でもちょっと話が古くて、例えばホテルの下を歩いている人に宿泊客が窓から捨てたゴミがあたって怪我をしたら法的にはホテルと通行人のどちらに非があるか等、現代のこのような一流ホテルの場合、窓は新幹線と同じで開かないですよね。といったいろいろ今では考えられない問題の数々がかえってレトロ感覚で良いと言えば良い。ただ、それらの欠点(?)を乗り越えて乗っ取りだの、ひき逃げだの、乱交パーティだの、窃盗だのの全ての断片的な話が交差して、一見何の関係もなさそうな事件や登場人物が次第に一点に集中していき最後に有名なエレベーターの大惨事が!といった風に読み出したらノンストップでやめることができない大傑作。映画やTVシリーズにもなりましたが、私は古い映画でホテルのラウンジでカーメンマクレエが、弾き語りをしていた、超渋いやつ、あれが一番好きです。いやあれが、エラフィッツジェラルドとかサラボーンじゃなくて、カーメンマクレエだってとこがかっこいいんですよね。